JUGEMテーマ:いぬのきもち

 

*前回は、【パピートレーニング】の中から『激しい興奮への対応』

 前半をお伝えしました。

 今回は、その続編・・・後半部分をお伝えします。

 

 「留守番の時などは心配で無理!」という声も多くあります。『先行刺激』に手を加えられ
 ないのなら『行動結果』を考えてみましょう。先にも触れたように、この『行動結果』には
 “スッキリ”と“飼い主からの報酬”という二重の意味があることを示しました。
 運動欲求を満たすために、走り回ったら“スッキリ”する・・・この結果を変えるのは・・・
 チョット難しいので後回し・・・真っ先に行うのは“飼い主からの報酬”という結果を無くす
 ことです。方法はいたって簡単“完全に無視!相手にしない”ことです。
 興奮して部屋中を走り回っている仔犬に対して「顔を見ない!声をかけない!触らない!・
 追いかけない!」とにかく、“完全無視”を徹底し“飼い主からの報酬”を無くしてしまい
 ます。このことによって、『行動結果』が持つ意味を半減させることができました。残りは
 あと半分です。
 ここで発想の転換!“走り回ればスッキリする”ので、これは変えられない・・・としたなら
 それ以外の行動に“走り回ればスッキリ”するよりも良い『行動結果』を作り、新たな行動に
 誘導していきます。
 仔犬が楽しそうに部屋中を走り回っています。でも・・・これまでとは違い、飼い主からの報酬
 (関心を向ける・追いかけっこをする)がありません。楽しさ半減・・・しばらく走り回ると
 飽きたり疲れたりして動きが止まります。そして・・・『オスワリ』の状態に・・・その瞬間を
 捕らえて『イイコ!』+オヤツの報酬。先に触れた〈ベーストレーニング〉が入っていれば
 更に効果的です。
 このようにすれば、興奮して走り回っていても“飼い主からの報酬”という、愛犬にとって
 最高に嬉しい結果は得られないが、『オスワリ(落ち着いた状態)』したら“飼い主からの
 報酬(+オヤツ)”という最高の嬉しい結果が得られるようになります。
 こんなことの繰り返しで、仔犬は“自分の行動に対する結果”を学んでいきます。
 犬(人間も)の学習の基本は《不快を避け快に向かう》でしたよね。飼い主からの”無視”
 という不快を避けて、“褒め言葉+オヤツという報酬”に向かうのは、自然なことです。
 ま〜そんなことを言っても、仔犬が楽しそうに部屋中を走り回ることを、すぐに無くすことは
 できないでしょう。ナゼ?・・・「そこに山があるから登るのさ!」・・・きっと、遊び盛りの
 子犬たちは、そんなことを口走るでしょう!
 これも仔犬を迎えた宿命の一つ!と前向きに楽しく捕らえていきましょう。そのうち経験を
 重ねれば、出現頻度は落ちますから。
 さて、《激しい興奮への対応》に関して、その方法をできるだけ詳しく示してきました。
 その理由は・・・ここに、愛犬の様々なお悩み行動に対する大切な考え方が集約されているから
 です。
 この後、示していく“愛犬のお悩み行動”への具体的な対応では・・・
イ:《望ましくない行動には(絶対に)報酬を与えない》
ロ:《望ましい行動には報酬を与える》
ハ:《望ましくない行動を望ましい行動に誘導し、それを定着させる》ということが随所に
 出てきます。
 その基本的な理由を、この項目を使って説明してきました。

 

*いかがでしたか?こんなことを参考にしていただき、賑やかすぎる仔犬を

 チョット落ち着いた仔犬に変身させてみてはいかがでしょう。

 でも、仔犬は賑やかなのが当たり前!・・・これは忘れないように・・・

 

 次回は、これもパピー時代に必ず実践したい!

 『飼い主には、どこを触られても大丈夫!』をお伝えする予定です。

 お楽しみに・・・

コメント
コメントする