JUGEMテーマ:いぬのきもち
*春の日差しが暖かさを増し、いよいよ桜も満開!
身も心もウキウキ!・・・そんな季節です。
お陰様で、日々忙しくトレーニングを行っていますが
一番大切に感じているのは【自然体】・・・かな?
《犬が犬として持っている行動をいかにして引き出して上げるか?》
迎えたばかりの仔犬が、ケージから出た途端に激しく興奮したり、
飼い主の手に甘噛みしたり、スリッパを奪って逃げ回ったり・・・
若年期から青年期に差し掛かった犬達では、
来客者やピンポンの音に吠えたり、お散歩中に激しく引っ張ったり、
他の犬に吠えかかったり・・・
飼い主が悩んでいる、こんな行動は・・・ある意味【自然な行動】だったり
ある【学習の結果】だったりします。
そこら辺を見極めたうえで・・・
『今の生活環境で、愛犬は幸せなのだろうか?』ということを問うています。
犬は【吠えるし噛むし遊びたがる動物】です。【一人ぼっちになるのは苦手】だし
【匂いを嗅ぐことは】とても重要な情報収集手段です。
それら犬が持つ欲求を、どのように満たしていけるのか?
犬と共に生活を送る上で、最も大切な条件だと思うのですが・・・
「犬は飼い主の指示に従うのが当たり前」・・・そんな古くさいカビの生えた考え方は
さっさとゴミ箱に捨てて『犬と飼い主がお互いに協力・協調し合う』そんな学びを
楽しんではいかがでしょう?
欲求が満たされていくと、行動に落ち着きが出てくるのはもちろん
表情にまで違いが出てくるものです。
そんな実感を、たくさんの飼い主に持ってもらえると嬉しいな〜
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JUGEMテーマ:いぬのきもち
*先日・・・家族ぐるみのお付き合いがある、友達が40代の若さで
他界しました。肺がんと約5年あまり闘い続けた末です。
家族の悲しみの深さは測りようがありません。でも
一生懸命前を向こうとする、言葉を聞くことができ、ひとまず
胸をなで下ろすことができました。
人は必ず死を迎えます!100%間違いなく・・・そして目の前にいる愛犬も・・・
我が家の『ハナ(柴犬)』は、3月で8歳と8ヶ月・・・『ポッキー(トイプー)』は
8歳と4ヶ月。
近頃、家では寝てばかり!・・・大好きな公園に行ってもマッタリ匂い嗅ぎに
ご執心!・・・走り回ったり、追いかけっこをする姿は、ごくまれにしか見られません。
『ハナ』『ポッキー』歳取ったな〜・・・そう声をかけたら「とーちゃんもね!」・・・
そんな目つきでこちらを見上げてきました。
このところトレーニングが忙しくて・・・一緒にいられる時間が少なくなっちゃった
けど《日々1時間(目安)×2セット》のお散歩だけは欠かさないようにしています。
それで勘弁してくれるかな?
なんとなくご不満そうな『ハナ』と『ポッキー』・・・手作りのオヤツでご機嫌を直して
もらいます。「うまい!もっと食べたい!」・・・「お散歩で一杯歩いたらもっとあげるよ!」
そんな会話?をしながら、貴重なお散歩の時間を楽しんでいます。
普通に過ごしていけば『ハナ』『ポッキー』が先に旅立ちます。
犬生も後半戦を迎えた2匹が、幸せだったよ!楽しかったよ!・・・そう感じる一生を
送れたら!せつに願っている毎日です。
コロナか・・・妙に怯えるよりも、注意しながら楽しむ方法はないんですかね。
こうしている間も、間違いなく時間は進んでいるのにね〜
人として自然に自由に・・・犬として自然に自由に・・・
自分はそう考えて毎日を過ごすことに決めています。
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JUGEMテーマ:いぬのきもち
*コロナが収まりません。日々限界を超えて奮闘していらっしゃる
医療関係者の皆さんには、言葉では言い尽くせない感謝の思いで
一杯です。
その一方・・・あい変わらず、生活弱者への思いやりが不足している
ように感じてしまう今日この頃です。
今月お店を守れるかな?・・・今週ちゃんとご飯が食べられるかな?・・・
今日をどう生きよう?・・・そんな人達にとっては、今の騒動はどのように
映っているのだろう?・・・そんな思いも抱いてしまいます。
*弱者と言えば・・・コロナで自宅にいる時間が増えたことから
愛犬を迎入れる家庭が増えているようです。
確かに、昨年8月頃からのご依頼で、パピートレーニングの割合が
急増しました。
迎入れた愛犬達は、飼い主の存在なしに生きることができません。
飼い主が必要な面倒を見て、色々なことを教えなければ、愛犬達は
人間社会で安心して安全に生きられないのです。
そんなわけで、愛犬は弱者なんですね。
仔犬から迎入れた愛犬には、間違いなく社会化トレーニングが必要です。
その方法を間違ったり、社会化そのものを理解しないで育った愛犬は、将来的に
愛犬自身に過度のストレスがかかったり、飼い主にも大きな負担になる可能性が
あります。
愛犬の一生を通して、楽しく笑顔で生活していくためには正しい知識と
それを実践していく行動力が必要です。
こんな時期だから、積極的にトレーニングに伺います!とは言いにくいのですが
ご依頼があれば伺います。今現在も十数件のご家族様と、マンツーマンで
トレーニング中ですから・・・
寒さに負けず!たくさんのワンコさん達と、そのご家族様と
楽しく笑顔でトレーニング中です!
コロナは時期を選ばない!のと同じように、社会化期は待ってくれません。
愛犬の、特に仔犬の育て方に不安のある方は、是非とも信頼できるトレーナーさんに
相談してください。
また、自分のブログでも社会化に関するテーマは、数多く載っています。
それらを参考にして頂いて、愛犬との生活を笑顔溢れるものにしていただきたい。
こんな時期だからこそ、更に強く思ってしまいます。
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JUGEMテーマ:いぬのきもち
*さて【パピートレーニング編】もいよいよ大詰めです。
前回は『咥えている物を放す』・・・必要以上の執着心を抱かせない方法を・・・
今回は“掃除機やドライヤー”等、『突然大きな音をだす怪獣?』への
慣らしかたをお伝えします。
ただ今掃除中!なんですが・・・同じ格好でスヤスヤ・・・
もう少し緊張感があっても良いんじゃないですかね〜!
〈掃除機やドライヤーに馴れさせよう〉 | ||||||
*愛犬を迎えてから、結構困ってしまうのが“掃除機に向かってくる愛犬”への対処です。 | ||||||
特に換毛期に毛が生え替わる犬種を迎えた場合、飼い主の悩みの種になることも・・・ | ||||||
「いきなり大きな音を立てて動き回る怪物」に警戒・恐怖を感じるのは、犬として当たり前! | ||||||
なので、まだ警戒心・恐怖心が未発達な《社会化期》から“怪物”に慣らしておくことが | ||||||
賢明な策です。以下に、その手順を示していきます。 | ||||||
イ:掃除機を部屋に置き、その周りにオヤツを置いておきます。愛犬が寄って来てオヤツを | ||||||
食べたら『イイコ』と褒めてあげましょう。慣れてきたら、オヤツを掃除機の上に置いて | ||||||
更に、掃除機に対する警戒心を解いていきます。 | ||||||
ロ:置いてある掃除機に慣れてきたら、次は電源を入れずに掃除機を動かします。最初は | ||||||
チョット持ち上げて、すぐに下に降ろす。愛犬がおとなしく見ていたら『イイコ』と | ||||||
褒めてオヤツをあげましょう。徐々に動かす範囲を広げていき、最終的には電源を入れずに | ||||||
掃除機をかける仕草まで持っていきます。レベルを上げるたびに、褒め言葉とオヤツを | ||||||
忘れずに! | ||||||
ハ:次はいよいよ電源を入れます。最初は掃除機を置いたまま。S/WをONにして音が出たら | ||||||
すぐにOFF!『イイコ』の褒め言葉とオヤツ!・・・徐々に掃除機を動かさない状態で、音を | ||||||
出す時間を延ばしていきます。こちらも、電源をOFFにした瞬間の褒め言葉とオヤツを忘れ | ||||||
ないように。 | ||||||
二:最終段階です。実際に電源を入れて掃除機を動かします。最初は短時間!焦らずに徐々に | ||||||
時間を延ばしていきます。おとなしくできている愛犬に『イイコ』の褒め言葉とオヤツを | ||||||
あげましょう。最初は頻繁に報酬を与えて、徐々に報酬を与える感覚を延ばしていきます。 | ||||||
最終的には、一通り掃除が終わってから『イイコ』とオヤツで大丈夫です。 | ||||||
掃除機に慣らすトレーニング方法を示しましたが、「いきなり大きな音をたてる怪物」は | ||||||
他にもいますね。特にお手入れで使うドライヤーは“音に加え風”まで。 | ||||||
でも落ち着いて考えてください。ベースにある考え方は《嫌なことを嬉しいことに置換える | ||||||
(ま〜我慢を覚えてもらうことかな?)》ことです。掃除機に慣らす方法を理解すれば | ||||||
ドライヤーに慣らすトレーニングは一手間加えるだけ。風に慣らせば良いことが理解できると | ||||||
思います。このようにして、愛犬にとって様々な“嫌なこと”を“嬉しいこと”に置換える。 | ||||||
人間である飼い主が知恵を絞る場面です。 | ||||||
『フロアモップにまとわりついて困っています』 | ||||||
*これは“警戒・恐怖”ではなく(その場合もありますが)、“動く物を追いかける”遊びの | ||||||
要素が強いです。実は・・・これの方が、止めるのは難しい!・・・なにせ、遊びという無邪気な | ||||||
行為ですから、一方的に叱るのも可哀想!・・・ | ||||||
だったら発想の転換。「モップをかける時間は、愛犬のハウストレーニングに使う」 | ||||||
ことにします。 | ||||||
基本的には愛犬を「長時間ケージ内に閉じ込めておく」ことには反対の立場ですが、車での | ||||||
長時間の移動や、まさかの避難生活等を考慮すると、一定時間ハウス内で過ごすトレーニング | ||||||
は必要です。なので“モップをかける時間”は“ハウストレーニング”に使いましょう。 | ||||||
モップと同時に『モップ遊びより価値の高いオヤツ』を準備して、愛犬をハウスに誘導します。 | ||||||
一定時間ハウス内で落ち着いて過ごさせるために、コングの使用がお奨めです。 | ||||||
愛犬をハウスに誘導出来たら、モップをかけます。この時間はハウストレーニングですから | ||||||
原則を忘れずに・・・愛犬が騒ごうが何しようが、愛犬に関心を向けないこと。 | ||||||
モップかけが終わり、愛犬が興奮していない状態で解放!ハウストレーニングも終了します。 |
*いかがでしたか?これにて【パピートレーニング編】は終了になります。
愛犬との生活に少しでも役立てて頂ければ幸いです。
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JUGEMテーマ:いぬのきもち
*さて、パピートレーニング編も後半をむかえました。
前回は《飼い主様にはどこを触られても大丈夫!》の練習方法
でしたが、今回は《咥えている物を放す!》・・・お散歩中の拾い食い防止や
応用の仕方によって、フードアグレッシブの予防にもなるので
参考にしてください。
ただ今《パピートレーニング》が大賑わい!
今の時期にたくさん勉強しちゃうと、後がとっても楽ちんです!
〈咥えているものを出すトレーニング〉 | ||||||
*まずは“執着心があまり強くないオモチャ”から始めるのが良いでしょう。 | ||||||
片手にオヤツ・・・(愛犬が咥えている物より価値が高いと思われる物!これが大切です)・・・ | ||||||
を持ち、オモチャを咥えている愛犬に近づきます。愛犬にオヤツを提示すれば、愛犬はオヤツ | ||||||
を食べるためにオモチャを口から離します。その瞬間を捕らえて『イイコ』の褒め言葉+ | ||||||
オヤツ!すぐにオモチャを愛犬に返します。これも大切!すぐに返すことで「飼い主にオモ | ||||||
チャ(という限られた資源)を取られてしまうわけではない」ことを学習させます。 | ||||||
“オヤツとオモチャの交換”に成功したら、その前に「チョウダイ!」とか「ハナセ!」等の | ||||||
合図を出します(合図は一つに決めてください)。その後、上段と同じ練習。 | ||||||
最後は、「チョウダイ」という合図を出し、愛犬が咥えていたオモチャを自ら離すのを待ち | ||||||
ます。見事に口からオモチャを離したら『イイコ』と褒め言葉をかけ、オモチャを取り上げた | ||||||
後にオヤツをあげます。 | ||||||
徐々に“愛犬にとって価値が高い物”を咥えた状態で同じ練習を行います。 | ||||||
『愛犬がご飯を食べている時、側に近づくと唸る・吠える・噛む等の攻撃的な行動を取る』 | ||||||
*食事中の愛犬に飼い主が近づく、もしくは、フードボールを片づけようとすると“唸る・ | ||||||
吠える”というお話しを聞くことがあります。これは一般的に『フードアグレッシブ』と | ||||||
言われる、飼い主から見た愛犬のお困り行動の一つです。 | ||||||
多くの生き物が“限られた資源を巡って争う”のは、生き残るための本能に刻み込まれた | ||||||
ものであり、愛犬が犬として見せるその行動には不自然さはありません。 | ||||||
とは言え・・・犬同士で争うのならまだしも、飼い主との関係で争う必要性がナゼ発生してしまっ | ||||||
ているのか?先の〈咥えているものを出すトレーニング〉では、「飼い主と愛犬との間で | ||||||
オモチャを競合しない」ように注意しています。例えば、愛犬が大好きなオモチャで遊んで | ||||||
いる時・・・一方的にオモチャを愛犬から取り上げてしまったら、愛犬は何を学習するでしょう? | ||||||
「ボクの大好きなオモチャを、ママも大好きなんだ!次は取られないようにしなくっちゃ!」 | ||||||
仮にそんな学習を積んでいたとしたら・・・大好きなオモチャを飼い主に取られないように行動 | ||||||
することは不思議なことではありません。それをもっと大切な資源である“ご飯”に置換え | ||||||
たら・・・飼い主の意図しないところで、そんな【社会的学習】が進んでしまっていることも | ||||||
考えられます。 | ||||||
更に悪いことに“唸ったり・吠えたり”した愛犬に「飼い主に唸るなんて、上下関係が出来て | ||||||
いない」とか言って、強く叱ったり、大きな音を出して驚かせたり・・・挙げ句の果てに体罰を | ||||||
加えたり・・・古いしつけ本や、間違ったネット情報等を参考にしてしまい、そんな対処をした | ||||||
飼い主の話も聞きます。 | ||||||
愛犬からすれば、(望ましくない)【社会的学習】の結果「ママに大切なご飯を取り上げられ | ||||||
たくない」という意思表示で唸っただけなのに、大好きなママから大きな声・音で脅かされ、 | ||||||
しまいには手でぶたれてしまった!・・・どうして???混乱の極みです。そんな愛犬は、 | ||||||
“ご飯を取られたくない”という学習に加え、ママ(飼い主)の手や足、更にママの接近に | ||||||
警戒・恐怖を関連づけ、“防衛目的の攻撃行動(威嚇噛み・本気咬み)”に発展してしまう | ||||||
ことさえあります。 | ||||||
『フードアグレッシブ』が、成犬になって出てしまった場合、多くの場面で“飼い主と愛犬 | ||||||
との信頼関係が崩れてしまっている”ことが見受けられます。なので、その行動を修正する | ||||||
ためには“行動修正と平行して信頼関係の再構築”を図る必要があり、それなりの時間が | ||||||
必要になります(簡単に収まる場合もありますが・・・)。 | ||||||
この項は【パピートレーニング】の実践編で、〈咥えているものを出す〉トレーニング方法を | ||||||
述べてきました。そのポイントは“愛犬に必要以上の執着心を持たせないこと”そのために | ||||||
“取り上げたオモチャはすぐに返す”・・・飼い主はオモチャを欲しがっているわけではない | ||||||
ことを愛犬に教えます。これを進化させれば“オヤツやご飯”にも応用できます。 | ||||||
【パピートレーニング】の中に、このような要素を入れておけば、本能に刻まれている《執着》 | ||||||
を元にしたお困り行動の予防になるわけです。 | ||||||
ちなみに、『フードアグレッシブ』の予防方法は、とても簡単。 | ||||||
イ:ご飯を手であげる。 | ||||||
ロ:少量のご飯をフードボールに入れ、愛犬に食べさせる・・・そこに飼い主が手でご飯を追加 | ||||||
していく。途中でフードボールを手にとって、ご飯を追加するのも効果的です。 | ||||||
ハ:コングにご飯を詰めて与える。ご飯を食べ終わったら、少量のオヤツを入れてオモチャと | ||||||
して再度与えれば、愛犬の喜びは倍増します。 | ||||||
その他にも考えつくことはあると思います。要は、飼い主の接近・飼い主の手は《愛犬に | ||||||
とって喜びの合図》にしたいのです。パピーの時からこのようなトレーニングを入れることは | ||||||
もちろんですが、成犬にも使えるトレーニングです。是非お試しください。 |
*いかがでしたか?・・・愛犬は、飼い主の思わぬ所でも様々な学習を積んでしまします。
パピー時代からこんな予防措置を講じておくと、成犬になってからがとても楽に
なりますよ。
次回は【パピートレーニング編】では最後になる『突然大きな音を出す怪獣』への
馴化練習に関して触れていきます。
]]>JUGEMテーマ:いぬのきもち
*前回まで《激しい興奮》に関して説明しました。ここには愛犬に物事を
教えるうえで重要なことが示されているのでチェックしてくださいね。
今回からは、愛犬の健康管理等に必要だけど・・・愛犬にとっては嫌なこと!
