JUGEMテーマ:いぬのきもち

 

*今回のテーマは、【愛犬のお困り行動】が作られる原因に光りを当てました。

 まずは概要部分ですが、大枠を理解してみましょう。

雨ばっかりだからお散歩行きたくな〜い!

ご不満があると、いつもこんな行動で

意思表示します。

 

◆А攬Ωい“お困り行動”は、どうやって作られていくのか?】
◆1:《母犬(母体)の生活環境が劣悪》
*いわゆる“パピーミル”的な環境では、仔犬の母体となる母犬が異常なストレスを受け続けて
 います。異常なストレスを受け続けることによって分泌される異常な量のストレスホルモンが
 お腹の中にいる仔犬に影響を与えてしまいます。
 そんな環境で生まれる子犬は『ストレス耐性が低くなる』研究結果も出ています。
◆2:《母犬・兄弟犬と離れる時期が早すぎる》
*「犬は犬によって犬として育てられる」・・・当たり前のことですが、犬としての基本的な
 ありようは、犬から学びます。なので、その学習期間が短すぎれば、犬同士の会話術である
 ボディランゲージの習得が未熟だったり、うまく遊べない(甘噛みが非常に痛い・すぐに
 激しく興奮する)等のお悩みを抱えます。
 日本でもやっと『8週齢規制』が適用されるようになりました(不十分ですが)。
◆3:《社会化が不十分》
*社会化のピークは、生後4週齢〜12週齢程度と言われます(社会化の詳細に関しては別項目で
 紹介します)。16週齢を過ぎると、社会化の窓が閉じ始め、新しいことに慣れるのが難しく
 なってきます。
 「うちの子は怖がりで・・・」なんてことは、ここから始まっているんです。
◆4:《犬の欲求を正しく理解出来ず、それを満たすことができていない》
*人と犬は異なる生き物です。なので、その欲求にも異なる部分があります。
 それを正しく理解し、出来うる範囲で欲求を満たす工夫が出来ていないと、愛犬に過度な
 ストレスがかかり、それに起因する『お困り行動』に発展してしまう恐れがあります。
◆5:《様々な学習の結果から生じるお困り行動》
*飼い主が抱える“お困り行動”の中には、飼い主の振るまい・行動を参考にして愛犬が
 良いことも悪いことも学習してしまうことが多くあります。そのような学習方法を
 【社会的学習】と呼び、結構多くのお悩み行動がそこから生まれています。
 愛犬の“お困り行動”を分析〜修正へと向けて取り組んでいく場合【三項随伴性】という
 考え方を用いて行動の仕組みを分析し、【古典的条件付け】【オペラント条件付け】という
 学習理論を駆使しながら修正していきます。

 

いかがでしたか?次回は、これらの中から重要な部分を掘り下げて報告していきます。

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