JUGEMテーマ:いぬのきもち

 

*さて、前回までは、犬と向かい合うための基本的な事を中心に

 考えてきました。

 今回からは、いよいよ【トレーニング実践】に触れていきます。

 まずは、パピーでも成犬でも必ず行っていく、基本的なトレーニング方法

 から触れていきます。

 

ぁА撻肇譟璽縫鵐絢汰 〜基本編〜 】
*この基本編では、具体的なお困り行動を修正していくにあたって、『飼い主と愛犬との関係を
 再構築する』『お互いのコミュニケーションツール(のようなもの)を学ぶ』ことを目的と
 しています。
 パピー犬であれ、成犬であれ、全ての飼い主と愛犬に行ってもらうトレーニングです。
 トレーニングを進める中で“オヤツ”という言葉が頻繁に出てきます。愛犬に行動を教えて
 行く場合《望ましい行動には報酬を与える》《望ましくない行動には報酬を与えない》ことが
 基本です。“オヤツ”は数ある報酬の中の一つで、最も簡単に行動を覚えさせるために有効な
 ツールと認識してください。
 日本の方には「オヤツを使ったトレーニング」=「餌で釣る」=卑しい・・・イメージを持つ方
 が見られますが、動物愛護の進んだ外国に置いては“トリーツ”という呼び方で、当たり前に
 使われています。
 ただし、トレーニングの最中にはたくさんの“オヤツ”を使うので、1回に使用する“オヤツ”
 の量は大切です。一般的な室内犬(中・小型犬)であれば、1回に使用する“オヤツ”の量
 (大きさ)は、『小指の爪の1/4程度』でしょうか?
 「お腹すいたでしょ!3時のオヤツにしようか?」と言って、ジャーキーを1本あげる!
 そのような使用目的とは全く異なるので注意してください。
ぁ1:《愛犬が飼い主に楽しく注目するために》
*飼い主が愛犬に最も覚えてもらいたい“言葉”は・・・『名前』ですね。名前を呼んだら愛犬が
 振り向く!欲を言えば、愛犬が嬉しそうにこちらに駆け寄ってくる!そんな理想のイメージを
 実現したいものです。
 もう一つ、愛犬がせっかくとった望ましい行動を即座にマークするため、“そう!それで
 いいよ!”という『褒め言葉』を確実な形で定着させたいものです。
 この二つの言葉を学習させることは、後に触れる様々なお困り行動解決に役立てることが
 できるので、是非とも覚えさせたいものです。
〈ベーストレーニング〉
イ:名前を呼び、即座にオヤツを食べさせる!
ロ:褒め言葉(ここでは「イイコ」を使います)の後、即座にオヤツを食べさせる!
 たったこれだけです。
 でも、やり方にはチョット工夫を加えて、より強力に条件付けしていきます。
 (イ)のポイントは、“名前を呼んだら即座”・・・食べるのを待つのではなく、すぐに口の中に
 放り込んじゃうぐらいのイメージで行います。これを5回〜10回!愛犬に考える暇を与えない
 くらいテンポ良く、スピーディーに行ってください。
 (イ)を5回〜10回行ったら、何も言わずしばらく愛犬の様子を伺います。すると・・・
 愛犬が「あれっ?どうしたの?」と言った感じで飼い主を見上げます。その瞬間を捕らえて
 「イイコ」と言ってオヤツ!オヤツを食べさせるポイントは(イ)と同じく、テンポ良く
 スピーディに!です。これも5回〜10回ほど行います。
 この〈ベーストレーニング〉(イ)(ロ)をワンセットにして1日2回。1ヶ月ほど続けること
 で、名前に対する反応・褒め言葉に対する反応を強化していきます。
 〈ベーストレーニング〉の学習ベースは〈古典的条件付け〉です。先行刺激にあたる
 “名前”もしくは“褒め言葉”に“オヤツ”という結果を関連づけて反応を導きます。
 関連づけた結果、『期待・喜び』という情動反応を誘い、最終的には“名前”“褒め言葉”
 のみでドーパミンが放出されるようになると考えています。

 

 いかがでしたか?とても簡単でしょ!

 でも、実はこれが出来るようになるととても便利。是非お試しください。

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