これをストレス無く受け入れさせるための方法を考えて行きます。
?−4:《飼い主には“どこを触られても大丈夫”》 | ||||||
*愛犬の健康を維持していくためには、様々な“お手入れ”が必要になります。 | ||||||
また、拾い食いやイタズラで口にしてはいけない・危険なものを口から取り上げることも | ||||||
必要だし、掃除機やドライヤーの音に過剰反応させないことも教えていきたいことです。 | ||||||
飼い主(人間側)からすれば、お手入れや、危険なものを取り上げることは「愛犬のため」 | ||||||
ですが、愛犬からすれば、ほぼ全てのことが嫌なことであり「なんでそんなことをするの?」 | ||||||
という抗議の対象でしょう。こんな所にも、人と犬が衝突する要因があるんです。 | ||||||
これらのことが深刻な事態にならないよう、仔犬の時からトレーニングを進めます。 | ||||||
ポイントは・・・《嫌なことを嬉しいことに置換える(ま〜我慢を覚えてもらうかな?)》こと | ||||||
です。 | ||||||
〈足の裏・耳・口の中等を触っても大丈夫にする〉 | ||||||
*最初のトレーニングは、愛犬をいきなり小脇に抱っこしちゃいます。最初はジタバタする | ||||||
かも知れませんが、しばらくすればおとなしくなります(もちろん最初からおとなしい場合も | ||||||
あります)。おとなしくなったら、すぐに降ろして『イイコ』の褒め言葉にプラスして | ||||||
オヤツをあげます。 | ||||||
ちなみに・・・「犬は抱っこされたり撫でられることが好き!」だと勘違いしている飼い主を | ||||||
多く見かけます。一般的に犬は・・・というか動物全般は“抱きかかえられる=捕獲に繋がる” | ||||||
ので苦手です。また、社会化の質・量の関係から、人の手に好意を持てない場合もあります。 | ||||||
愛犬に対する愛情表現のつもりで、愛犬を抱っこしたり、「イイコだね〜!可愛いね!」と | ||||||
言って撫でていることが、愛犬にとっては“罰”になってしまっていることがあるので | ||||||
要注意です。 | ||||||
さて、小脇に抱えて抱っこ ⇒ すぐに降ろして“報酬”・・・ができたら、次は・・・抱っこして | ||||||
肉球を触ってみましょう。最初は1本触ったらすぐに降ろして“報酬”・・・2本触って、降ろ | ||||||
して“報酬”・・・最終的には、4本全てをタオル等で拭く(散歩帰りをイメージ)ところまで | ||||||
持っていきます。 | ||||||
肉球が拭けるようになったら、次は耳、最初は表面を触ってから降ろして“報酬”!慣れて | ||||||
きたら耳の内側も触っていきます。耳の後は目の周り・・・次は口の中、歯を触らせるトレー | ||||||
ニングを進めていきます。 | ||||||
抱っこして出来るようになったら、座った状態でもできるようにします。 | ||||||
ポイントになるのは、『落ち着いた心理状態(飼い主が)・堂々とした態度』で臨むこと。 | ||||||
また、『一つ一つの工程を焦らずゆっくり進め、確実に報酬を与える』ことです。 | ||||||
愛犬は飼い主の態度を敏感に察し、怖がる必要がない!と感じ、「嫌なことだけど我慢すれば | ||||||
良いことが起こるのね」と、学習していきます。 |
*いかがでしたか?少しは参考になっていますか?
パピー時代には、覚えさせることがたくさんあります。でもここをうまく乗り切れば
後は楽ちん!頑張って覚えましょう。
次回は、咥えている物を上手に取り出す方法を考えて行きます。
お楽しみに。
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JUGEMテーマ:いぬのきもち
*前回は、【パピートレーニング】の中から『激しい興奮への対応』
前半をお伝えしました。
今回は、その続編・・・後半部分をお伝えします。
「留守番の時などは心配で無理!」という声も多くあります。『先行刺激』に手を加えられ | ||||||
ないのなら『行動結果』を考えてみましょう。先にも触れたように、この『行動結果』には | ||||||
“スッキリ”と“飼い主からの報酬”という二重の意味があることを示しました。 | ||||||
運動欲求を満たすために、走り回ったら“スッキリ”する・・・この結果を変えるのは・・・ | ||||||
チョット難しいので後回し・・・真っ先に行うのは“飼い主からの報酬”という結果を無くす | ||||||
ことです。方法はいたって簡単“完全に無視!相手にしない”ことです。 | ||||||
興奮して部屋中を走り回っている仔犬に対して「顔を見ない!声をかけない!触らない!・ | ||||||
追いかけない!」とにかく、“完全無視”を徹底し“飼い主からの報酬”を無くしてしまい | ||||||
ます。このことによって、『行動結果』が持つ意味を半減させることができました。残りは | ||||||
あと半分です。 | ||||||
ここで発想の転換!“走り回ればスッキリする”ので、これは変えられない・・・としたなら | ||||||
それ以外の行動に“走り回ればスッキリ”するよりも良い『行動結果』を作り、新たな行動に | ||||||
誘導していきます。 | ||||||
仔犬が楽しそうに部屋中を走り回っています。でも・・・これまでとは違い、飼い主からの報酬 | ||||||
(関心を向ける・追いかけっこをする)がありません。楽しさ半減・・・しばらく走り回ると | ||||||
飽きたり疲れたりして動きが止まります。そして・・・『オスワリ』の状態に・・・その瞬間を | ||||||
捕らえて『イイコ!』+オヤツの報酬。先に触れた〈ベーストレーニング〉が入っていれば | ||||||
更に効果的です。 | ||||||
このようにすれば、興奮して走り回っていても“飼い主からの報酬”という、愛犬にとって | ||||||
最高に嬉しい結果は得られないが、『オスワリ(落ち着いた状態)』したら“飼い主からの | ||||||
報酬(+オヤツ)”という最高の嬉しい結果が得られるようになります。 | ||||||
こんなことの繰り返しで、仔犬は“自分の行動に対する結果”を学んでいきます。 | ||||||
犬(人間も)の学習の基本は《不快を避け快に向かう》でしたよね。飼い主からの”無視” | ||||||
という不快を避けて、“褒め言葉+オヤツという報酬”に向かうのは、自然なことです。 | ||||||
ま〜そんなことを言っても、仔犬が楽しそうに部屋中を走り回ることを、すぐに無くすことは | ||||||
できないでしょう。ナゼ?・・・「そこに山があるから登るのさ!」・・・きっと、遊び盛りの | ||||||
子犬たちは、そんなことを口走るでしょう! | ||||||
これも仔犬を迎えた宿命の一つ!と前向きに楽しく捕らえていきましょう。そのうち経験を | ||||||
重ねれば、出現頻度は落ちますから。 | ||||||
さて、《激しい興奮への対応》に関して、その方法をできるだけ詳しく示してきました。 | ||||||
その理由は・・・ここに、愛犬の様々なお悩み行動に対する大切な考え方が集約されているから | ||||||
です。 | ||||||
この後、示していく“愛犬のお悩み行動”への具体的な対応では・・・ | ||||||
イ:《望ましくない行動には(絶対に)報酬を与えない》 | ||||||
ロ:《望ましい行動には報酬を与える》 | ||||||
ハ:《望ましくない行動を望ましい行動に誘導し、それを定着させる》ということが随所に | ||||||
出てきます。 | ||||||
その基本的な理由を、この項目を使って説明してきました。 |
*いかがでしたか?こんなことを参考にしていただき、賑やかすぎる仔犬を
チョット落ち着いた仔犬に変身させてみてはいかがでしょう。
でも、仔犬は賑やかなのが当たり前!・・・これは忘れないように・・・
次回は、これもパピー時代に必ず実践したい!
『飼い主には、どこを触られても大丈夫!』をお伝えする予定です。
お楽しみに・・・
]]>JUGEMテーマ:いぬのきもち
*パピートレーニングの基本の基は!《社会化トレーニング》ですが
それに加え、パピー時代は覚えることが盛りたくさん。
今回は《激しい興奮》への対応に関して説明していきます。
?−3:《激しい興奮への対応》 | ||||||
*まず認識しておかなければならないことは『仔犬は賑やかなのが当たり前!』ということ | ||||||
です。初めて世の中に出て、そこにあふれる様々な刺激に、好奇心一杯の仔犬は興味津々! | ||||||
旺盛な遊び欲求も手伝い、飼い主からすれば“てんやわんやの日常”が続くことでしょう。 | ||||||
そんな中で、よく見られるのが「いきなり、何かのS/Wが入ったかのように部屋中を走り回る | ||||||
仔犬」時には奇声を発しながら走り回る姿も・・・この項目では、こんな状況に困り果てた | ||||||
飼い主に対して、実際に行ってきたアドバイス・トレーニングの具体例を加えながら説明 | ||||||
していきます。 | ||||||
〈愛犬の生活環境を見直し、欲求を満たしてあげよう〉 | ||||||
*まずは、このチェックが出発点です。詳しくは前の項目【?−2:愛犬の欲求を満たすために | ||||||
必要な事】を参照してください。 | ||||||
遊び盛り・育ち盛りの仔犬・若犬を長時間、狭いケージ内に閉じ込めていたり、十分な散歩が | ||||||
できていなければ、欲求を満たせないために生じるストレスから、異常な興奮を示すのは | ||||||
当たり前です。 | ||||||
〈激しい興奮を抑制していくためには・・・〉 | ||||||
*愛犬が“部屋中を走り回る”行動に関して《三項随伴性》を用いて考えて見ましょう。 | ||||||
ケージから解放 | 部屋中を走り回る | スッキリ!楽しかった | ||||
(先行刺激) | (行動) | (行動結果) | ||||
“スッキリ・楽しかった”という行動結果に意味・報酬が与えられてしまいます。 | ||||||
更に悪いことに・・・走り回る愛犬に対して、飼い主が「危ない!うるさい!止めて!」等々の | ||||||
声をかけたり、挙げ句の果ては、愛犬を追いかけ回して行動を阻止しようとしたり・・・ | ||||||
これら飼い主の行動は、「愛犬に関心を向ける」「愛犬と追いかけっこをする」という愛犬に | ||||||
とって、“最大級の報酬”に繋がっている恐れがあります。 | ||||||
要するに愛犬にとって部屋中を走り回る行動は、“スッキリ・楽しい”に加え“飼い主からの | ||||||
報酬”という二重の意味を持つことになります。 | ||||||
さて、《三項随伴性》で考えていく場合“行動に直接アクセス”することは、ほとんど意味を | ||||||
持ちません。行動を修正していくためには、行動を誘発している『先行刺激』か、行動の | ||||||
強弱を方向付ける『行動結果』に手を加えることで、随伴する『行動』を変えていくべき | ||||||
です。 | ||||||
それでは『先行刺激』を考えてみます。自由に動き回れないケージ内に“閉じ込められて” | ||||||
いる状態で、“ケージから解放”する。と・・・興奮して“部屋中を走り回る”のだから、 | ||||||
閉じ込めることを止めてしまえば、“ケージから解放”という『先行刺激』が無くなるので、 | ||||||
“部屋中を走り回る”という行動は随伴されないことになります。 |
*いかがですか?・・・何となくイメージわきましたか?
でも留守番中のケージフリーは、心配で無理!なんて声が聞こえて来ます。
じゃあどうすれば良いの?
それは次回《激しい興奮への対応》後半でお伝えしていきます。
]]>JUGEMテーマ:いぬのきもち
*前回までは《パピートレーニング》のうち《トイレトレーニング》
に関して触れていきました。
今回からは、《パピートレーニング》の中でも、とても多くの
お悩みである《甘噛み》に関して触れていきます。
「とーちゃん!ソファーに乗っても良いですか?」
テーブルの下からのぞき込んで許可を得ようとする
『柴犬ハナ』・・・もちろん「イイヨ〜」の合図で
一緒のスペースを共有しました。
?−2:《甘噛みへの対応》 | ||||||
*犬が“噛む”という行為に及ぶのには、幾つかの動機があります。 | ||||||
パピー時代によく見られる“遊び目的”の噛み行動と、警戒・恐怖心に基づく“防衛目的”の | ||||||
噛み行動。また、本能に内在する“狩猟目的”の噛み行動は、それぞれの動機を見極めた上で | ||||||
対応策を考えていく必要があります。 | ||||||
また、パピー時代の“遊び目的”の噛み行動に対しても、「将来的に噛み癖が付いてしまう | ||||||
ので、人の手や足に歯を当てさせることは止めさせるべき」と考える人や「噛む力加減を | ||||||
学べないと、万が一の時に大きな事故に繋がる可能性があるので、噛み加減の抑制を教える | ||||||
べき」と考える人もいます。 | ||||||
これまでの経験・学びの中から、「噛み行動に関しては、それぞれの動機に合せた対策が必要 | ||||||
であり、パピー犬の“遊び目的”に対しては、《させない》のではなく《加減の抑制》に | ||||||
重きを置いたトレーニングが必要」と考えています。 | ||||||
(アメリカの著名な獣医師であり動物行動学者である“イアン・ダンバー博士”の著書 他を | ||||||
参考にしています) | ||||||
〈甘噛み(遊び目的)への対応〉 | ||||||
*甘噛みの抑制が効いていない原因は、主に『母犬・兄弟犬と引き離される時期が早すぎた』 | ||||||
ところにあると思います。要は、兄弟犬との遊びの中で噛む力加減を学べていなかった! | ||||||
ということです(上記:【愛犬のお困り行動はどうやって作られていくのか】参照)。 | ||||||
なので、兄弟犬(母犬)に替わり、飼い主が“噛む力加減を教えていく”ことが必要です。 | ||||||
遊びが大好きなパピー犬と遊びます!・・・口を使い・・・歯が当たる・・・興奮してその力が強く | ||||||
なった瞬間に『愛犬に覆い被さるような姿勢をとり、腹の底からできるだけ低い声で“痛い” | ||||||
と一喝』・・・素早く立ち上がって愛犬に背を向けてしまいます。 | ||||||
10〜20秒ほど、そのまま愛犬を無視したら、振り向いて遊びを続けます。大切なのは | ||||||
一喝されて“ビックリ!怖い!”まま終わらせるのでは無く、“楽しい”イメージを残して | ||||||
終わりにすること。 | ||||||
この〈甘噛みの対応『噛む力加減を教えていく』〉トレーニングでは【正の弱化】を用いて | ||||||
います。【正の弱化】を使ったトレーニング【その行動は間違っているよの合図】でも | ||||||
示したように、トレーニングはネガティブで終わらせずに、必ずポジティブな状態にして | ||||||
から終わらせることが鉄則。楽しく遊びを再開して、簡単な合図・・・例えば『オスワリ』を | ||||||
させて『イイコ!』と褒めてオヤツをあげる・・・【正の強化】で締めくくりましょう。 | ||||||
〈「痛い!」「ダメ!」と言っても改善しないんですけど・・・〉 | ||||||
*《甘噛みの対応》をお話ししていると、ほぼ全ての飼い主様から言われる言葉です。 | ||||||
その答えは簡単で・・・『単なる迫力不足』です。 | ||||||
実際にその様子をお見せすると・・・飼い主が驚くだけでなく、愛犬はひっくり返ってビックリ | ||||||
することも。 | ||||||
多く見られる失敗例は、人と話をする常識的な声の大きさ・トーンで注意を促したり、 | ||||||
声を出すと同時に手を引っ込めたり、手を振ってしまったり・・・最悪なのは「痛い!止めて」 | ||||||
と言って逃げ出してしまったり・・・ | ||||||
どれも、愛犬からすれば“楽しい遊び”=“報酬”になってしまっています。自分(愛犬)が | ||||||
とった行動に対して報酬が得られれば・・・【正の強化】になり《痛い甘噛み》という行動は | ||||||
強化されてしまいます。 | ||||||
緊急事態以外では滅多に使わない“罰を加えるトレーニング”では、最初のインパクトと | ||||||
愛犬に誤解されない行動が重要です。 |
*いかがでしたか?・・・《甘噛み》の噛み加減抑制に関しては、なんと言っても
迫力が大切!一度やったら、もう二度とやりたくない方法ですけどね。
次回は、これもお悩み事として多い《異常な興奮》に関して触れていきます。
お楽しみに!
]]>JUGEMテーマ:いぬのきもち
*前回は《パピートレーニング》のうち、最初に覚えてもらいたい
『トイレトレーニングの基本』をお伝えしました。
今回は、『トイレトレーニング』の最中に、飼い主様からいただいた
幾つかのご質問と、その答えについてお伝えしていきます。
*《トイレトレーニング》の最後に、“こんな時はどうすればいいの?”等、の質問に対し、 | ||||||
実際にお話しした事例をいくつか紹介しておきます。参考にしてください。 | ||||||
『コングをうまく活用するためには?』 | ||||||
*コングの中に食べ物を詰め、愛犬に与えれば、コングは報酬としてとても便利に使えます。 | ||||||
コングの奥に入った食べ物は、簡単に取り出せないので、愛犬は舐めたり囓ったり・・・ | ||||||
取り出すことに必死になり、体力・知力を使うのと同時に噛む欲求も満たされます。 | ||||||
ナゼか?・・・愛犬にご飯をあげるとき“フードボール(お皿)”を使うことがほとんどですね? | ||||||
理由は?・・・分りませんね!何となく!でしょうか?・・・ | ||||||
“フードボール”ではなく“コング”でご飯をあげれば、愛犬は“コング”が大好きになり、 | ||||||
トイレトレーニング・ハウストレーニング・留守番トレーニング等々に大活躍します。 | ||||||
目的に併せ複数の“コング”をうまく使い分けることで、トレーニングにはもちろん、愛犬の | ||||||
ストレス発散にも役立ちます。パピーの頃から、是非とも“好き”にさせたい一品です。 | ||||||
『トイレを失敗したらどうすれば良いの?』 | ||||||
*トイレトレーニングに失敗はつきものです。失敗したものをかたづける際は“落ち着いて | ||||||
黙々と処理をする”こと。慌てて「ダメじゃな〜い!」とか言いながら処理をすると、 | ||||||
愛犬は「飼い主様が楽しんでいる」と勘違いしてしまう恐れがあります。また本気で叱ったり | ||||||
すると、「トイレをすると飼い主に叱られる」と学習してしまい、飼い主の見えない所で | ||||||
トイレをしてしまう可能性も・・・ | ||||||
トイレの失敗には、報酬(慌てて声をかける)も罰(本気で叱る)用いません。 | ||||||
あくまでも黙々と、愛犬に関心を示さずに処理しましょう(これ自体が罰になることもあり | ||||||
ます)。 | ||||||
『トイレシートを噛んじゃうんですけど・・・』 | ||||||
*トイレトレーニングで、最も多い困り事です。基本的な解決方法を言えば、愛犬の“遊びたい | ||||||
・運動したい・噛みたい欲求を満たしてあげること”なのですが、それをやっても、中々 | ||||||
うまくいかないことも事実です。 | ||||||
トイレシートを噛んだら《その行動は間違っているよ!》の合図を送り、その行動を止めたら | ||||||
噛んで良いオモチャ(コング)に誘導する方法もあります。が・・・留守番時に事件も・・・ | ||||||
最終手段は“トイレトレー”の活用です。最終的には無駄になること覚悟で、複数(3〜4個) | ||||||
用意して、それをトイレシートに見立ててトレーニングを行います。 | ||||||
『愛犬の活動スペースには要注意』 | ||||||
*トイレトレーニングのステップアップや、室内フリーに向けた最終段階に向かうまでの過程で、 | ||||||
愛犬の活動スペースに、愛犬にとって危険なものは置かない!が鉄則です。 | ||||||
特に感電事故の可能性がある、電気コードは要注意。カバーをかぶせたり、ペットフェンスで | ||||||
ガードしたり、最悪でもコンセントを抜いて通電させない等の対応をします。 | ||||||
厳しいことを言えば、愛犬が噛んではいけないものを噛んでイタズラをするのは、噛んでは | ||||||
いけないものを教えられていない、もしくは、愛犬の届くところに置いてしまっている | ||||||
飼い主の責任です。 | ||||||
愛犬は飼い主、飼い主家族の匂いが付いているものが大好きです。大好きなものは口に咥え | ||||||
カジカジ!その被害に遭う代表は・・・靴・スリッパ・靴下・・・“噛んではいけないもの”と | ||||||
教えるのも良いのですが、古くなったものは「愛犬にオモチャとしてあげちゃう!」という | ||||||
発想の転換もありです。 | ||||||
愛犬が必死に食らいつき、バラバラにする様子に、「犬としての真の姿を見る」こともでき、 | ||||||
楽しい発見にもつながります。 |
*いかがでしたか?
