【激しい興奮の抑制】に関して説明してきました。
第三弾となる今回は【甘噛みが痛い】お悩みに関して・・・
そもそも犬が口を使う!特にパピーは口を使って遊ぶ!
色々と確かめる!という行為そのものは正常ですね。
問題になるのは『人の手や足に口を当てることの是非』
『口を当てた場合の噛み加減の強弱』ですね。
先の問いに関しては、口を当てる目的・・・動機が問題です。
《警戒・防衛目的で口(歯)を当てるのか?》
《遊び目的で口(歯)を当てるのか?》
これに関しては、様々な見解はありますが、Wan!One!わんだふるでは・・・
《警戒・防衛目的》はトレーニングにて修正が必要(危険を伴うので)!
《遊び目的》は、『噛み加減を抑制』すれば問題無し!の立場です。
そもそも、生まれた子犬たちは、成長過程で同腹の兄弟犬と遊びます。
遊びの中には喧嘩ごっこ!と言われる口を使った遊びも・・・
その中で強く噛みすぎると、噛まれた側のワンコが『ギャン!』と
大きな声をあげたり、威嚇の姿勢をとったり・・・抗議行動をとります。
そんな経験の中で、自然と『噛み加減が抑制』されていくんですね。
ハナちゃんの甘噛みは痛かったな〜・・・
今は、ちっとも遊んでくれないおばさんになっちゃったけど・・・
ところが・・・その経験が少ないまま家庭に迎えると・・・
『興奮癖が激しい』とか『甘噛みが痛い』というお悩みに繋がり
やすくなってしまいます。
そんな愛犬に対して、『興奮癖が激しい』は、前回のお話しのように・・・
『甘噛みが痛い!』場合は・・・飼い主が【噛み加減】を教えていかなければ
ならないんですね。
ポッキーは、甘噛みの記憶が無いな〜
いまだに人に歯を当てる場面は見たことないし・・・
その分ハナちゃんにたくさん噛み付いていたけどね!
方法は・・・遊んでいる最中に・・・口(歯)が強く(痛い)当たった!・・・
飼い主は愛犬に対して上から覆い被さるような姿勢で『痛い!』と一喝!
腹の底から、できるだけ低い声で・・・
その後、素早く立ち上がって、その場を去ってしまいます。
多くの飼い主は・・・「それやってるんですけど、効き目が無くて・・・」
答えは『迫力が足りない』からです。
自分のやり方をお見せすると・・・パピー犬の多くはひっくり返ります。
可哀想なんですけど・・・罰を使う場合は、最初のインパクトが大切。
一発で効けば、もう罰は使わなくて済みます。
『痛い!』〜立ち去り・・・の後、10秒〜20秒待ち、すぐに愛犬の元に戻って
再び遊びを再開!・・・口を当てずに遊んだり、口(歯)が当たっても緩やか
だったら『エライネ〜』『イイコ』等の褒め言葉に加え、ご褒美オヤツ。
楽しい雰囲気を作ります。
ここがポイント!
怖い・嫌だ・・・のまま終わらせるのでは無く、嬉しい・楽しい状態を作ってから
トレーニングの終了・・・
愛犬の甘噛みにお悩みの方は、是非お試しください。