JUGEMテーマ:いぬのきもち

*前回から《トレーニング実践〜基本編》についてお話ししています。

 最も大切な【ベーストレーニング】に関してお伝えしましたが、

 今回は、【基本動作】はなぜ必要なの?〜【間違った行動をマークする】方法

 までお伝えしていきます。

 チョット長いけど、頑張って目を通してください。

ポッキー!バイバイ!・・・

基本動作を覚えると、こんな応用も出来るように・・・

こんなことが出来ると・・・本当に可愛いです!

 

ぁ2:《基本動作のトレーニング》
*これは飼い主の基本的な役割である『愛犬が人間社会で安心して安全に生活が出来るように
 ルールを教える』ことを目的に、“一定程度の行動をコントロールする!”もしくは、
 “飼い主が教え、愛犬が教わるためのコミュニケーションツールを作る”トレーニングです。
 例えば、飼い主が愛犬の排出物を処理するときに愛犬は『オスワリして待つ』とか、病院や
 ドッグカフェでは『フセをして穏やかに待てる』とか、愛犬をフリーで遊ばせている時に
 『オイデの言葉で呼び寄せることが出来るようにする』 等々 愛犬の安全・安心を担保
 するために必要と考えています。
 具体的なトレーニング方法は、別紙にて紹介しています。
 〈基本動作のトレーニング〉は、全て〈オペラント条件付け〉の【正の強化】を用います。
行動の結果⇒良いことが起きた(増えた)⇒行動の出現頻度が上がる⇒【正の強化】
「“オスワリ”の合図で“オスワリをした”ら“オヤツが貰えて嬉しい”・・・行動が強化される」
 ごく稀に、基本動作を【負の強化】で教える情報を散見します。
行動の結果⇒嫌なことが無くなった(減った)⇒行動の出現頻度が上がる⇒【負の強化】
「首輪をつかみ上に引き上げると、犬が腰を落としオスワリの体勢をとる。その瞬間に首輪を
 離し、楽にさせる」や「犬を上から押さえ込み、無理矢理フセの体勢をとらせ、その体勢を
 維持させて押さえ込みから解除する」等 目的の動作をとったら苦痛から解除することで
 その行動を強化?(強いる)する方法です。
 飼い主と愛犬との関係を(いまだに)“主・従”で捕らえる方に多く見られる発想方です。
 
 一般の家庭犬においては、“主・従”ではなく、“信頼”そして“協力・協調”の関係を
 築いていくことがベストです。そこには笑顔・癒やし・幸福がイメージされます。
 なので、愛犬のトレーニングは『飼い主も愛犬もお互いが笑顔で楽しく』進めていくために
 【正の強化】を基本的に用います。
ぁ3:《“その行動は間違っているよ”の合図》
*愛犬のトレーニングは『お互いが笑顔で楽しく』が基本ですが、『愛犬の安全・安心』を
 守るためには、必要に応じて“愛犬にとって嫌なこと”を行わなくてはならない場面が
 あります。
 室内で愛犬にとって危険なもの・・・電気コード・コンセントを囓ったり、どうしても囓られ
 たくないけど、動かせないもの・・・テーブル・ソファーを囓ったり・・・等々の行動に関して
 その行動を阻止する必要が生じます。またお散歩中の拾い食いも危険なので、阻止したい
 ことの一つです。
 本来はそのような“お困り行動”も、【正の強化】を使いながら別の行動に導いていく方法が
 望ましいと思うのですが、愛犬の危険に際しては、そんな悠長な対応はできません。
 そんな場面を想定して、あらかじめ『その行動は間違っているよ』の合図を学習させて
 おきます。
 その方法を具体例で示します。・・・「愛犬がテーブルの脚に齧り付いた」
イ:愛犬とテーブルの間に飼い主が割り込みます。
ロ:飼い主は状態を前屈みにしながらすり足で「アッアッアッ」と低いトーンで発声しながら
  愛犬を後方に追い込みます。
ハ:愛犬が(驚いて)飼い主の顔を見上げる、もしくはオスワリの体勢をとったら終了します。
 ポイントは、“前屈み”で威圧を、“低いトーンの発声”でネガティブなイメージを愛犬に
 伝えていきます。
 これは、自分(愛犬)がとった行動の直後に、嫌な状況(威圧・ネガティブ)が発生した
 ので、その行動の出現頻度が低くなる・・・【正の弱化】を用いています。
行動の結果⇒嫌なことが起きた(増えた)⇒行動の出現頻度が下がる⇒【正の弱化】
 トレーニング初期の段階では、飼い主の行動+発声を併せて合図として使いますが、慣れて
 くれば発声だけで行動を阻止することが出来るようになります。
 【正の弱化】を用いて、愛犬の行動を導いた場合、すぐに【正の強化】を用いて、別の行動
 (望ましい行動)に導いていきます。
 上記「愛犬がテーブルの脚に齧り付いた」例では・・・
 『その行動は間違っているよ』の合図で愛犬が飼い主の顔を見上げました。すぐに笑顔・
 明るい声のトーンで「イイコ」と褒めます。前に触れた〈ベーストレーニング〉がきっちり
 入っていれば、立派な報酬になります。可能であれば、オヤツの報酬を加えることで、更に
 効果を高めましょう。
 そして、“噛んで良いオモチャ(コングを有効に使うことがお奨め)”を与え「これなら
 噛んでいいんだよ!」という別の選択肢を示してあげます。
 【正の弱化】を含め、愛犬にとってネガティブな状態で行動の修正を行っていく場合、大切
 なことは“ネガティブのまま終わらせない”ことです。ネガティブなまま終わらせてしまう
 と、愛犬にとってトレーニングは苦痛になり、飼い主の笑顔にも繋がりません。
 ネガティブの後は【正の強化】等を使って、必ずポジティブ・楽しいイメージを作って
 トレーニングを終了させます。

 

如何でしたか?少しでも愛犬との生活に生かせるかな?

次回からは、更に具体的な事例を参考に・・・

まずは、《パピートレーニング》から始めたいと思います。

お楽しみに!・・・

 

 

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