《トイレトレーニング》成功の秘訣は、トイレ成功の回数を増やすことです。
色々工夫して、楽しく成功させることも、飼い主様の腕次第ですね。
次回は、《パピーのお悩み》で『トイレ』の次に多い・・・『甘噛み』に関して
触れていきます。どうぞお楽しみに。
]]>JUGEMテーマ:いぬのきもち
*前回は、パピーでも成犬でも必ず行う【トレーニング実践〜基本編〜】を
お伝えしてきました。今回からは、カテゴリーを区分していきます。
その第一弾は【パピートレーニング編】です。
?:【トレーニング実践 〜パピートレーニング編〜 】 | ||||||
*【パピートレーニング】において、最も大切なことは《社会化トレーニング》です。 | ||||||
極端な話し、これさへ十分に行っておけば(社会化)その他のことは後回しにしても良い! | ||||||
ぐらいの位置づけです。 | ||||||
《社会化トレーニング》に関しては、前項で触れていますので、ここでは“それ以外で | ||||||
パピーの時期に行っておいた方が良い”トレーニングの実践について触れていきます。 | ||||||
?−1:《ケージ内での過ごし方〜トイレトレーニング》 | ||||||
*愛犬の生活スペースは、最終的に飼い主様と同じ・・・いわゆる“室内フリー”を目指したい | ||||||
ものです。が・・・迎入れたばかりのパピーを、いきなり“室内フリー”にするのは飼い主及び | ||||||
愛犬にとっても、様々なストレス要因になりかねません。 | ||||||
なので、パピー犬を迎入れ、必要なことを学ばせながら、徐々に愛犬の活動スペースを広げ | ||||||
ていく方法を考えていきます。 | ||||||
〈ケージ内の環境整備〉 | ||||||
*ケージの大きさですが・・・縦60〜120cm・横200〜300cm程度の広さを確保します。 | ||||||
ケージ内の片隅にクレートもしくは愛犬用のベッド等、愛犬がくつろぐスペースを確保。 | ||||||
(移動や緊急避難時に対応しやすくするために、クレートを用いた方が将来的に楽です) | ||||||
水飲み場は、くつろぐスペースのそばに設置します。 | ||||||
問題のトイレスペースは・・・くつろぐスペースの対極、最も離れた場所をゴールとして目指し | ||||||
ます。 | ||||||
トイレトレーニング成功の秘訣は、『どれだけ多く成功させられるか?』です。なのでトレー | ||||||
ニングの初期段階では“成功させるための工夫”として、できるだけ広いスペースにトイレ | ||||||
シートを敷き詰めてしまいましょう(ケージ内の半分以上)。 | ||||||
最初、何も分らない愛犬にとって、水分を吸収しそうな場所は、トイレと認識してしまう恐れ | ||||||
があります。なので、フカフカのカーペット・絨毯の上に(そばに)トイレスペースを設ける | ||||||
ことは避けましょう。 | ||||||
同時に、愛犬が楽しめるような“噛んで遊ぶオモチャ”を用意します。お奨めはコング! | ||||||
ただしコングをそのまま与えても、愛犬はたいして喜ばないので、愛犬がコングを好きになる | ||||||
ように工夫してから与えます。その他、噛んで良いオモチャを幾つか準備すると良いでしょう。 | ||||||
〈トイレトレーニングの手順〉 | ||||||
*愛犬をパピーから迎えた場合、愛犬の初期の生活はケージ内が中心になります。 | ||||||
もちろん、迎入れた愛犬に、室内を散策させたり、一緒に遊んだりすることは構いませんが、 | ||||||
長時間それを放置すれば、室内のどこかに粗相を・・・ | ||||||
そんな事故を防ぐために、概ねの目安として「2時間ルール」を設けてみます。トイレを | ||||||
済ませたら、2時間ほどはフリーでOK!2時間経過したらケージに入れてトイレを済ませる | ||||||
まで、扉を閉めておきます。 | ||||||
愛犬をケージに入れる際、無理矢理連れて行くと“ケージに対して嫌なイメージ”をつけて | ||||||
しまう恐れがあります。なので、オヤツやオヤツを積めたコング等を活用して、愛犬自らの | ||||||
足でケージに入るよう誘導します。その時に『ハウス』の合図で誘導し、うまく入ったら | ||||||
『イイコ』の褒め言葉でクレート内にコングを置けば、同時に〈ハウストレーニング〉も | ||||||
進められます。 | ||||||
愛犬をケージに誘導し、扉を閉めたら・・・トイレを済ませるまでは、愛犬に関心を示しません。 | ||||||
「ケージから出して!」「遊んで!」と騒ぐ場合があるかも知れませんが、それに応えて | ||||||
しまうと「騒げば望みが叶う(要求吠えにも繋がる)」ことを学習してしまうので、(心を | ||||||
鬼にして)完全無視を決め込みます。ケージから出すことはもちろん、声をかける!愛犬の | ||||||
方を見ることもダメ! | ||||||
このことで『愛犬が人間社会で安心・安全に生活する』ために、時には『諦め・我慢』が | ||||||
必要になることも学んでもらいます。 | ||||||
しばらく待って、見事にトイレスペースで成功したら、その瞬間を捕らえてメチャクチャ | ||||||
褒めます。オヤツを用いてもOK!無事にトイレを済ませれば、また一定時間ケージから解放 | ||||||
しても大丈夫です。 | ||||||
慣れてきたら、トイレの最中に「トイレ!トイレ!」や「ワンツー!ワンツー!」等の合図を | ||||||
入れることで『かけ声に合せてトイレを済ませる』ことも可能になります。 | ||||||
ケージ内での成功体験を積ませながら、トイレシートを減らしていき、トイレスペースを | ||||||
限定していきましょう。 | ||||||
愛犬がケージ内のトイレを認識したら次のステップ。 | ||||||
ケージの外側にペットフェンスを設置して、活動スペースを広げます。最初はケージの1.5倍 | ||||||
程度で様子を見ます。しばらく様子を見て、愛犬が自分の足で歩いてケージ内のトイレで | ||||||
用を足せれば合格!ペットフェンスで仕切った活動スペースを段階を踏んで広げていきます。 | ||||||
もちろん、ケージ内でのトイレが上手に出来るようになり、飼い主の判断でペットフェンスを | ||||||
使う段階を飛ばしても構いませんが、飼い主が愛犬の様子をよく観察して、トイレの気配を | ||||||
感じたら、すぐにケージに誘導することを忘れずに。 | ||||||
トイレトレーニングの成功の秘訣は、何よりも数多くの成功体験を積ませ、たくさん褒める | ||||||
ことです。 |
*今回は、トイレトレーニングの基本に関してお伝えしました。
参考になりましたか?
次回は、トイレトレーニングの際にいただく質問と、その時
お答えしたことをお伝えしていきます。
お楽しみに。
]]>
JUGEMテーマ:いぬのきもち
*前回から《トレーニング実践〜基本編》についてお話ししています。
最も大切な【ベーストレーニング】に関してお伝えしましたが、
今回は、【基本動作】はなぜ必要なの?〜【間違った行動をマークする】方法
までお伝えしていきます。
チョット長いけど、頑張って目を通してください。
ポッキー!バイバイ!・・・
基本動作を覚えると、こんな応用も出来るように・・・
こんなことが出来ると・・・本当に可愛いです!
?−2:《基本動作のトレーニング》 | ||||||
*これは飼い主の基本的な役割である『愛犬が人間社会で安心して安全に生活が出来るように | ||||||
ルールを教える』ことを目的に、“一定程度の行動をコントロールする!”もしくは、 | ||||||
“飼い主が教え、愛犬が教わるためのコミュニケーションツールを作る”トレーニングです。 | ||||||
例えば、飼い主が愛犬の排出物を処理するときに愛犬は『オスワリして待つ』とか、病院や | ||||||
ドッグカフェでは『フセをして穏やかに待てる』とか、愛犬をフリーで遊ばせている時に | ||||||
『オイデの言葉で呼び寄せることが出来るようにする』 等々 愛犬の安全・安心を担保 | ||||||
するために必要と考えています。 | ||||||
具体的なトレーニング方法は、別紙にて紹介しています。 | ||||||
〈基本動作のトレーニング〉は、全て〈オペラント条件付け〉の【正の強化】を用います。 | ||||||
行動の結果⇒良いことが起きた(増えた)⇒行動の出現頻度が上がる⇒【正の強化】 | ||||||
「“オスワリ”の合図で“オスワリをした”ら“オヤツが貰えて嬉しい”・・・行動が強化される」 | ||||||
ごく稀に、基本動作を【負の強化】で教える情報を散見します。 | ||||||
行動の結果⇒嫌なことが無くなった(減った)⇒行動の出現頻度が上がる⇒【負の強化】 | ||||||
「首輪をつかみ上に引き上げると、犬が腰を落としオスワリの体勢をとる。その瞬間に首輪を | ||||||
離し、楽にさせる」や「犬を上から押さえ込み、無理矢理フセの体勢をとらせ、その体勢を | ||||||
維持させて押さえ込みから解除する」等 目的の動作をとったら苦痛から解除することで | ||||||
その行動を強化?(強いる)する方法です。 | ||||||
飼い主と愛犬との関係を(いまだに)“主・従”で捕らえる方に多く見られる発想方です。 | ||||||
一般の家庭犬においては、“主・従”ではなく、“信頼”そして“協力・協調”の関係を | ||||||
築いていくことがベストです。そこには笑顔・癒やし・幸福がイメージされます。 | ||||||
なので、愛犬のトレーニングは『飼い主も愛犬もお互いが笑顔で楽しく』進めていくために | ||||||
【正の強化】を基本的に用います。 | ||||||
?−3:《“その行動は間違っているよ”の合図》 | ||||||
*愛犬のトレーニングは『お互いが笑顔で楽しく』が基本ですが、『愛犬の安全・安心』を | ||||||
守るためには、必要に応じて“愛犬にとって嫌なこと”を行わなくてはならない場面が | ||||||
あります。 | ||||||
室内で愛犬にとって危険なもの・・・電気コード・コンセントを囓ったり、どうしても囓られ | ||||||
たくないけど、動かせないもの・・・テーブル・ソファーを囓ったり・・・等々の行動に関して | ||||||
その行動を阻止する必要が生じます。またお散歩中の拾い食いも危険なので、阻止したい | ||||||
ことの一つです。 | ||||||
本来はそのような“お困り行動”も、【正の強化】を使いながら別の行動に導いていく方法が | ||||||
望ましいと思うのですが、愛犬の危険に際しては、そんな悠長な対応はできません。 | ||||||
そんな場面を想定して、あらかじめ『その行動は間違っているよ』の合図を学習させて | ||||||
おきます。 | ||||||
その方法を具体例で示します。・・・「愛犬がテーブルの脚に齧り付いた」 | ||||||
イ:愛犬とテーブルの間に飼い主が割り込みます。 | ||||||
ロ:飼い主は状態を前屈みにしながらすり足で「アッアッアッ」と低いトーンで発声しながら | ||||||
愛犬を後方に追い込みます。 | ||||||
ハ:愛犬が(驚いて)飼い主の顔を見上げる、もしくはオスワリの体勢をとったら終了します。 | ||||||
ポイントは、“前屈み”で威圧を、“低いトーンの発声”でネガティブなイメージを愛犬に | ||||||
伝えていきます。 | ||||||
これは、自分(愛犬)がとった行動の直後に、嫌な状況(威圧・ネガティブ)が発生した | ||||||
ので、その行動の出現頻度が低くなる・・・【正の弱化】を用いています。 | ||||||
行動の結果⇒嫌なことが起きた(増えた)⇒行動の出現頻度が下がる⇒【正の弱化】 | ||||||
トレーニング初期の段階では、飼い主の行動+発声を併せて合図として使いますが、慣れて | ||||||
くれば発声だけで行動を阻止することが出来るようになります。 | ||||||
【正の弱化】を用いて、愛犬の行動を導いた場合、すぐに【正の強化】を用いて、別の行動 | ||||||
(望ましい行動)に導いていきます。 | ||||||
上記「愛犬がテーブルの脚に齧り付いた」例では・・・ | ||||||
『その行動は間違っているよ』の合図で愛犬が飼い主の顔を見上げました。すぐに笑顔・ | ||||||
明るい声のトーンで「イイコ」と褒めます。前に触れた〈ベーストレーニング〉がきっちり | ||||||
入っていれば、立派な報酬になります。可能であれば、オヤツの報酬を加えることで、更に | ||||||
効果を高めましょう。 | ||||||
そして、“噛んで良いオモチャ(コングを有効に使うことがお奨め)”を与え「これなら | ||||||
噛んでいいんだよ!」という別の選択肢を示してあげます。 | ||||||
【正の弱化】を含め、愛犬にとってネガティブな状態で行動の修正を行っていく場合、大切 | ||||||
なことは“ネガティブのまま終わらせない”ことです。ネガティブなまま終わらせてしまう | ||||||
と、愛犬にとってトレーニングは苦痛になり、飼い主の笑顔にも繋がりません。 | ||||||
ネガティブの後は【正の強化】等を使って、必ずポジティブ・楽しいイメージを作って | ||||||
トレーニングを終了させます。 |
如何でしたか?少しでも愛犬との生活に生かせるかな?
次回からは、更に具体的な事例を参考に・・・
まずは、《パピートレーニング》から始めたいと思います。
お楽しみに!・・・
JUGEMテーマ:いぬのきもち
*さて、前回までは、犬と向かい合うための基本的な事を中心に
考えてきました。
今回からは、いよいよ【トレーニング実践】に触れていきます。
まずは、パピーでも成犬でも必ず行っていく、基本的なトレーニング方法
から触れていきます。
?:【トレーニング実践 〜基本編〜 】 | ||||||
*この基本編では、具体的なお困り行動を修正していくにあたって、『飼い主と愛犬との関係を | ||||||
再構築する』『お互いのコミュニケーションツール(のようなもの)を学ぶ』ことを目的と | ||||||
しています。 | ||||||
パピー犬であれ、成犬であれ、全ての飼い主と愛犬に行ってもらうトレーニングです。 | ||||||
トレーニングを進める中で“オヤツ”という言葉が頻繁に出てきます。愛犬に行動を教えて | ||||||
行く場合《望ましい行動には報酬を与える》《望ましくない行動には報酬を与えない》ことが | ||||||
基本です。“オヤツ”は数ある報酬の中の一つで、最も簡単に行動を覚えさせるために有効な | ||||||
ツールと認識してください。 | ||||||
日本の方には「オヤツを使ったトレーニング」=「餌で釣る」=卑しい・・・イメージを持つ方 | ||||||
が見られますが、動物愛護の進んだ外国に置いては“トリーツ”という呼び方で、当たり前に | ||||||
使われています。 | ||||||
ただし、トレーニングの最中にはたくさんの“オヤツ”を使うので、1回に使用する“オヤツ” | ||||||
の量は大切です。一般的な室内犬(中・小型犬)であれば、1回に使用する“オヤツ”の量 | ||||||
(大きさ)は、『小指の爪の1/4程度』でしょうか? | ||||||
「お腹すいたでしょ!3時のオヤツにしようか?」と言って、ジャーキーを1本あげる! | ||||||
そのような使用目的とは全く異なるので注意してください。 | ||||||
?−1:《愛犬が飼い主に楽しく注目するために》 | ||||||
*飼い主が愛犬に最も覚えてもらいたい“言葉”は・・・『名前』ですね。名前を呼んだら愛犬が | ||||||
振り向く!欲を言えば、愛犬が嬉しそうにこちらに駆け寄ってくる!そんな理想のイメージを | ||||||
実現したいものです。 | ||||||
もう一つ、愛犬がせっかくとった望ましい行動を即座にマークするため、“そう!それで | ||||||
いいよ!”という『褒め言葉』を確実な形で定着させたいものです。 | ||||||
この二つの言葉を学習させることは、後に触れる様々なお困り行動解決に役立てることが | ||||||
できるので、是非とも覚えさせたいものです。 | ||||||
〈ベーストレーニング〉 | ||||||
イ:名前を呼び、即座にオヤツを食べさせる! | ||||||
ロ:褒め言葉(ここでは「イイコ」を使います)の後、即座にオヤツを食べさせる! | ||||||
たったこれだけです。 | ||||||
でも、やり方にはチョット工夫を加えて、より強力に条件付けしていきます。 | ||||||
(イ)のポイントは、“名前を呼んだら即座”・・・食べるのを待つのではなく、すぐに口の中に | ||||||
放り込んじゃうぐらいのイメージで行います。これを5回〜10回!愛犬に考える暇を与えない | ||||||
くらいテンポ良く、スピーディーに行ってください。 | ||||||
(イ)を5回〜10回行ったら、何も言わずしばらく愛犬の様子を伺います。すると・・・ | ||||||
愛犬が「あれっ?どうしたの?」と言った感じで飼い主を見上げます。その瞬間を捕らえて | ||||||
「イイコ」と言ってオヤツ!オヤツを食べさせるポイントは(イ)と同じく、テンポ良く | ||||||
スピーディに!です。これも5回〜10回ほど行います。 | ||||||
この〈ベーストレーニング〉(イ)(ロ)をワンセットにして1日2回。1ヶ月ほど続けること | ||||||
で、名前に対する反応・褒め言葉に対する反応を強化していきます。 | ||||||
〈ベーストレーニング〉の学習ベースは〈古典的条件付け〉です。先行刺激にあたる | ||||||
“名前”もしくは“褒め言葉”に“オヤツ”という結果を関連づけて反応を導きます。 | ||||||
関連づけた結果、『期待・喜び』という情動反応を誘い、最終的には“名前”“褒め言葉” | ||||||
のみでドーパミンが放出されるようになると考えています。 |
いかがでしたか?とても簡単でしょ!
