JUGEMテーマ:いぬのきもち

*パピートレーニングの基本の基は!《社会化トレーニング》ですが

 それに加え、パピー時代は覚えることが盛りたくさん。

 今回は《激しい興奮》への対応に関して説明していきます。

 

ァ3:《激しい興奮への対応》
*まず認識しておかなければならないことは『仔犬は賑やかなのが当たり前!』ということ
 です。初めて世の中に出て、そこにあふれる様々な刺激に、好奇心一杯の仔犬は興味津々!
 旺盛な遊び欲求も手伝い、飼い主からすれば“てんやわんやの日常”が続くことでしょう。
 そんな中で、よく見られるのが「いきなり、何かのS/Wが入ったかのように部屋中を走り回る
 仔犬」時には奇声を発しながら走り回る姿も・・・この項目では、こんな状況に困り果てた
 飼い主に対して、実際に行ってきたアドバイス・トレーニングの具体例を加えながら説明
 していきます。
〈愛犬の生活環境を見直し、欲求を満たしてあげよう〉
*まずは、このチェックが出発点です。詳しくは前の項目【−2:愛犬の欲求を満たすために
 必要な事】を参照してください。
 遊び盛り・育ち盛りの仔犬・若犬を長時間、狭いケージ内に閉じ込めていたり、十分な散歩が
 できていなければ、欲求を満たせないために生じるストレスから、異常な興奮を示すのは
 当たり前です。
〈激しい興奮を抑制していくためには・・・〉
*愛犬が“部屋中を走り回る”行動に関して《三項随伴性》を用いて考えて見ましょう。
ケージから解放 部屋中を走り回る スッキリ!楽しかった
(先行刺激) (行動) (行動結果)
 “スッキリ・楽しかった”という行動結果に意味・報酬が与えられてしまいます。
 更に悪いことに・・・走り回る愛犬に対して、飼い主が「危ない!うるさい!止めて!」等々の
 声をかけたり、挙げ句の果ては、愛犬を追いかけ回して行動を阻止しようとしたり・・・
 これら飼い主の行動は、「愛犬に関心を向ける」「愛犬と追いかけっこをする」という愛犬に
 とって、“最大級の報酬”に繋がっている恐れがあります。
 要するに愛犬にとって部屋中を走り回る行動は、“スッキリ・楽しい”に加え“飼い主からの
 報酬”という二重の意味を持つことになります。
 さて、《三項随伴性》で考えていく場合“行動に直接アクセス”することは、ほとんど意味を
 持ちません。行動を修正していくためには、行動を誘発している『先行刺激』か、行動の
 強弱を方向付ける『行動結果』に手を加えることで、随伴する『行動』を変えていくべき
 です。
 それでは『先行刺激』を考えてみます。自由に動き回れないケージ内に“閉じ込められて”
 いる状態で、“ケージから解放”する。と・・・興奮して“部屋中を走り回る”のだから、
 閉じ込めることを止めてしまえば、“ケージから解放”という『先行刺激』が無くなるので、
 “部屋中を走り回る”という行動は随伴されないことになります。

 

*いかがですか?・・・何となくイメージわきましたか?

 でも留守番中のケージフリーは、心配で無理!なんて声が聞こえて来ます。

 じゃあどうすれば良いの?

 それは次回《激しい興奮への対応》後半でお伝えしていきます。

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