でも、実はこれが出来るようになるととても便利。是非お試しください。
]]>JUGEMテーマ:いぬのきもち
*前回は、《愛犬の欲求を満たすために必要なこと》をテーマにしました。
今回は、《愛犬はどのようにしてその行動を学習するのか》をテーマに
記事を書いていきます。
?−3:《愛犬はどのようにしてその行動を学習するのか》 | ||||||
*愛犬が見せる様々な行動!これらは、どのようにして愛犬が身につけていったものなのか? | ||||||
それを知ることは、『愛犬のお悩み行動を抑制する』『愛犬の望ましい行動を増やす』ために | ||||||
とても重要なことです。 | ||||||
その理解の第・第・第一歩は【犬は(人も)“不快”を避け“快”に向かう】という大原則。 | ||||||
その大原則を頭に置いた上で、以下では愛犬がどのように、その行動を学習するのか? | ||||||
基本的な仕組みに関して触れていきます | ||||||
〈三項随伴性〉 | ||||||
*愛犬の行動を分析する際に、広く用いられる方法です。 | ||||||
「ある刺激に対し、ある行動が引き起こされ、その結果に随伴して行動の強弱が決まる」 | ||||||
(先行刺激) (行動) (行動結果) | ||||||
例えば・・・?散歩中に見知らぬ犬に遭遇⇒?吠えかかる⇒?相手の犬がいなくなる・・・場合 | ||||||
?が「先行刺激」・?が「行動」・?が「行動結果」・・・になります。 | ||||||
この場合、“吠えかかる”という行動の結果“(嫌な)相手がいなくなる”という報酬を得る | ||||||
ことになったので、“吠えかかる”という行動に意味が生じ、その行動が増えることになり | ||||||
ます。 | ||||||
お散歩中、他のワンコに吠えかかっている愛犬に対し、「こらっ!ダメでしょ!吠えないの!」 | ||||||
等々、吠えかかる行動を阻止しようと悪戦苦闘の飼い主をよく見かけます。が・・・これでは | ||||||
中々抑制できませんね。 | ||||||
“三項随伴”の考え方では『行動は結果に随伴します』なので、行動を変えるためには | ||||||
『結果に意味を持たせない・結果に報酬を与えない』ことが求められます。 | ||||||
行動そのものだけに注目しても、うまく抑制できない理由は、こんな感じで理解出来ると | ||||||
思います。 | ||||||
〈古典的条件付け〉 | ||||||
*代表的な例は『パブロフの犬』と言われる実験事例です。 | ||||||
「犬にご飯を与えると唾液が分泌される」・・・という普通のことに・・・「ベルを鳴らしてから | ||||||
ご飯を与え続ける」という条件を加えたら・・・「ベルの音を聞いただけで唾液が分泌される | ||||||
ようになったという実験結果。 | ||||||
?ベルの音「先行刺激」⇒?ご飯をあげ続ける「結果」・・・と・・・ | ||||||
?ベルの音「先行刺激」⇒?唾液が分泌「行動」・・・するようになるという研究結果。 | ||||||
“古典的条件付け”では、『先行刺激』と『結果』を関連づけて『行動』が条件付けられます。 | ||||||
日常の出来事で例を挙げれば・・・「飼い主がリードを手に取ると、愛犬が興奮し始める」・・・ | ||||||
これは“飼い主がリードを手に取る”という『先行刺激』に対し“大好きなお散歩に行ける” | ||||||
という『結果』を関連づけて“興奮”という『行動』が条件付けられた代表的な【古典的 | ||||||
条件付け】事例です。 | ||||||
〈オペラント条件付け〉 | ||||||
*バラス・スキナーやエドワード・ソーンダイク等の研究者が導き出した学習理論で、 | ||||||
「自発的な行動の後に報酬、もしくは罰を与えることによって、その直前の行動頻度が高く | ||||||
なる、もしくは低くなる現象のこと」です。 | ||||||
先の“古典的条件付け”では、『行動の前の出来事(先行刺激)と結果を』関連づけました | ||||||
が、この“オペラント条件付け”は『今の行動を行動後の結果』に関連づけて学習が進んで | ||||||
行きます。 | ||||||
?オスワリの合図「先行刺激」⇒?オスワリする「行動」⇒報酬が得られる「行動結果」 | ||||||
上の例では・・・飼い主のオスワリという合図(先行刺激)に対しオスワリの『行動』を取ったら | ||||||
報酬という『良い結果』が伴ったのでオスワリの『出現頻度が上がる』という理屈です。 | ||||||
行動の結果⇒良いことが起きた(増えた)⇒行動の出現頻度が上がる⇒【正の強化】 | ||||||
行動の結果⇒良いことが無くなった(減った)⇒行動の出現頻度が下がる⇒【負の弱化】 | ||||||
行動の結果⇒嫌なことが起きた(増えた)⇒行動の出現頻度が下がる⇒【正の弱化】 | ||||||
行動の結果⇒嫌なことが無くなった(減った)⇒行動の出現頻度が上がる⇒【負の強化】 | ||||||
文字面を見るだけではわかりにくいので、トレーニング実践の中で、更に触れていきます。
*これまでは、考え方について書いてきました。 次回からは、実践のトレーニングで使う方法等に関して触れていきます。
|
JUGEMテーマ:いぬのきもち
*愛犬の【お困り行動がどのように作られていくのか】という項目の中から
大切なことを少し掘り下げて考えています。
前回は《社会化》に関してでしたが、今回は《愛犬の欲求を満たすために
必要な事》をテーマにお話しします。
雨の日だって「お散歩は楽しい!」のだ!
レインコートを着て、元気に行ってきま〜す!
?−2:《愛犬の欲求を満たすために必要な事》 | ||||||
*愛犬のお困り行動に頭を痛め、それをなんとかしたい!と考える場合、修正に向けた出発点は | ||||||
『愛犬の生活環境が正しく整えられているか』『愛犬の犬としての欲求が満たされているか?』 | ||||||
を考えます。 | ||||||
人間だって、生活環境が悪く、欲求を満たされなければストレスを溜めて、おかしな行動を | ||||||
とってしまうかも知れません。愛犬にも同じことが言えるんです。 | ||||||
〈人も犬も社会的な生き物〉 | ||||||
*人も犬も“群れを作って生活する”生き物です。なので、長時間一人ぼっちで過ごすことには | ||||||
不安を感じてしまいます。家庭の事情があり、愛犬に長時間の留守番をさせなければならない | ||||||
ことはあると思いますが、せめて一緒にいられる時間は、群れとして共に過ごせるような | ||||||
環境を作ってあげたいものです。 | ||||||
〈情報を得るために・・・人は視覚・犬は嗅覚が最も大切な器官〉 | ||||||
*犬種や、研究報告によって様々な数字が報告されていますが、犬の嗅覚は人の何万倍!何百 | ||||||
万倍!も優れていると言われます。 | ||||||
人が情報を得る場合、視覚による情報が最も優先されますが、犬の場合は嗅覚!そして聴覚! | ||||||
最後に視覚!の順番。 | ||||||
お散歩などで外に出ると、様々な匂いの刺激が愛犬の好奇心をかき立てます。匂いを嗅げない | ||||||
ことは愛犬を不安傾向に育ててしまいます。できるだけ多くの機会を与え、匂いを嗅ぐことで | ||||||
情報を集めさせ、ストレスを発散させてあげましょう。 | ||||||
〈何だこれ?・・・人は目と手で・犬は鼻と口で確かめようとします〉 | ||||||
*何かに興味を持つと、人は目で見て、手で触って確認しようとします。が、犬はそれを鼻と | ||||||
口で行います。「何だこれは?〜クンクン!カジカジ!」「面白そうだな!クンクン!カジ | ||||||
カジ!」・・・特に好奇心が強い若犬時代には、そんな被害に遭う“家具や靴”を多く目にする | ||||||
ことでしょう。 | ||||||
興味を持ったものに対し、口で確認する行為は、犬として正常です。正常な行為を禁止する | ||||||
ことは酷なことなので“噛んで良いもの・悪い物”を教える事、“愛犬に噛まれては困る・ | ||||||
危険なものは愛犬の行動範囲から排除する”等の環境を整備することが必要です。 | ||||||
それでも、仔犬から迎える場合は・・・「テーブルの脚やソファーの脚がガジガジになる」程度の | ||||||
覚悟や寛容さを持つことが大切ですね。 | ||||||
〈犬が吠えるのには訳がある〉 | ||||||
*犬はテリトリー意識が強いので、自分のテリトリーに不審な気配を感じたら警戒して吠え | ||||||
ます。更に、テリトリーに不審者を見れば吠えます。・・・これ当たり前の行動です。 | ||||||
また、自分の望みを伝えたい(食べ物をねだる等)時の要求吠えもあれば、恐怖の対象を | ||||||
追い払う目的でも吠えます。家族の帰宅で嬉しくて吠えちゃう場合もあれば、寂しくて | ||||||
吠えちゃう場合も・・・社会化が不足して、特別に警戒心が強くなった犬は、僅かな刺激に | ||||||
対しても過剰に反応して吠える!・・・あまりにもその機会が多く、吠えることが習慣化して | ||||||
しまう場合もあります。 | ||||||
なので、『全ての吠えること=ダメ』ではありませんね。人間社会で安心して安全に生活 | ||||||
していくために「この場面は吠える所じゃあ無いよ!」と教えたり、「もう大丈夫!吠える | ||||||
のを止めて」と言ったら吠え止んだり、僅かな刺激に対する過剰反応が見られれば、刺激に | ||||||
慣れるトレーニングをしたり・・・そんな方法でお互いのストレスを緩和していきましょう。 | ||||||
〈運動欲求は十分に満たしてあげる〉 | ||||||
*「犬は狭いところが落ち着いて安心していられる」・・・犬の巣穴をイメージして言われる | ||||||
このことは、正しいのですが、解釈を間違えている人がたくさんいます。 | ||||||
正しく理解してもらうためには「犬は自ら落ち着きたい時に、狭い場所に居場所を求める」 | ||||||
くらいの表現が良いかな?と思います。 | ||||||
要するに、狭い場所に“閉じ込められる”ことと、“自らその場所に居る”ことの違いです。 | ||||||
狭いケージの中に長時間閉じ込められていれば、「出してくれ〜」と吠えたり、ケージから | ||||||
出した瞬間に激しく興奮したり、飼い主から見る“お困り行動”に繋がることは明白です。 | ||||||
犬は(人も)とても社会性の高い生き物です。できるだけ仲間である家族との生活スペースを | ||||||
共有すること、何らかの理由で無理な場合でも、行動の自由が確保できるスペースで生活 | ||||||
させることが必要です。 | ||||||
そして、もっと重要なことは“お互いが楽しめる十分な量のお散歩”時にはオモチャを使って | ||||||
一緒に遊んだり、頭を使うトレーニングも適度な疲労感を誘います。 | ||||||
お散歩で歩く・走る!遊ぶ!頭を使う!・・・運動欲求が満たされ、ご飯を食べてお腹が一杯に | ||||||
なったら・・・後は寝るだけ!愛犬を室内で穏やかに過ごさせる秘訣は、こんな所にあるんです。 |
*いかがでしたか?次回は《愛犬はどのようにしてその行動を学習するのか》?
について考えて行きます。
お楽しみに!
]]>JUGEMテーマ:いぬのきもち
*今回からは、【お困り行動がどうやって作られていくのか】という中から
大切なことを掘り下げていきます。
その第一弾は『社会化』に関してです。
愛犬を迎えたら、まずは【社会化トレーニング】
飼い主と愛犬!共に笑顔で生活するための必須要件です
?:【大切なことを少し掘り下げて考えてみよう】 | ||||||
?−1:《『社会化期』は、愛犬の成長にとって最も大切な時期》 | ||||||
*『社会化期』とは・・・世の中に存在する様々な事柄を受け入れていく時期!と言えるでしょう。 | ||||||
愛犬が人間社会に溢れる様々な事柄に慣れ、受け入れていく期間は生後4週齢〜12週齢頃が | ||||||
ピークと言われます。それを過ぎると、初めて見るもの、経験することは“警戒・恐怖”の | ||||||
対象となり、慣れ・受け入れることに時間がかかる、もしくは、慣れ・受け入れることが | ||||||
難しくなると言われています。 | ||||||
「仔犬を母犬・兄弟犬から離す時期は、生後8週齢を過ぎた頃が望ましい」と、研究の結果 | ||||||
から示されています。と言うことは・・・社会化期のピーク期間である4週齢〜8週齢までは | ||||||
ブリーダー、もしくはペットショップで過ごすことになり、そこで、どのような経験を | ||||||
積めるかが、愛犬の健全な成長の鍵を握ることになります。 | ||||||
(この一事例を考えるだけで、悪質なブリーダー・質の悪いショップの罪が垣間見れます) | ||||||
良質なブリーダー・程度の良いショップから愛犬を譲り受けたとして、その愛犬の有効な | ||||||
社会化期間は残り4週間!どんなことに注意して過ごせば良いのでしょうか? | ||||||
大きな枠で言えば「飼い主の生活圏内で遭遇する全て(多くの事柄)をポジティブに経験 | ||||||
させる」ことです。 | ||||||
具体的事例では・・・ | ||||||
「老若男女、出来るだけ多くの人と触れ合う場面を作る」 | ||||||
「出来るだけ多くの犬(正常な犬)と触れ合う場面を作る」 | ||||||
「自動車・バイク・自転車・電車等の動きを見せ、音を聞かせる」 | ||||||
「散歩道等、地面の感触・匂いを自分の足で確かめさせる」 | ||||||
「室内で怖がりそうな対象・・・掃除機・ドライヤー等に慣れさせる」 | ||||||
「今後必要になるお手入れに慣れさせる」・・・その他・・・ | ||||||
大切なのは『ポジティブ(嬉しい・楽しい)』な経験として慣れさせること。 | ||||||
見知らぬ人から優しく撫でてもらったり、他の犬と楽しく挨拶できたり、自動車を見せながら | ||||||
オヤツをあげたり・・・“経験=嬉しい・楽しい”に関連づけることが大切です。 | ||||||
さて、ここで疑問が出るのは・・・ブリーダー・ショップの店員・獣医師さん等から | ||||||
「3回目のワクチンが終了するまで外にださないように」と、注意される場面があることです。 | ||||||
このようなアドバイス?は、一言で言えば「かなり時代遅れの一方向しか考えていない」発言 | ||||||
と言えます(だいぶ少なくはなってきましたが・・・)。 | ||||||
犬の認知・行動の研究が進んだ現在、『社会化』は愛犬と飼い主の幸福度を高める観点から | ||||||
最も大切なことの一つです。残念なことに、日本の動物福祉は欧州等の動物福祉先進国に | ||||||
比べ大きく遅れており、『社会化不足』が原因と考えられる“警戒心が異常に強く | ||||||
怖がりな犬達”が氾濫しています。 | ||||||
街中でよく見かける「他の犬に吠えかかる犬」「家族以外の人に吠えかかる犬」等は、その | ||||||
典型であり、『社会化不足』に加え『間違った学習』が、その行動を引き起こさせています。 | ||||||
動物行動診療科認定医である、奥田順之さんの著書『犬の咬みグセ解決塾』の一文に | ||||||
「ワクチンで防げるウイルス病に関しては、ウイルスを保有している感染した犬との接触が | ||||||
なければ、感染することはありません」と、あります。 | ||||||
それでも、心配ならば、抱っこしてでも構わないので、出来るだけ早く・多くの『社会化』 | ||||||
経験を積ませることをお奨めします。 | ||||||
『社会化』を考える最後に、奥田順之さんの同著から、とても分りやすい例えが示されている | ||||||
ので紹介します。 | ||||||
「犬の成長をパソコンに置換えると、社会化期まではパソコンの本体となるハードウェアが | ||||||
作られる時期で、基本性能が決定されます・・・ ・・・ ・・・重要なことは犬のハードウェアは | ||||||
生後12週齢頃までにほぼ形作られ、その後は取り替え不可能ということです」 | ||||||
私達トレーナーが、パピートレーニング以外でお手伝いできるのは、出来上がったハード | ||||||
ウェアに、ソフトウェアをインストールする程度です。それほどまでに愛犬の『社会化』は | ||||||
重要な意味を持つのです。
|
JUGEMテーマ:いぬのきもち
*今回のテーマは、【愛犬のお困り行動】が作られる原因に光りを当てました。
まずは概要部分ですが、大枠を理解してみましょう。
雨ばっかりだからお散歩行きたくな〜い!
ご不満があると、いつもこんな行動で
意思表示します。
?:【愛犬の“お困り行動”は、どうやって作られていくのか?】 | ||||||
?−1:《母犬(母体)の生活環境が劣悪》 | ||||||
*いわゆる“パピーミル”的な環境では、仔犬の母体となる母犬が異常なストレスを受け続けて | ||||||
います。異常なストレスを受け続けることによって分泌される異常な量のストレスホルモンが | ||||||
お腹の中にいる仔犬に影響を与えてしまいます。 | ||||||
そんな環境で生まれる子犬は『ストレス耐性が低くなる』研究結果も出ています。 | ||||||
?−2:《母犬・兄弟犬と離れる時期が早すぎる》 | ||||||
*「犬は犬によって犬として育てられる」・・・当たり前のことですが、犬としての基本的な | ||||||
ありようは、犬から学びます。なので、その学習期間が短すぎれば、犬同士の会話術である | ||||||
ボディランゲージの習得が未熟だったり、うまく遊べない(甘噛みが非常に痛い・すぐに | ||||||
激しく興奮する)等のお悩みを抱えます。 | ||||||
日本でもやっと『8週齢規制』が適用されるようになりました(不十分ですが)。 | ||||||
?−3:《社会化が不十分》 | ||||||
*社会化のピークは、生後4週齢〜12週齢程度と言われます(社会化の詳細に関しては別項目で | ||||||
紹介します)。16週齢を過ぎると、社会化の窓が閉じ始め、新しいことに慣れるのが難しく | ||||||
なってきます。 | ||||||
「うちの子は怖がりで・・・」なんてことは、ここから始まっているんです。 | ||||||
?−4:《犬の欲求を正しく理解出来ず、それを満たすことができていない》 | ||||||
*人と犬は異なる生き物です。なので、その欲求にも異なる部分があります。 | ||||||
それを正しく理解し、出来うる範囲で欲求を満たす工夫が出来ていないと、愛犬に過度な | ||||||
ストレスがかかり、それに起因する『お困り行動』に発展してしまう恐れがあります。 | ||||||
?−5:《様々な学習の結果から生じるお困り行動》 | ||||||
*飼い主が抱える“お困り行動”の中には、飼い主の振るまい・行動を参考にして愛犬が | ||||||
良いことも悪いことも学習してしまうことが多くあります。そのような学習方法を | ||||||
【社会的学習】と呼び、結構多くのお悩み行動がそこから生まれています。 | ||||||
愛犬の“お困り行動”を分析〜修正へと向けて取り組んでいく場合【三項随伴性】という | ||||||
考え方を用いて行動の仕組みを分析し、【古典的条件付け】【オペラント条件付け】という | ||||||
学習理論を駆使しながら修正していきます。 |
いかがでしたか?次回は、これらの中から重要な部分を掘り下げて報告していきます。
]]>JUGEMテーマ:いぬのきもち
*さて、前回からお伝えを始めた、私自身の『学びと経験』
今回は【理想とする飼い主と愛犬の関係】を整理したものです。
名前を呼ばれただけでこの笑顔!なんとも幸せな
3ポメさん達です
?:【理想とする飼い主と愛犬との関係】 | ||||||
?−1:《『支配性理論』『α理論』『権勢症候群』なるものは、全く必要無し》 | ||||||
*これらは、人間に捕獲され不自然な環境下で生活する狼の動向を観察して作られたモデル | ||||||
です。自然界で生息する狼の群れは、主に血縁関係で結ばれており、競争では無く協調・ | ||||||
協力の関係にあることが認められています。 | ||||||
故に、威圧・体罰・暴力等で、愛犬を従わせる発想は間違っており、必要なのは、親と子・ | ||||||
先生と生徒のような、安心・信頼に基づく関係作りです。 | ||||||
?−2:《飼い主に求められる振る舞い》 | ||||||
*愛犬の洞察力はとても優れており、特に飼い主の振るまい方一つに大きな影響を受けます。 | ||||||
飼い主の振る舞いが『堂々としており、落ち着いて、包容力を感じる』ことが出来れば、 | ||||||
落ち着きのある愛犬に育ちやすくなります。逆に『不安そうな素振り、感情的な振る舞い』が | ||||||
多く見られる飼い主は、愛犬に不安を与え、落ち着きの無い愛犬に育ててしまう傾向が | ||||||
あります。 | ||||||
これは愛犬が見せる様々なお困り行動(飼い主から見て)を修正しよう!という時にとても | ||||||
大切な要素になります。愛犬に偽りは通用しません。日頃から落ち着いた態度で愛犬に | ||||||
向き合いたいものです。 | ||||||
?−3:《飼い主の最も大切な役割は、『愛犬をリードし導く』こと》 | ||||||
*犬は人間と異なる生き物です。初めて人間の家庭に迎入れられた愛犬は・・・例えるなら・・・ | ||||||
「言葉も通じない!風習も全く違う!外国に、一人ぼっちで放り出されたようなもの」です。 | ||||||
そんな愛犬に対し、飼い主は『人間社会で安心して安全に生活が出来るようにルールを | ||||||
教える』ことが求められます。 | ||||||
愛犬にルールを教え、リードし導く存在!・・・そんな意味では“リーダー”と言えます。 | ||||||
?−4:《飼い主に求められる『コーチングスキル』》 | ||||||
*ルールを教え、リードし導いていくためには、相手(犬本来の性質に加え、愛犬の個性)を | ||||||
正しく理解し、正しい方法で分りやすく伝える必要があります。 | ||||||
また、相手の成長(変化)をポジティブに捉えるように心がけましょう。 | ||||||
「出来ていない部分を悔いる」のではなく「出来るようになったことを一緒に喜ぶ」 | ||||||
そんなスタンスで、愛犬のやる気をうまく引き出せるようにしたいものです。 | ||||||
?−5:《目指すべき関係は『協力・協調』をベースにした信頼関係》 | ||||||
*愛犬に『人間社会で安心して安全に生活が出来るようにルールを教える』ことは、時に | ||||||
愛犬に我慢を強いることになります。『飼い主が愛犬に、協力してくれていることを感謝する | ||||||
ことで、愛犬が協力することを喜びに感じるようになる』そんな関係を目指したいもの | ||||||
です。 | ||||||
飼い主と愛犬との関係は、単純な“主・従”ではありません。お互いが幸せを感じられる | ||||||
『協力・協調をベースにした信頼関係』が目指すべきものです。 | ||||||
JUGEMテーマ:いぬのきもち
*久々のブログ投稿です。実は・・・トレーニングの需要が高まってきた
ことに加え、一念発起!これまでの学び・経験の整理を進めていたら
うまく時間が取れなくて・・・
だいぶ整理したものが進んできたので、それをここでご紹介してみようと
思います。
記念すべき第一回は、【はじめに】と題し、今の思いを述べてみます。
「あたい達は、飼い主より上に立とうなんて思っていません!
一緒に楽しく、安心して生活ができたら・・・それだけで幸せです。」
【はじめに】 | ||||||
〜愛犬の一生を通して〜《飼い主と愛犬が笑顔で生活を送るために》 | ||||||
これが自分のトレーニングコンセプトです。 | ||||||
*愛犬を迎えることで笑顔溢れる生活に!・・・そんな夢を抱いて、家族と愛犬との生活が始まり | ||||||
ました。人とは違う習性を持つ犬という生き物・・・その習性に翻弄され、幸福感・笑いと同時に | ||||||
思い通りに行かない苛立ちと、時には怒りも・・・様々な感情が入り交じった生活が続きます。 | ||||||
そこで一念発起!「愛犬をしっかりと“しつけ”ねば!」・・・多くのしつけ本やネット情報を | ||||||
かき集め、自分なりの“しつけ教室”がスタートします。 | ||||||
ところが、多数在る情報の中には「犬は主従関係が大切」とか「褒めて伸ばす」とか・・・ | ||||||
ある意味相反する情報が氾濫しています。多くのしつけ本やネット情報は玉石混淆! | ||||||
「これは是非参考にしたい!」と思う内容もあれば、「そんなことを続けたら犬の精神が | ||||||
壊れちゃう」といったメチャクチャな情報も溢れています。 | ||||||
飼い主の考え方により、求めるしつけ方法は異なることでしょう。 | ||||||
それでも犬は、考えることも出来るし、嬉しいと思う。怖いと感じることもあれば、嫌だと | ||||||
主張することも出来る。飼い主の(大好きな)帰宅に胸を躍らせたり、飼い主の悲しみを | ||||||
察知し「いつもと違うぞ」と感じることも出来る。人と犬!種の違いからお互いの利害が | ||||||
ぶつかることもあります。 | ||||||
そんなことを全部ひっくるめて《飼い主と愛犬が笑顔で生活できる》方法を考えていきたい! | ||||||
それが自分のトレーナーとしてたどり着いた方向性です。 | ||||||
愛犬の行動に悩んだり困ったり・・・そんな時に“ドッグトレーニング”という言葉が思い浮かぶ | ||||||
のかも知れません。でももっと大切なのは「うちの子(愛犬)は幸せなのか?」ということ | ||||||
だと思うのです。極端な話し『オスワリ』や『フセ』が上手に出来るかどうか?なんて | ||||||
どうでも良いんです。《信頼できる飼い主の元で穏やかに楽しく愛犬が生活出来ること》 | ||||||
それを実現するためには、“犬そのもの”と“愛犬”を知ることがスタート地点です。 | ||||||
正しいスタート地点に立つために、犬の勉強を積んできたドッグトレーナーに力を借りる! | ||||||
そんな選択があっても良いのではないでしょうか? | ||||||
トレーニングの依頼を受ければ、もちろん飼い主が困っている愛犬の行動を“望ましい行動に | ||||||
置換えていく”ことは進めていきますが、それは“飼い主と一緒に”です。 | ||||||
“困っている行動”を“望ましい行動”に置換えていくことは、あくまでもゴールに向かう | ||||||
ためのツールの一つでしかありません。その手段を飼い主が学ぶことで、愛犬への正しい | ||||||
向き合い方を習得し、愛犬の一生を通して生かしていく。そう!愛犬が笑顔で虹の橋を渡る! | ||||||
そこがゴールです(悲しいけど避けられない現実)。 | ||||||
愛犬が笑顔で!・・・そのためには飼い主も心からの笑顔で無くてはいけません。 | ||||||
ドッグトレーニングは、そのために活用されるべきです。 | ||||||
「愛犬を迎えたらまずはトレーニング!」・・・飼い主と愛犬の笑顔のために・・・ | ||||||
そんなことが一般的になれば良いのにな〜・・・そんな願いで、この仕事を行っています。 |
【激しい興奮の抑制】に関して説明してきました。
第三弾となる今回は【甘噛みが痛い】お悩みに関して・・・
そもそも犬が口を使う!特にパピーは口を使って遊ぶ!
色々と確かめる!という行為そのものは正常ですね。
問題になるのは『人の手や足に口を当てることの是非』
『口を当てた場合の噛み加減の強弱』ですね。
先の問いに関しては、口を当てる目的・・・動機が問題です。
《警戒・防衛目的で口(歯)を当てるのか?》
《遊び目的で口(歯)を当てるのか?》
これに関しては、様々な見解はありますが、Wan!One!わんだふるでは・・・
《警戒・防衛目的》はトレーニングにて修正が必要(危険を伴うので)!
《遊び目的》は、『噛み加減を抑制』すれば問題無し!の立場です。
そもそも、生まれた子犬たちは、成長過程で同腹の兄弟犬と遊びます。
遊びの中には喧嘩ごっこ!と言われる口を使った遊びも・・・
その中で強く噛みすぎると、噛まれた側のワンコが『ギャン!』と
大きな声をあげたり、威嚇の姿勢をとったり・・・抗議行動をとります。
そんな経験の中で、自然と『噛み加減が抑制』されていくんですね。
ハナちゃんの甘噛みは痛かったな〜・・・
今は、ちっとも遊んでくれないおばさんになっちゃったけど・・・
ところが・・・その経験が少ないまま家庭に迎えると・・・
『興奮癖が激しい』とか『甘噛みが痛い』というお悩みに繋がり
やすくなってしまいます。
そんな愛犬に対して、『興奮癖が激しい』は、前回のお話しのように・・・
『甘噛みが痛い!』場合は・・・飼い主が【噛み加減】を教えていかなければ
ならないんですね。
ポッキーは、甘噛みの記憶が無いな〜
いまだに人に歯を当てる場面は見たことないし・・・
その分ハナちゃんにたくさん噛み付いていたけどね!
方法は・・・遊んでいる最中に・・・口(歯)が強く(痛い)当たった!・・・
飼い主は愛犬に対して上から覆い被さるような姿勢で『痛い!』と一喝!
腹の底から、できるだけ低い声で・・・
その後、素早く立ち上がって、その場を去ってしまいます。
多くの飼い主は・・・「それやってるんですけど、効き目が無くて・・・」
答えは『迫力が足りない』からです。
自分のやり方をお見せすると・・・パピー犬の多くはひっくり返ります。
可哀想なんですけど・・・罰を使う場合は、最初のインパクトが大切。
一発で効けば、もう罰は使わなくて済みます。
『痛い!』〜立ち去り・・・の後、10秒〜20秒待ち、すぐに愛犬の元に戻って
再び遊びを再開!・・・口を当てずに遊んだり、口(歯)が当たっても緩やか
だったら『エライネ〜』『イイコ』等の褒め言葉に加え、ご褒美オヤツ。
楽しい雰囲気を作ります。
ここがポイント!
怖い・嫌だ・・・のまま終わらせるのでは無く、嬉しい・楽しい状態を作ってから
トレーニングの終了・・・
愛犬の甘噛みにお悩みの方は、是非お試しください。
【トイレトレーニング】に関して説明しました。
今回は、パピトレ第2弾として【激しい興奮】にお悩みの
解決事例から・・・
パピトレには関係無いんですけど〜
オヤツを待つ、控えめな2匹の柴犬・・・
その背中が可愛くて・・・パシャリしました
初めて人間社会で暮らすようになったパピー君!
目の前に現れた新しい世界に興味津々です。
好奇心旺盛なパピーを迎えた以上、飼い主様は覚悟が必要です。
「これは何だ?クンクンクン!・・・カジカジ」
「遊ぼ!遊ぼ!ヒャッホー!ヒャッホー!」
一杯遊んで体力を消耗し、ご飯を食べてお腹が満たされれば
後はグースカピー・・・ ・・・ ・・・
一杯寝たら、体力が復活!再び「遊ぼ!遊ぼ!・・・カジカジ」
パピーの1日はこんな感じで過ぎていきます。
さて、『パピーの異常な興奮癖』を抑制していくためには・・・
まず、パピーの実態を知り、その欲求を満たすことからスタート。
所謂【パピーを育てるための環境整備】が必要です。
2回目のワクチンが終了しているのなら、積極的に外に連れ出し
外の刺激に触れさせましょう。
遊び盛りのパピーには、飼い主様と一緒に遊ぶ!一匹で楽しく遊べる
オモチャも必要。
チョットした基本動作を教える事で頭を使わせることも
心地よい疲労感に繋がります。
それでも突然・・・奇声を上げながら(ヒャッホー!)部屋の中を走ることも・・・
ま〜危ないし・・・騒がしいし・・・
「飼い主様からすれば《望ましくない行動》です・・・かね?」
そうだとしたら・・・
基本を思い出して!【望ましくない行動には報酬を与えない(絶対に)】
ですよね。なので、徹底的に相手にしない。無視を貫きます。
姿を追わない!声をかけない!もちろん追いかけたりはしない!
そのうち疲れて・・・動きが止まったり、腰を落とす(オスワリの姿勢)ように
なったら、その瞬間を捕らえて『イイコ!』の褒め言葉プラス『オヤツ』
そう!これも基本【望ましい行動には報酬を与える】です。
こちらも基本・・・犬の学習は【不快をさけ快に向かう】でしたね。
更に可愛い・・・柴犬のケツ!
キャッ!恥ずかしい・・・魅惑のケツ姿です
「ヒャッホー」と暴れていても相手にされない・・・つまらない・・・『不快』
疲れてオスワリしてたら『イイコ』と褒められてオヤツまでもらった・・・
嬉しい・・・『快』ですね。
大切なのは、「望ましくない行動を止めさせる」だけではなく、
止めさせたうえで「望ましい行動に導く!」というところ。
必要な欲求を満たし、基本を重ねていけば、『興奮癖』は徐々に抑制されて
いきますよ。どうぞ、お試しあれ。
ま〜それでも100%解決しませんけどね。
パピーを迎えたら、『騒がしい・家具や靴が壊される』
そんな覚悟と、「ま〜しょうがないか!」という寛容さも必要ですよ。
]]>
そんな苛立ちを感じながらも、
「こんな小市民が騒いだところでどうにもならない」と思い
平常心を意識してきましたが・・・
やっぱダメ!、この苛立ちを口にしないと平常心が保てない・・・
弱い人間だな〜俺って・・・
『大切な命を守ろう!』・・・大賛成です。どんなものより命に勝る
大切なものはありませんから。でも・・・『大切な命』って何?
コロナにかかって失われる命もしかり・・・
この自粛で会社を失い、働く場所を奪われ、生活の糧を無くし
絶望の内に失う命もしかり・・・
治安が大きく乱れ、その結果失われる命もあるかも知れません。
また、直接命に繋がらなくても、必要以上の恐怖を植え付けられた
ストレスに加え、自粛という言葉に縛られた精神の抑圧は、
今後生きていく上で、様々な弊害をもたらすのではないか?
そもそも、国の大事を考えるときに、感染症の専門家が方向を決めている
時点でおかしいでしょう。
感染症対策は、感染症の専門家が・・・
経済のことは経済の専門家が・・・
国民の精神を守るために心理学の専門家が・・・
それぞれ必要な意見を交わし、その結果、国のリーダーが
向かうべき方向性を定める。
そこにリーダーの資質が現れるんじゃあないの。
今は、一つの方向しか見ないから『コロナにかかったら死んじゃう』
チョットのことじゃ生活に困らない人達が『命を守る(コロナから)』と
騒ぎ立てる。
明らかな、生活弱者蔑視の姿が現れる。
冷静に考えて!
PCR検査が進まない・・・正確な感染者数が分らない・・・感染者は公の数字よりも
10倍以上いるのでは・・・だとしたら、コロナの致死率・・・0.2〜0.3でしょ・・・
季節性のインフルは???しかも、コロナはインフルと違って、
明確な治療薬が無い状態だよ。
もちろん責任感の強い医療現場等の方々の頑張りがあるから
こんな程度の致死率で済んでいるんです。
だから、医療現場に最大限感謝し、その負担を少しでも減らそう!その時間を稼ごう!
という目的での自粛に異論はありません。賛成です。
でも目的は【医療現場の負担を減らすため】であり
『コロナにかかったら死んじゃう!』という感情論じゃあ無いはずです。
致死率0.2〜0.3%程度の感染症のために、無駄な恐怖を煽り、国民の対立を煽り、
失わなくても良いはずの命を失うようなことがあってはならない。
有効な治療薬が承認されればな〜・・・あっという間に事態は好転するのにな〜
近い将来・・・2020年を振り返り・・・
感染症による死者が最も少なかった代わりに
自殺者数が最も多い
金銭目当ての犯罪が激増し
家庭内暴力・DV被害・いじめが急増
なんてことにならないといいな〜
あと・・・必要以上に潔癖症の人が増えて、出生率が著しく減少・・・
これが、日本の将来にとって、最も恐れることでは無いですか?
(あと、気候変動もね!)
しっかり考えようよ!日本人として!
あ〜チョットスッキリ!
]]>
グズグズしていても、時間がもったいないので
数回前のブログから、実際にトレーニングにお伺いした際
どんなことを行っているのか?・・・
そんなことを書き始めています。
今回は、その4回目!
これまでは、お伺いした際、飼い主様に必ずお話しする
《基本中の基本》を書いてきました。
今回からは、実際のトレーニングパターンをご紹介したいと思います。
まずは【パピートレーニング】から・・・迎入れた仔犬に、いち早く
覚えてもらいたいのは『トイレ』ですね。
なので、どんな風にして『トイレ』を覚えてもらうか?
それをご紹介します。
子犬の成長はとても早いのだ!タヌキ顔の
黒柴ちゃん!2週間で柴犬らしい凜々しさが・・・
【トイレトレーニング成功の極意・・・その?】
《環境整備を正しく行おう!》
犬は、そもそも清潔を好みます。なので・・・
「安らぐ場所(例えば・・・寝るところ)と、トイレの場所は離す」ことが原則。
家庭の事情で、長時間のケージ生活を余儀なくされる場合では、
並の大きさのケージなら、2つ繋げるくらいの広さが必要です。
そして安らぐ場所と、トイレを両端に置いて、必要な距離を取ってあげます。
あと・・・フカフカしたカーペット等は、絶好の間違いやすいスポット。
オシッコを吸い込む所は、トイレになりやすいので要注意です。
【トイレトレーニング成功の極意・・・その?】
《とにかく、成功=嬉しい!体験を数多く積ませる》
極端な話し・・・どこでオシッコをしても成功!ぐらいのイメージから・・・
チョット考えれば、そんな工夫はすぐに思いつきますよね。
ケージの中を想定すれば・・・最初は寝るところ以外全てにトイレシートを
敷き詰めちゃいます。そうすれば100%成功!
成功したら、たくさん褒めてオヤツをパクリ!
前回のブログを思い出して!学習の基本は『不快を避け、快に向かう』でしたね。
成功して褒められれば(快)、その行動は強化されます。
徐々に、トイレシートを減らしていき、最終的には目的地に誘導できますよ。
【トイレトレーニング成功の極意・・・その?】
《失敗は叱らない!完全無視に徹します》
トイレの失敗を目撃すると・・・「こらっ!」とか「ダメ!」とか
声をかける・・・これダメッ!
声をかけることは関心を向けられる=『報酬(快)』に繋がる恐れがあります。
また、叱られる=『恐怖』になると・・・飼い主と『恐怖』が結びついて
飼い主のいないところでトイレなんてことにも・・・
なので『完全無視(不快)』落ち着いて処理!が正解です。
仔犬のトイレトレーニングは、何よりも・・・
飼い主が愛犬の動き・気配を察知し、正しく場所に誘導し成功させる。
そして報酬(快)!
飼い主のリード・コーチが重要なんですよ。
がんばりましょう!
]]>しまいましたが、騒いだところで、どうなるでも無し!
暇になった時間を生かして、勉強でもするか!
3回前のブログでは『飼い主と愛犬との関係』を・・・
2回前のブログでは『問題行動がどのように作られるか?』
?《母犬(母体)の生活環境が劣悪》
?《母犬・兄弟犬と離されるのが早すぎる》
?《社会化が不十分》
?《犬の欲求を正しく理解し、それを満たすことが出来ていない》
について触れました。
今回はその続き・・・『愛犬との基本的な向き合い方』について
触れていきます。
『飼い主と愛犬との関係』の中で、飼い主は愛犬を教え・導く・・・
リーダー的存在であると同時に、コーチでもあることを述べました。
なので、言葉の通じない愛犬との間では、愛犬に信頼・安心して
もらうための《振る舞い方》が大切になります。
「穏やかで落ち着きがあり、堂々として、一貫性がある」
「どうして出来ないの!ではなく、どうしたら出来るだろう!のアイデアを持つ」
「出来ないことにイラつくのでは無く、出来たことを一緒に喜ぶ」
飼い主には、まず、こんなことを意識してもらいます。
とーちゃんは、あんた達にとって、良きリーダーに
なれているのかな?・・・どう?どう?・・・
次に・・・《犬は、どのように学習するか》を理解してもらいます。
大・大・大原則は・・・「不快を避け、快に向かう」です。
これは、我々人間も一緒ですね。
愛犬とのトレーニングで具体的に表現する場合
「望ましくない行動には(絶対に)報酬を与えない」=不快
「望ましい行動には即座に報酬を与える」=快・・・です。
ここで言う報酬とは・・・愛犬が喜ぶであろう全てのことを言います。
よく使われる例が、愛犬の要求吠え!ですね。
ご飯を食べている飼い主の足下で・・・「それ・・・ボクにも頂戴 ワン・ギャン」
その可愛さに負けて、チョットお裾分け・・・
愛犬は、「吠えたら貰えた(快)」ので、吠える行動が強化されます。
よく勘違いされるのが・・・「うるさい!」「ダメ!ノー!」などと叱ること。
こちらからすれば、叱る=不快なのでしょうが・・・
愛犬からすれば、関心を向けられた=快・・・になってしまう恐れがあります。
なので、正解は・・・相手にしない!完全無視!が鉄則です。
そして大切なのは・・・吠え止んだら、その瞬間を捕らえて「イイコ!」の褒め言葉。
ポジティブな関心=快・・・ですね。
こんなことの繰り返しで・・・
望ましくない行動を減らしていき、望ましい行動を定着させていきます。
落ち着きが無い!ことにお悩みでしたが・・・
こんな笑顔で『オスワリ・マテ』が余裕でできます
もうすぐ卒業だね!
今回の2つは、愛犬に様々な事を教えて行く際の基本中の基本!
まずは、確実に覚えてくださいね。
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頂いた飼い主様が、『レンタルペット』に対して強い憤りの
気持ちをSNSにあげていました。
愛犬を家族と考える人達からすれば、全く疑いようのない気持ちです。
『レンタルペット』の話には、弱者をいたわる気持ちが全く反映
されていません。人間さへ良ければそれで良し!ですからね。
話は変わりますが、新型コロナウイルスが引き起こした、今の状態に
なにかしっくりこないものがあるんです。
究極の話し、この感染症が完全収束するためには、国民の多くが
罹患し抗体を持つか、有効なワクチンが開発され、それが
多くの国民に行き渡るかしか無いわけですよね。
だとしたら・・・「コロナに罹ったら死んじゃう!」と煽るのでは無く、
「重症になる恐れのある人に手厚い治療が施せる」ように医療に携わっている
方々を守ることが最優先じゃあないですか?
マスクを始め、必要な装備を、いち早く調えてあげて欲しいものです。
(介護・看護を含め、必要なところへマスクを!必要性の低い人は我慢)
そして、ワクチンには時間がかかっても、効果のある薬がいち早く
出回ることで、みんなの安心感は格段に上がるはずです。
東京の感染者が1000人を超えた現状でも、重傷者数は二十数名だと言います。
今回出された【緊急事態宣言】は、病院を守り、病床数を確保・維持するための
時間稼ぎの策ですよね。
決して、この1ヶ月で事態が沈静化する訳じゃあない。そんなことは素人でもわかる。
でも、その時間稼ぎの間に、【本当に生活が出来ない!苦しむ】人が
どれだけ出るのでしょう?
生活にある程度ゆとりのある人は「コロナに罹ったら死んじゃう!」と叫んで
いれば良いのでしょうが、コロナに罹らなくても命を失う人はどうなの?
そして、それに苦しむのは20代〜40代の次世代を担うべき年代に多くいるのでは
ないか?それが最も恐れること。
日々ワイドショーを賑わしているコメンテーターの方々は、生活に困りませんね。
専門家の方々もTV出演が増えて、懐が潤っているのでしょう。
そして日本を導く人達も、本当に【今日・明日を苦しんでいる人達】を
見ようとしない・・・というか?そんな経験がないから分らないのかな?
一日も早く、国民全員に10万円配って・・・
「生活に余裕のある方は、このお金を使ってください」とお願いすれば、
きっと有効にお金は動きますよ!
医療崩壊を防ぐための時間稼ぎと同時に、生活に困る人に対しても
時間稼ぎをしないと・・・「コロナで死んじゃう」人よりも「コロナ関連で死んじゃう」
人の方が増えちゃうよ!しかも、若い人が・・・
日本を導く人達がが、これほどまでに弱者に向き合えないのだから、
いちペットショップが犬の気持ちに向き合えないのもあたりまえか・・・
自分は、医療に関しても、政治に関しても全くの素人。
それでも、一人の人間として、本来日本人が持つ思いやり・優しさを
大切に生きていきたい。
もちろん、本職のワンコ・飼い主様の笑顔作りを大切にしながら・・・
単なるオッサンの戯言でした。
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昨日は雪!・・・しかも、しっかり積もるほど・・・
こんな気候じゃ、コロナじゃ無くても体調がおかしくなりそうです。
月に一度・・・3ポメさん達のお散歩練習です
今回は我が家の『ハナ』も参加しました
この日は暖かでしたよ
前回は・・・『飼い主と愛犬の関係』について書きました。
【α理論・権勢症候群 等 主従を意識した関係は無用】
【飼い主は愛犬をリード、導く・・・そんな意味でリーダー】
【飼い主は愛犬に教え導くためのコーチングスキルが必要】
そして、最終的に・・・
【飼い主様と愛犬がお互いに協力・協調しあう関係】を
作り上げることが目標です。
今回は・・・『愛犬のお困り行動はどうやって作られるのか』
について考えます。
愛犬のお困り行動を修正していくためには、その原因・理由が
分らないと、適切な方法が採れないからですね。
自分が理解している範囲では、大きく分けて以下の4つに分類できます。
?:《母犬(母体)の生活環境が劣悪》
いわゆるパピーミル的な環境では、仔犬の母体となる母犬が異常なストレスを
受け続けています。そんな環境で生まれる子犬は【もともとストレス耐性が低くなる】
ことが分っています。
?:《母犬・兄弟犬と離れる時期が早すぎる》
「犬は犬によって犬として育てられる」・・・当たり前のことですが、犬としての
基本的なありようは、犬から学びます。なので、その学習期間が短すぎれば
犬同士の会話術であるボディランゲージの習得が未熟だったり、
うまく遊べない(甘噛みが非常に痛い・すぐに激しく興奮する)等の問題を
抱えます。
日本でも、やっと『8週齢規制』が適用されるようになりました。
?:《社会化が不十分》
社会化のピークは、生後4週齢〜12週齢程度と言われます。
16週齢を過ぎると、社会化の窓は閉じ始め、新しいことになれるのが難しく
なります。「うちの子は怖がりで・・・」なんてことは、ここから始まって
いるんですね。
?:《犬の欲求を正しく理解し、それを満たすことができていない》
人と犬は異なる生き物です。なので、その欲求も異なる部分があります。
それを正しく理解し、出来うる範囲で満たす工夫をしていないと
過度なストレスに起因する【お困り行動】に発展してしまう恐れが高まります。
愛犬の性格の基盤は、だいたい半年程度で出来上がってしまいます。
ここで言う基盤とは・・・パソコンに例えると『ハードディスク』に例えられます。
『ハードディスク』なので、交換は出来ませんね。
その後、飼い主様との相互作用の元に『ソフトウェア』が挿入され、
愛犬の行動は作られて行くんですね。
昨日とは打って変わっての雪!
我が家の2匹はテンション上げ上げ!
ハッスルハッスルでした
この子のお悩み行動は、どのようにして作られたのだろう?
それを探り、対処方法を考えていくことが、次のステップに繋がっていきます。
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確かに治療効果のある薬が見つかっていないので、
不安であることに間違いは無いのですが・・・
それよりも(誤解を招くかな?)、生活が成り立たなくなる人が
どうなってしまうんだろう?・・・
そちらの被害を恐れてしまう今日この頃です。
ま〜今の政治では、苦しむ最先端は、一般市民ですからね・・・
仕事も暇になっちゃったし・・・
丁度良いから、これまで経験し、お伝えしてきた自分のトレーニングの
中身について整理してみようかな?・・・
季節は何事も無かったかのように過ぎていきます
サクラが綺麗だね!ハナ!ポッキー!
まずは、基本中の基本・・・【(自分が理想とする)飼い主と愛犬の関係】
について・・・
大前提として・・・何度も触れてきましたが
「犬は家族の中で自分の地位を上げようと考えている」
「飼い主は、力ずくでも自分の地位が上であることを示さなくてはならない」
なんて・・・俗に言う【アルファ理論】【権勢症候群】は、どこかに捨てちゃってください。
学説的にも、否定されちゃった何の根拠も無い妄想ですから。
それでも、飼い主様は愛犬に対し・・・
『愛犬が人間社会で安心して安全に暮らせるよう、ルールを教える』
ことが必要です。
ルールを教える・・・導いていく・・・そんな意味ではリードする・・・
『リーダー』という言葉は当てはまると思います。
と同時に・・・教え・・・導く・・・そのスキルを身につけた
『コーチ』的な存在・・・コーチングスキルも求められます。
教え・・・導き・・・そのためのスキルを身につける!
そのためには、種が異なる「犬とのコミュニケーションを取る方法」を
勉強しなければなりません。
それは、飼い主様はもちろん、愛犬にも勉強してもらいます。
「トレーナーさんの前ではイイコ!なんだけど・・・いなくなると???」
じゃあ困りますよね。
てなわけで・・・【Wan!One!わんだふる】のトレーニングは
飼い主様には【愛犬との正しい(自分が考える)向き合い方】を・・・
愛犬には【飼い主様に協力・協調(飼い主様も愛犬に)すること】を・・・
勉強してもらう・・・
そのご理解が、スタートになります。
一緒に勉強して、飼い主様は愛犬にとっての『プチトレーナー』になる!
そんなイメージかな・・・楽しそうな感じがしませんか?
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そんな中、先日TVで《国際政治学者:三浦瑠麗さん》の発言が・・・
そうそう!それそれ!それが言いたかったこと!と、腑に落ちました。
もちろん、コロナで命を落とすことは、大変なことですが
日々、別の理由で命を落とす方もいらっしゃいます。
それに加え、コロナ騒動で経済的な理由から命を落としてしまう方がいても
不思議では無い状況。
「コロナで死ぬ命と、経済で死ぬ命は等価なんです」
この三浦瑠麗さんの発言には、そうだ!とうなずくと同時に
何か大切のことを見逃しているコロナ騒動に対する違和感がハッキリしました。
私事ですが、トレーニングのご依頼がパッタリ止まりました。
幸い、手広く商いをしているわけではないので、ダメージそのものは
小さくて済んでいますが・・・
知らぬ間に《お姉ちゃん》になってしまいました。
もうお母さんを独り占めにできないね!
そんな中でも、マル&パピの成犬・女の子の基本トレーニング終盤戦で
「マルプーのパピーを新しく迎えちゃいました!」という飼い主様。
この飼い主様はとても意欲的で理解が早く、すでにワンコとの向き合い方を
ご理解いただいていたので、新米ちゃんを迎え、それは賑やかに、
楽しそうな状態でした。
それでも、この新米ちゃんには《社会化》が大切。
そのご説明をさせていただき、無事トレーニング終了です!
お伺した時は、地面に降ろすと怖くてブルブル・・・
数日後ドッグランで走り回るちびっ子の動画が・・・
よかったね!安心したよ!
数日後には、黒柴パピー・女の子の初回カウンセリング!
いや〜たまらん!・・・特に柴犬パピーのコロコロとした動き!
正式にトレーニングのご依頼をいただき、幸せ一杯です。
ザ・パピー犬!見知らぬオッサンを警戒すること無く
膝の上でスヤスヤ・・・ゴメン!カメラの音で起きちゃいました!
そうですね!何度も書いてきましたが、愛犬が人間社会で安心して安全に
暮らしていくことが出来るようにする!これこそが、飼い主様の責任でもあり
愛犬との生活を実り多きものにするポイントの一つです。
そのためには、《パピーを迎えたら、社会化トレーニングが必須》です。
愛犬が将来大きくなっても、必要以上警戒・恐怖を感じずに生きられる
その予防策が《社会化トレーニング》なんです。
社会化が不足して、必要以上の怖がりになったワンコは、たくさんの
ストレスを溜め込んでおり、その治療には多くの時間を要します。
人間も、コロナだけじゃあ無く、様々な病気にかかって治療するのは
大変なこと。だから自己免疫力を高めて病気を予防する!
ワンコも人も治療より予防が大切ですよね。
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どんなイメージをお持ちですか?・・・
TV等で、よく見かけるのは、トレーナーさんや訓練士さんが
愛犬のお困り行動を解決する!なんてシーンが良く見られますね。
お困り行動が出た瞬間に大きな音を出す・・・天罰方式や
以前、NHKでは、体罰まがいの方法が流されて大きな議論に
なったことも・・・
要するに、トレーナーさんや訓練士さんが、愛犬のお困り行動に
直接関わっていくイメージですかね?
ま〜TVですから、劇的な変化を見せて・・・「すご〜い!」なんて
感動したり・・・
でも・・・そのワンコ達は、その後どうなったんでしょうか?・・・
あのワンコさん達・・・今どうしているんだろうね?
幸せなら良いんだけどね〜・・・
自分たちトレーナーや、訓練士と言われる人達は、犬という生き物の特性や
その扱い方等に関して、勉強してきましたし、今も続々報告される
研究内容に関して、勉強が続けられています。
なので、当然ですが、一般の飼い主様よりは、飼い主様がお悩みになる
愛犬の行動を改善に向けることは上手だと思います。
でも・・・よ〜く考えてください。
愛犬と十数年、生活を共にするのは飼い主様ご自身です。
トレーナーや訓練士は、その中の、ほんの僅かな時間しか関わることが
ありません。
ハナちゃんもすっかりおばさん顔になってきましたね〜!
もう7歳半ですから・・・
なので、トレーナーや訓練士が、その場で見事!愛犬のお困り行動を改善して見せる
ことには、それほど大きな意味は持ちません。
よく聞かされるのが、「トレーナーさんの前ではイイコなんですけど・・・」です。
あんた達は、誰の前でもイイコさんできますか?
自分が考えている【トレーニング】とは・・・
愛犬のお困り行動の原因を知り、その解決方法を飼い主様と一緒に実践する
ことです。もちろん、お困り行動そのものを収めることもお見せしますが、
ポイントは、飼い主様が、そのように行動できるようにすることです。
犬という生き物に対して、正しい向き合い方を知る・・・決して難しいものでは
なく、基本さへ理解出来れば簡単なこと。
飼い主様が、愛犬に対して正しい向き合い方を知り、振る舞い方が変われば
愛犬の行動はおのずと変わっていくんです。
先日、お客様から・・・
「〇〇ちゃんがトレーニングを受けているんじゃあなくて、私が
トレーニングを受けているみたいですね!」・・・と言われました。
そう!それが正解です。
飼い主様ご自身が、愛犬に様々なことを教えられるようになること
(愛犬の欲求を理解し、できる範囲で満たした上で)
それが、トレーニングの目的です。
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「トレーニングって、何をするんですか?・・・」
「トレーニングって必要な事なんですか?・・・」
そうですね〜・・・ご依頼のほとんどは
「〇〇で困っているんですけど、治せますか?」とか、
「仔犬を迎えたんですけど、しつけってお願いできますか?」
なんですけど、その中に、トレーニングそのものについての
必要性を聞きたいという飼い主様が増えてきたのかな?・・・
そんな質問に自分の答えは・・・(あくまでも自分自身の考え方です)
《愛犬と飼い主様との関係を再構築(仔犬の場合は構築)し、
お互いが笑顔で生活できるようにすること。トレーナーは
そのお手伝いをします》・・・と、なります。
笑顔の写真いただきました!
ジャックラッセルテリアの女の子!
ちなみに・・・愛犬のお悩み行動にお困りの飼い主様にも
《愛犬と飼い主様との関係を再構築!・・・》が、主題になります。
「じゃあ!家の子は良い子だからトレーニングは必要ないわ!」
そうかも知れませんね!・・・でも・・・最大のポイントは・・・
《愛犬と飼い主様が【お互いに】笑顔》と言うことですよ。
一方の要求に対し、一方が我慢し続ける!のではなく、
お互いがお互いを理解し、協調・協力する!そのことで、お互いが
幸せに暮らせると考えることが重要です。
名前は『ニコちゃん』・・・お名前通り最高の笑顔です
キャバプーの女の子!
犬という生き物の、生得的欲求を理解出来ていますか?
その欲求を(出来うる範囲)満たすために、何が必要ですか?
愛犬の生活環境は、愛犬のストレスを最小限に抑える工夫がされていますか?
愛犬に正しく(理解出来るように)物事を伝えていますか?
愛犬のお困り行動に対して、正しく対応出来ていますか?
(体罰はダメ!逆効果!・・・制止しているつもりが、逆に煽っていることも・・・)
愛犬のストレスサインを見逃さないで!
そんなことをご理解いただいた上で、愛犬と飼い主様のコミュニケーションを
高める目的で、【基本動作】のトレーニングを行います。
細かい部分で濃淡はあるものの、概ね全てのトレーニングはここから始まります。
その後の具体的なお悩み行動への対応は、愛犬によって千差万別!
ご紹介が可能なら、個別の報告でお知らせしますね。
お馴染みの3ポメ兄弟です。お散歩練習の後に
はいチーズ!・・・笑顔いただきました!
ネットを含め、同業の中でも、トレーニングの意味・意義を様々に用いています。
そんな中で《Wan!One!わんだふる》は『愛犬も飼い主様も笑顔で・・・』
愛犬との十数年の生活が納得して遅れるように!
その手段として、トレーニングという言葉・方法を使っています。
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「今年は良いことがたくさんありそう!」・・・なんて
思っていたのですが・・・
2020年が始まってから1ヶ月半程度ですが、悩ましい
ことが次々に・・・
地元桶川の、とある広場・・・ご近所のワンコ達が集合して
遊ぶお散歩コースがあります。多い時には20家族以上!
少ないときでも5家族程が集まって、たくさんのワンコ達と
楽しい時間を過ごすことができます。
程度の良いワンコばかりなので、ご依頼頂いた
社会化トレーニングに使わせてもらうことも度々・・・
我が家の2匹達も、5年ほど前から遊びに出かけています。
ワンコの社会性は目を見張るものがあり、たくさんの
ワンコの中に、キチンとしたリーダーぶりを発揮しているワンコが!
決して威圧的な態度を取るわけでは無いのですが、
他の全てのワンコ達が一目置いていることを感じさせます。
もちろん、そのワンコに乱暴な振る舞いをするワンコもいません。
ワンコ同士の諍いが起きると、その親分ワンコがすぐさま仲介に
入ります。
人には真似できない、ワンコ世界での親分振りに感心させられたものです。
昨年暮れには、我が家にお泊まりも・・・
真ん中に鎮座するのが、地域の親分犬です
今年に入り、その親分が体調を崩し・・・かなりの高齢なので
やむを得ないと言えばやむを得ないのですが・・・
急激な体力の低下に、時代の変化を感じざるを得ません・・・
そんな折り・・・その広場で長年とても仲良くしていた柴ワンコ・・・
保護犬でしたが、素晴らしい飼い主様に出会って、幸せに過ごしているのに・・・
重い病気に罹っていることが判明しました。
とても穏やかな柴犬さん!我が家の2匹とも
大の仲良しなんです
ワンコを迎える時に、必ず覚悟しなくてはいけない現実なのですが・・・
遅かれ早かれ、必ず別れが訪れます・・・
まだ、健気に広場を訪れてくれる2匹のワンコですが、
「今日も会えて良かったね!」を忘れずに伝えています。
みんな早く元気になって!北本の氷川神社で
お願いをしてきました。
今日の1日と同じ1日はありません。我が家のワンコとの1日はもちろん、
トレーニング中のワンコとそのご家族様、そしてたくさんのお友達ワンコたち!
出会えた1日1日を丁寧に過ごしたいな〜・・・
そんなことを改めて感じさせる出来事です。
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トレーニングメニューにお散歩がたくさん含まれるので
暖かいのは助かるんですけど・・・
先日、Gレトリーバー 7ヶ月 女の子のトレーニングが一段落。
無事卒業なので「〇〇ちゃん!今日までありがとう」と言葉を
かけて家を出ようとして所・・・
なんとも・・・寂しそうな顔でこちらを見上げています。
飼い主様からも「こんな顔する〇〇は、今まで見たことがない」と・・・
(永遠というわけでは無いけど・・・)今日で終わってしまうことを
分ったのかな?・・・
飼い主様からは、ありがたい感謝のお言葉をいただき
嬉しいお別れなのですが、毎週会っていた「〇〇ちゃん」と
会えなくなることは寂しいかぎりです。
寂しさを紛らわすために、大好きな公園にお散歩なのだ!
「とーちゃん、どうしたの?なんか元気ないよ!」
最初に飼い主様からご相談があったのは・・・
「5ヶ月のゴールデンを迎えたんですけど・・・暴れん坊で、手が付けられない」
お母さんは、半ノイローゼ気味だとか・・・
早速お伺いして様子を拝見すると・・・さすが大型犬のパピーです。
小型犬のパピーも賑やかですが、基本的なパワーが違います。
そう言えば、ご近所でゴールデンを育てている飼い主様も
「迎えた時は暴れん坊で、そんな犬捨ててこい!と夫婦げんかも度々・・・」
なんてお話しも聞きました。
ご依頼いただいた飼い主様に、そんな話しもしながら
《望ましくない行動への対処方法》《望ましい行動の引き出し方》
《愛犬とのコミュニケーションの取り方》等々をお伝えし、
室内では、だいぶお悩みが無くなってきました。
実は一番の心配は「生後5ヶ月」ということで、社会化の問題でした。
それも飼い主様の努力で、概ね成功!
《ピンポン吠え》や《お散歩中の吠え掛かり行動》等の心配も
ありません。
まだ7ヶ月という若犬なので、外の刺激に興味津々。
お散歩に若干の難は残しますが、経験を積めば大丈夫!
とーちゃん!やっぱ、元気ないよ!
あたいが慰めてあげるよ!・・・
人なっつこい素振りと笑顔!小型犬では体験できない本気のプロレスごっこ!
チョット反抗期的な態度を見せたり、学習能力の高さに驚かされたり・・・
たくさんの顔をみせてくれた「〇〇ちゃん」本当にありがとうね!
そして、こんな経験をさせていただいた飼い主様ご夫婦にも
感謝!感謝!です。
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昨年は、朝の散歩は氷点下!なんて日がたくさんあったのに、
今年は・・・2〜3日くらい・・・この暖かさが、この後の季節に
悪影響を及ぼさないことを祈るばかりです。
さ〜て、こんなに暖かい冬だというのに
我が家の2匹は「散歩に行くよ〜!」と言っても・・・シラ〜・・・
「ご飯だよ〜!」と言っても・・・シラ〜・・・
「ただ今!帰ってきたよ!」と言っても・・・シラ〜・・・
前回のブログにも書きましたが、何とも無感動!・・・トホホです。
なにやら、背後から熱い視線が・・・
思い返せば、我が家の初代愛犬は、MIX犬で名前は『チロ』完全外飼い!
ネギ・タマネギの入った味噌汁をかけたご飯はもちろん、
たまに食べるすき焼きの汁なんか、最高のご馳走でした。
2代目は、柴犬の『茶々丸(女の子)』・・・外飼いで一度脱走したので、
それ以後は室内飼い。
夫婦共稼ぎで留守番の時間が長く、お散歩もチョットだけ・・・
今では当たり前になっている、夏・冬の室内温度管理なんて関係なし。
なので、自分で過ごしやすい場所を探して寝ていました。
そんな酷い飼い方でしたが・・・
「お散歩に行くよ〜!」と言えば・・・ヒャッホー!と大喜び
「ご飯だよ〜!」と言えば・・・待ってましたとばかりに大興奮
「ただ今!帰ってきたよ!」・・・と言えば、尻尾を通り越してお尻をフリフリ
しながら大歓迎してくれたものです。
要求吠えはしませんが・・・必殺!要求チョイチョイが・・・
同じ家庭犬で、同じ飼い主が育てたのに、なんでこんなに違うんだろう?
キーワードは《当たり前》《我慢》ですかね?
一度でダメなら二度・三度・・・
初代・2代目の時は、犬との向き合い方なんて、全て自己流!
仕事も忙しく、帰宅時間はまちまちで、お散歩もまちまち・・・
要するに・・・我慢・我慢の連続で、たまに訪れる楽しみが何倍にも
感じられたんでしょうね。
それに対し、今の『ハナ・ポッキー』・・・犬の勉強をっぱいして、
犬の生活ペースも考えながらの仕事作り。過度なストレスを与えない
ように、散歩も食事も考えて・・・そんな生活が当たり前になっているん
ですかね?まるでありがたみを感じませんが・・・
こんな贅沢が、初代・2代目に知られたら・・・怒られますね〜
ゲットしたのは、とーちゃんの膝の上!
これでこの行動は、みごとに強化されましたとさ。
しかし、育てる環境によって、ここまで違うワンコの性格が出来上がります。
すごいですよね!ワンコの対応力って!
この柔軟な環境への対応能力こそが、ワンコをここまでの成功者に導いた理由です。
人と共に生きることを選択し、人の生活環境に順応し、自らを変化させていく!
身近な出来事から、ワンコの進化を実感させてもらいました。・・・
【ワンコの進化!あっぱれ!】です。
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「・・・ ・・・ (完全に無反応)」
「ほら、散歩行かないと《シッコもウンチクン》もしないんだから!」
「寒いから・・・今日は行きたくない!」とでも言っているような表情で
見つめてきます。
「とーちゃん!まじっすか?」
「外は寒いので拒否します!拒否権発動中」
「はいよ!ご飯にしようぜ!」
「・・・ ・・・(ほぼ反応無し)」
「ほら!ご飯できたぞ!」
「あっそうですか・・・パクリパクリ・・・」
トレーニングに行って、ワンコ達の様子を聞くと、《お散歩・ご飯》の合図で
大はしゃぎなのに・・・なんでお前らは・・・
とーちゃん・かーちゃんが、ほぼ決まった時間に帰宅すると・・・
お迎えどころか、見向きもしません。
「猫だってお出迎えするのに、お前らと来たら!」・・・我が家の
かみさんはご立腹です。
ところが、ところが・・・
我が家では、洗濯機をまわすのが週に3回くらいかな・・・
洗濯が終わり、2階に干しに行くとき・・・
「さ〜てと!(干しに行くか)」と声が出てしまうのですが
すると・・・それまで爆睡中だった『ポッキー(トイプー)』が
ガバッ!と立ち上がり尻尾をブンブン!
急いで2階に駆け上ります。それを見た『ハナ(柴)』も
仕方なく追従・・・
ちなみに、それ以外の場面では、ほぼ2階に上がることは無いのですが・・・
パジャマ姿で失礼!
洗濯もの干すのが、なんで楽しみなの???
また・・・今は亡き、先輩犬『茶々丸(柴)』の月命日が12日!
その日は、庭に出て、『茶々丸』の墓前で手を合せるしきたりが・・・
「チャーさん行くか?」・・・と声をかけると・・・テンションUP!
急いで玄関に向かい、外に出ていきます。
ちなみに、この場面以外、勝手に玄関を出ない2匹なのですが・・・
「チャーさん」の声で・・・耳がぴん!目がキョロキョロ!
この後、急いで玄関に向かいます
またまた・・・2ヶ月に1回のトリミングの日!
「チャポチャポだぞ!」・・・すると『ハナ』がいきなりプレイボゥのポーズ・・・
「ワン!」と一鳴きして逃げ回り、『ポッキー』もつられて猛ダッシュ!
ちなみに、逃げる!という行為は、それ以外に見たことありません・・・
不思議ですよね〜・・・
毎日の出来事に馴れる(お散歩・ご飯・決まった時間の帰宅 等)のは
ご不満な態度ながらも理解出来るのですが
3日に1回(洗濯干し)・月に1回(月命日)・ましてや2ヶ月に1回(トリミング)の
出来事にも、決まって反応します。しかも、日常には見られない態度で・・・
ワンコの記憶力・学習能力は、まだまだ未知の世界!
不思議で楽しいことが溢れていますね。
悪いことでも良いことでも・・・勝手に学習が進むようです。
飼い主の皆さん!愛犬の学習能力を馬鹿にしないで!
日々の言動・行動に気をつけて行きましょう!
]]>1月2日 家族全員(もちろんハナ!ポッキー!も)で
近所の氷川神社へ初詣!
おみくじを引いたら・・・なんと!【大吉】
今年は良いことがたくさん起こりそう!期待でワクワクです。
お正月気分も終わり、最初のお仕事始めは・・・
以前トレーニングを行った『ちゃま君』(Mダックス)
『ちゅらちゃん』(ポメラニアン)の《お泊まりトレーニング》から
スタートです。
ご家族様から溺愛されて、よく吠えちゃう2匹でしたが
我が家の雰囲気にも慣れ、《お泊まりトレーニング》も無事終了!
一緒に過ごした我が家の愛犬『ハナ』『ポッキー』も
ご苦労さんでした。
お散歩も楽しくできました〜!
また遊びにオイデね!
出張トレーニングの仕事始めは『マーリーちゃん』(Gレトリーバー)。
生後6ヶ月を過ぎ、自我が芽生え始め、チョット生意気になる年頃。
ですが・・・これまでのトレーニングで飼い主様が頑張ったおかげで
室内での振る舞いには、ほぼ問題が無くなりました。
飼い主様のホッ!とした表情・笑顔が嬉しい限りです。
残すは、協調してお散歩が出来るようになることだね!
興味があるものに対し、立ち止まったり、急いだ結果リードを
引っ張ってしまう行為は、並のワンコレベルなので特別な
問題では無いのですが・・・なにせGレトリーバー!大型犬のパワーは
馬鹿に出来ません。
我を忘れて勢いよく突進!なんてことが起こらないよう
飼い主様に注意を払いながら歩く・・・そんな練習を加えていきます。
良いですね〜!レトリーバーのこの笑顔!
棒切れと一緒に幸せを運んできました!
『マーリーちゃん』が猫に反応!立ち止まって、ジッと見つめました。
「そこ!褒めて!」・・・追いかけずに見つめただけ!それ望ましい行動です
「ヨシ!マーリー!イイコ!」・・・声をかけられて『マーリーちゃん』が
振り向きます・・・「そこも褒めるポイントです!」・・・「ヨ〜シ!イイコ〜!」
オヤツをパクリ!・・・「さ〜!行こう!」ポジティブな声かけで歩き始めます。
こんなことを繰り返していけば、興味を持ったものを追いかける行動は
減っていきますね。
リードが緩んだ状態で歩いていたら「ヨ〜シ!イイコ〜!」
飼い主様をチラッと見上げたら「ヨ〜シ!イイコ〜!」
足拭きでおとなしくしている時に「ヨ〜シ!イイコ〜!」
オモチャを持ってきたら「ヨ〜シ!イイコ〜!」
オモチャを口から離したら「ヨ〜シ!イイコ〜!」
基本動作の練習中も「ヨ〜シ!イイコ〜!」の雨あられ!・・・
『オスワリ・マテ』なんて、もう簡単!
「私は天才なので・・・」byマーリー
愛犬が人間社会で安心して安全生活していくために
《望ましい行動を褒め言葉とオヤツ(報酬)でマークする》方法です。
望ましい行動が定着してくれば、おのずと望ましくない行動は影を
潜めていく!そんな効果が期待できます。
が・・・それよりも・・・褒めている飼い主様そのものに・・・
笑顔が増えていませんか?・・・
飼い主様の笑顔は、飼い主様ご自身はもちろん、愛犬にも幸福感を
もたらします。
それがトレーニングの一番の狙いなんですけどね!
]]>
2020年が、皆様にとって幸多き年になりますよう、
心からお祈りしております。
元旦の朝は冷え込みました!
我が家の2匹は・・・あらあら・・・ヒーターの前で
暖を取っています
さ〜て、新年1発目のテーマは・・・
そうですね!昨年1年を振り返りつつ、2020年の抱負を
考えてみようかな〜・・・
お〜い!今年最初のお散歩だよ〜
「寒いのでお手柔らかに」byハナ・ポッキー
昨年のトレーニングで気になったことは、
【多頭飼いの飼い主様からのご依頼が多かった】こと
【間違ったネット情報に踊らされた飼い主様が多かった】こと
ですかね〜・・・。
例えば・・・複数の愛犬に対して《吠える》行動にお悩みの場合・・・
「怖い!から吠えている」場合と
「縄張りを守ろうとして吠える」場合では、理由も異なるし
対処方法も異なりますよね!
それを・・・《無駄吠え》と一言で称して、無駄吠えの多い犬には
【吠えた瞬間に大きな音で脅かす!】なんて方法や
もっと酷いと【電気ショック首輪】の装着を勧めるような情報を
信じて実行してしまう!なんて場合があります。
チョット待った!
愛犬達は【吠える理由が違う】し【吠えている心理状態も違う】んですよ。
怖がっている愛犬を《更に怖がらせたり》、犬として正しい反応
(縄張りを守ろうとする行動)をしている愛犬に《体罰を使って(電気
ショック首輪は体罰以外のなにものでもありません)止めさせよう》と
する行為はいかがなもんでしょうか?
《怖がって吠えている愛犬には》・・・【自分(飼い主様)が一緒だから
怖がる必要は無いんだよ!】ということを教え、《縄張りを守ろうとして吠えている
愛犬には》・・・【教えてくれてありがとう!もう吠えなくて大丈夫だよ!】という
ことを教えれば良いんですね。
でも、ここで悩みが・・・【恐怖・体罰】を使って行動を変える方法は、
方法論は間違っていても、うまくいった場合に劇的な変化が生まれる
可能性があります(副作用は無視してですが・・・)。
それに対し、【原因を取り除き教える】方法は、愛犬の一生を通して
行っていく方法なので、劇的!・・・というイメージはありません。
お散歩から帰ってきたら・・・ご飯の時間です
「うんめ〜な〜!とーちゃんご飯の腕あげたね!」
《吠える行動が激しすぎる》という行動修正は勿論ですが、
その行動修正を通して、《飼い主様と愛犬との関係を再構築》して、
お互いが協調して生活する方法をお伝えしていくことが
『wan!one!わんだふる』のトレーニング方針なんです。
なので、お伝えし、ご理解いただき、実践方法を学んでいただくのに
時間がかかってしまう・・・う〜ん・・・
それが多頭飼いだと、顕著に表れてしまった!これが昨年の課題でした。
今年も、基本方針は変えることはありません。でも・・・
飼い主様のご負担を減らすためにも、時間短縮は必須です。
ご飯を食べたら・・・日だまりを求めて・・・
お〜い!怠け犬達!番犬はしないのかい!
「とーちゃんがいるから安心です・・・グースカピー」
時間短縮のためには・・・自信のスキルアップ!が求められます。
う〜ん・・・ありきたりだけど・・・
今年の抱負は『学び!』ですね。
飼い主様と愛犬の笑顔!もっともっと増やすために『謙虚に学び続ける』
そんなことを意識した1年にしたいと思います。
]]>
早いですね〜!早い!速い!早い!
本日は12月24日・・・おじさんにはあまり馴染みは無いけど
今日はXmas!我が家では、愛犬『ハナ』と『ポッキー』の
ためにケーキを買って記念写真をパシャリ!
そんな儀式も今年で7回目!
う〜ん・・・我が家の愛犬達もすでに7歳・・・アラフィフ!
といったところでしょうか?・・・
本日も元気に朝のお散歩へ・・・
途中でゴールデンの『ハルちゃん』に遭遇!
『ハルちゃん』のお母さんから・・・「今日はハルの誕生日なんです!」
とご報告!・・・「へ〜Xmasが誕生日なんだ!これなら忘れないね!」
「ところで・・・ハルちゃんは2歳になったのかな?」
「いえいえ!もう4歳なんです!」・・・「えっ!4歳?」・・・
お散歩の途中・・・富士山が綺麗だったのでパシャリ!
富士山ちっちぇ〜!
小ぶりなゴールデンでも、我が家の愛犬達からすれば《大きな怪物!》
出会った頃は陽気なはしゃぎぶりに飼い主様も四苦八苦!
人が大好きで、撫でてもらうと・・・所構わずゴロンとお腹を出して
撫でて!撫でて!と甘え放題!
「こんな所で寝転んだら、洗濯するの大変だよ!」
そんな注意もよそに、『ハルちゃん』の笑顔は満開です。
そんな『ハルちゃん』が、もう4歳!立派なレディになっちゃったんだ!
「あっという間に4歳になっちゃって・・・」
「早いですよね〜・・・うちのはもう7歳ですから・・・」
「この先が心配で・・・ワンコは歳を取るのが早いから・・・」
ですよね〜・・・決まっていることとは言え、愛犬を看取るのは
飼い主の最も辛い責任です。必ずや訪れる別れを考えると・・・
そう言えば、先日お邪魔した、Mダックス『チャマ君』・ポメ『チュラちゃん』の
飼い主様も、同じようなことを感じていたな〜
愛犬を大切に育てている飼い主様にとって、共通で最大の悩み事です。
そんな意味では、愛犬はなんとも親不孝ですね。
飼い主様が溺愛中の『チャマ君』『チュらちゃん』
今度、お泊まり練習に来るんだって〜
幼犬の頃は、賑やかすぎて苦労して、生後半年を過ぎれば思春期に悩まされ、
落ち着いて来るのは3歳くらいになってからかな〜・・・
4〜5歳にもなれば、昼間は家の中でグースカピー・・・本当によく寝てます。
賑やかで、元気過ぎたあの頃が懐かしくもなります。
お〜い!どこで寝てんだよ〜!
ハナは日だまりを求めてゴロゴロの毎日です
手がかからなくなって楽なのは良いけど・・・
《あんまり急いで歳をとらないで・・・もっとゆっくり歳を重ねようね》
なんかしんみりしちゃいました!
よ〜し!今日はXmasだ!
お前らのために、とーちゃんが【スペシャルスープ】を作ってあげますよ!
ケーキとスペシャルスープでパ〜ット!楽しんじゃおうぜ!
それじゃあ、買い物に行ってくるよ〜!
]]>昨年も書いたけど・・・クリスマスには気をつけて!
愛犬を迎え、愛犬と生活を共にすることは、子育てと一緒。
大変な苦労がついて回るはずです。それでも、それ以上の
幸せを運んできてくれる愛犬達!
苦労を考えずに、「クリスマスプレゼントだよ!」なんて
安易にワンコを迎えないでね。
くれぐれもお願いします!いい加減なペットショップの
販売トークに騙されないように!
へ〜あんた達、寒くなると同じベッドで寝るんだ?
あたしゃ迷惑なんだけどね!・・・byハナ
こんな姿にも癒やされますね〜
さて、こちらの覚悟がしっかりして、愛犬を迎え、信頼関係を
結んだと思っていても・・・
【飼い主様に対して、威嚇する・噛む】というお悩みが増えてます。
普段はとってもイイコなのに!・・・
対処の方法は、何回か前のブログに書きましたが、
そこに書けなかった注意点をいくつか・・・
大前提は・・・愛犬にとって嫌なことはしないです(注意?)。
ワンコの個性は様々です。撫でられるのが嫌いなワンコ!
抱っこが嫌いなワンコ!・・・その逆に大好きなワンコもいます。
まずは、ご自分のワンコは何が好きで何が嫌いなのかを見極める
必要がありますね。
ワンコは我慢強いので、多少の嫌なことは忍忍・・・我慢してくれますが、
それが恐怖・警戒に強く結びついてしまうと・・・我慢の限界!
その恐怖から逃れようと、威嚇・噛むの行為に移ります。
また、過去のトラウマが、その行為を誘発することもあるのでご用心!
でも・・・(注意?)と示したのは・・・
【嫌なことでも、やらざるを得ない】ことがありますね。
代表的には・・・ブラッシング・爪切り・歯磨き・耳掃除 等々のお手入れです。
飼い主様からすれば『愛犬のため!』ですが・・・
愛犬からすれば『ナンデそんなことするの?』的な感じかな?・・・
なので、【愛犬にとって嫌なことでも、愛犬のためにやらなければならないこと】
というくくりがありますね。どうしましょう???
飼い主様ご夫婦で、愛犬の肉球をプニュプニュ!
大型犬なので、今のうちから『どこを触られても大丈夫!』
の練習をしましょうね。
答えは・・・簡単ですね!
【嫌だな〜というネガティブな感情を楽しいな〜というポジティブな感情】に
置換えてしまえば良いんですね。
このボール・・・プヒプヒ音がして楽しい!
とーちゃん!かーちゃん!何してんの?
ま〜楽しいからいいや!
主従関係を考える人達は、飼い主様と愛犬との支配関係等を口にすると
聞きますが・・・力で押さえつける!ましてや体罰を使う方法は、信頼関係を壊す
ばかりか、強すぎる抑圧は、激しい恐怖警戒反応を生むという副作用に
繋がりかねません。
確かに、心が毀れてしまった(表現はまずいかも知れませんが)攻撃行動には、
ここで書いた方法は通用しないかも知れませんが、そうなる前に手を打てれば、
楽しくて、簡単な方法があるんです。
もし、そんなお悩みをお持ちの飼い主様がいらっしゃいましたら、
【ネガティブをポジティブに・・・】そんな提案をしてくれるトレーナーさんに
相談してみてください。
一般的なレベルなら威圧・体罰は必要ありませんので・・・
]]>
小生は、バリバリ昭和生まれのオッサンです。
基本は体育会系の職人気質・・・一般のサラリーマン時代は
怒りっぽく、鬼の形相がしばしば(優しい面もありましたが・・・)。
妻は一人・・・人間の子宝には恵まれなかったものの、
今は、最愛のワンコと楽しい日々を送っています・・・
「そんな情報はどうでも良いよ!」なんてお怒りの声が
聞こえて来ますが・・・実は・・・《子宝に恵まれず!》が
今になって悩みの種に・・・
様々なトレーニングにお伺いして、飼い主様と愛犬との関係を
お伝えするときに・・・
『母親と子供の関係』もしくは『コーチングスキル』の話をさせて
いただきます。もちろん、人間と犬では、本能も欲求も異なるので
全く同じでは無いのですが・・・
例えば・・・飼い主様を威嚇してしまうワンコの場合・・・
《ナゼ、そんな行動を採ってしまうのか?》その理由を探り
《その行動が発現しにくい環境》を整えていきます。
ここからがポイントですが・・・
「少し良くなったように感じるけど・・・まだ威嚇します!」なんてお話しには・・・
「これまでは10回威嚇されたものが、9回に減ったんですよね!
そうしたら、出来ない9回を見るのではなく、出来た1回を見てあげて」と答えます。
『オスワリ・マテ』の練習中!あれっ?フセに
なってますね〜・・・ま〜良いか!しっかり待ててるもんね!
学校のテストで0点ばっかりの子供が、頑張って10点採りました!
なんだ10点かよ!100点まではほど遠いな!と、言ってしまったら・・・頑張れますか?
よ〜く頑張った!次は20点採れるようにこんな工夫をしてみようか?
例え小さな変化(成果)でも、それを認め、次のステップを超えるための
ヒントを提示する・・・子供の努力を認める親と、ヒントを与えるコーチの役割かな・・・
あるワンコのトレーニングで、お母さんと娘さんが一緒に参加!
そんな話をしていたら・・・娘さんが・・・ポツリ・・・
「そうやって育ててくれたら、私も出来る子になれたかも・・・」
『オスワリ!マテ!』おい!ちびっ子!前に出すぎ!
でも頑張ってるから『よ〜し!イイコ!』
ハハハ・・・でも・・・自分は子育て経験が無いので、説得力ゼロなんですけどね・・・
この発想法の最大のメリットは・・・
【褒められる方は嬉しい!し、褒める方も嬉しい!】・・・(逆を考えれば一目瞭然)
自然と笑顔が増え、穏やかな気持ちで愛犬と接することが出来るようになります。
ハナ・ポッキー手本を見せてくれ!
「ヘイ・・・ヘイ・・・」
おい!ハナ!カメラ目線は?
「断るでごじゃる!あたいは媚びを売りません」
なので、自分自身も、とても穏やかな性格に?・・・
「本当に?結構イライラしてるじゃん!」と、我が家のかみさん・・・
それは、俺に対してあんたの扱いが雑だからじゃあね〜の!
ハハハ・・・笑顔が溢れる生活って、結構難しいんです。
]]>
短くて・・・なんか、あっという間に時間が過ぎて
やるべきことができなくなっちゃうんですよね〜
今日も・・・せわしなく・・・時間ばかりが過ぎていきます〜・・・
さーて・・・最近もたくさんのトレーニングご依頼で
あっちこっちと飛び回っていますが・・・
ご依頼内容も千差万別!《噛み付く》《引っ張る》《吠える》は
もちろん《パピー犬に大苦戦》のお問い合わせも・・・
体は大きくても、まだまだパピー!
大型犬のパピーは大変なんだな・・・これが・・・
「こんなはずじゃあなかったのに・・・」
よく聞かされるお言葉です・・・が・・・
ワンコの立場でよ〜く考えてみましょう!
全く言葉も通じない!風習も全く異なる!・・・そんな世界に突然放り
出されました。
オシッコがしたくなったので、トイレかな?と思う場所で失礼!
「〇×△※!」ボコッ!・・・意味不明の言葉で大声で怒鳴られたうえに殴られた!
1人で暇なので、テレビらしき物に触ってみた!
「〇×△※!」ボコッ!・・・意味不明の言葉で大声で怒鳴られたうえに殴られた!
こんなことが繰り返されれば・・・『ボクはいったいどうすれば良いの?』と
ストレスの塊に・・・
飼い主様に悪気は無くても、ワンコの立場からすると、こんなことが
たくさん起こっているんですね!
昔は、こんなワンコの行動に対し、「〇×△※」ボコッ!の方法で
ワンコに恐怖と痛みを通して、その行動を止めさせることが流行りました。
でも今は・・・そんな無茶苦茶な方法では無く、その行動が起こる原因を探り、
望ましくない行動を望ましい行動に置換える 等々の方法で
お互いの信頼・協調を大切にする方法が増えていますね。
それでも・・・一つのお悩みが解決した!と思ったら、また困った行動が・・・
こんなことも繰り返されます。でも、トレーナー任せでは無く、トレーナーから
その方法を勉強していれば、混乱することはありませんね。
だから、任せるトレーニングでは無く、一緒に学ぶトレーニングが必要なんですね。
ワンコの知能は、人間に例えると2〜3歳レベルと言われます。
もちろん人間とは違いますが・・・
その子に、どうやって様々な望ましい行動を覚えてもらえば良いのでしょう?
飼い主様のお悩みは、愛犬の一生を通して続くんですね!
お〜い!とーちゃんお仕事行ってくるぞ〜!
ハナ・・・ふ〜ん・・・そうですか
ポッキー・・・楽しい夢を見てるんだから邪魔しないで!
イタズラ盛りな時期から頭を悩ませ、成長期の反抗的態度に手をこまねいて・・・
アッという間に熟年期・・・正しいトレーニングを続けていても、心が安まるのは
この頃からかな〜・・・
そうすると、イタズラ盛りの賑やかさが懐かしくなり、穏やかな日常がチョット
寂しくもあり・・・
ただいま!・・・帰ってきたぞ〜・・・
ハナ・・・あっそうですか
ポッキー・・・意外と早かったじゃん!
こんな娘に育てた覚えは無いんですけど〜!
犬という生き物は、何とも罪作り!
そんな覚悟はお持ちですか?
]]>
秋は、お散歩トレーニングにうってつけの季節。
夏頃から依頼を受けていた数件のお散歩トレーニングも
順調に進み、卒業生も増えてきました。
ふ〜・・・チョット余裕が出来たかな〜
なんて一息ついてたら・・・あらあら・・・嬉しいことに
続けざまのトレーニング依頼をいただきました。
暴れん坊?のゴールデン・・・これまで写真なんか
撮れなかったのに〜!
ほ〜ら!ちゃんとカメラ目線ですよ!
「仔犬を迎えたんですけど〜暴れっぷりが酷くって!・・・」
「仔犬を迎えようと思っているんですが、トレーニングは必要ですか?」
「他のワンコに挨拶しようと近づくと、襲われちゃうんですけど・・・ナンデ?」
「ズーット・・・ケージ生活で・・・可哀想だから出してあげたいんですけど不安で・・・」
ここ最近のご依頼は、様々なお悩み事が・・・
早速、カウンセリングにお伺いして、愛犬の様子・生活環境・飼い主様の
接し方 等々を拝見・・・
その上で、全ての飼い主様に共通してお話しさせていただいているのは・・・
《愛犬の犬としての欲求を理解し、(出来る範囲で)それを満たしてあげること》
《愛犬と向き合うときの基本》
《飼い主様の心構え》
お話しをしたうえで、実際に行動でお見せすると・・・
「あらっ!うちの子、こんなにおりこうだったかしら?」
ほぼほぼ、そんな反応をいただきます。
そんなことをご理解いただいたうえで・・・次は・・・
それぞれのご家庭の事情、愛犬の個性が異なるので、取り組むべきことは
千差万別・・・飼い主様・愛犬それぞれにあった、育て方のお話しをさせて
いただいています。
とてもフレンドリーで、可愛い子ですね!
他のワンコに襲われやすいの?ナンデだろ?
こんな流れが、カウンセリングですね。
ここでお話しした事が、実践できれば、特別な問題を除くと
7〜8割の解決につながります。
でも、実際に飼い主様お一人で、実践するのは難しい!
なので、しばらくの期間、トレーナーと一緒に愛犬の育て方を
学んでいこう!
それがWan!One!わんだふるのスタイル!
最大のポイントは、《飼い主様が愛犬との関係の作り方を学ぶ》ことです。
愛犬が若いうちに、飼い主様が、それを身につけてしまえば
後々の生活は、大変楽しく笑顔が絶えない毎日に・・・
サラリーマン時代には、怒りやすかった自分が、愛犬との正しい関係の
持ち方を知ったら・・・普段の生活でも怒ることの馬鹿馬鹿しさがわかってきました。
怒った所で何も解決しないし、怒った後は気持ちがへこむし・・・
あんた!またとーちゃんのソファーで寝てんの?
はい!秋田犬になってとーちゃんをやっつける
夢の続きです・・・グースカピー・・・
この子達(愛犬)は怒らなくても理解しようとしてくれます。
自分たちは、この子達に正しい理解のさせ方を知れば良いだけなんですね!
]]>
トイプーちゃん》に関する記事を投稿しました。
あんなに小っちゃくて、可愛い顔をしたトイプーが
いきなり鬼の形相に・・・飼い主様にとっては悪夢以外の
なにものでもありません。
しばらく、攻撃性に関する問い合わせは無かったのですが・・・
ここに来て、2件続けて攻撃性事案の問い合わせが・・・
しかも・・・2件とも・・・トイプーです。
過去の事例も合せ・・・共通点は・・・病院で手術!もしくは
ペットホテルに預けた後・・・
そしてもう一つ・・・飼い主様が攻撃行動を押さえようと、大きな音を立てたり、
愛犬を威嚇、愛犬に暴力を加えたり・・・
お話しを聞いたり、愛犬の様子を見ていると・・・
一般的にイメージする攻撃行動とは雲泥の差があります。
この子達は・・・怖い!怖いからやむを得ず、自分を守る手段として牙をむく!
いわゆる《防衛目的の攻撃的行動》なんですね。
「私の気持ちを分ってくれる人が来たみたい!」
大丈夫!お父さん・お母さんも分ってくれたよ!
これからも一杯甘えて良いんだよ
怖がっている愛犬を、大きな音で脅かしたり、ましてや
暴力的な行為で静めようとしたり・・・そんなことをしたら
愛犬は、「大好きな飼い主様が、怖がっている私をいきなり攻撃してきた」と
混乱するばかりか、誰を!何を信じて良いのかわからなくなってしまいます。
普段は、甘えん坊でイイコなんですよ!
『オスワリ』も『マテ』も『オイデ』もできるし・・・飼い主様を
見つめる目には、一切の汚れもありません。
それが、過去の何らかのトラウマで・・・恐怖が予感出来るとS/Wが
入っちゃう・・・だったら、その状況を『怖がる必要はないんだよ!』と
飼い主様が教えてあげれば良いだけです。
あるお宅では、数万円のDVDまで購入して、一生懸命体罰を用いた
トレーニング(トレーニングとは言いたくありませんが)を重ねてしまったようです。
飼い主様が悪いのでは無く、そんな情報が堂々と出回っていること
自体が罪なのですが・・・
とーちゃんの膝の上でグースカピー!
あんたもとーちゃんのこと襲うのかい?
ハイ!チャンスがあれば・・・ ・・・本当に?
でも・・・なんで・・・トイプーばかりなんだろう?
H/Pの写真が、我が家の愛犬トイプーの『ポッキー』だからかな?
単に相談しやすかっただけ?
その辺の謎は解けませんでしたが、飼い主様がお悩みになっていた
愛犬の攻撃性(防衛目的の攻撃的行動)のうち1件は、数回のトレーニングで
無事に解決の道筋が立ちました!
また秋田犬にでもなる夢を見てんのかい?
ハイ!大きくなって、とーちゃんをやっつける夢です!
愛犬との正しい向き合い方を理解して、これからはたくさんの笑顔で
お過ごしください。
【飼い主様も愛犬も溢れる笑顔】それがWan!One!わんだふるの願いです。
]]>チャレンジしました。
ちなみに、アカウントは・・・wan_one_wonderful です。
お時間のある方は、覗いてやってください!・・・
なぜ?今頃になって、instagram を?・・・
実は・・・トレーナーの勉強を始めてから、ドッグビヘイビアリストの
田中雅織氏という方の知識・考え方に大きな影響を受けました。
実力で言えば、私なんぞ足下にも及ばない存在ですが、
愛犬と飼い主様の幸せ・笑顔を作るために、たくさんの考え方を
参考にさせていただいてます。
その田中雅織氏が、とある番組でinstagramの話をしていまして・・・
これは、どうしても見たい!という衝動に駆られ、慣れない手つきで
スマホをカシャカシャ!・・・
悪戦苦闘の末、なんとかinstagramができるようになりました。
そんな最中!最近の投稿で『しつけから育てるへ』という内容を発見!
「これだ!これこれ!」と、今までモヤモヤしていた気持ちが
晴れる思いでした。
家の中ではポ〜ッとしていても、広場に離されると・・・
意外にも、こんなに凜々しい姿に・・・
ナゼ?って・・・
これまで、どうしても『犬のしつけ』『ドッグトレーニング』という
言葉には「人間の都合を犬に押しつける」イメージがあって、
ともすれば、強制・威圧・体罰もイメージされてしまうし・・・
でも、一般の飼い主様が愛犬との生活で求めるのは、自分の心を支えてくれる存在・
笑顔にしてくれる存在・・・なはず。
「いっぱい食べて、一杯寝て・・・大きくなったら
秋田犬になるぞ〜」そんな夢を見てるのかな〜
だったら、「人間の都合を犬に押しつける」一方通行の関係では無く、
「お互いを理解しつつ、お互いの幸福のために協力する」という相互通行が
必要ですよね!でも、相手が犬という異なる種なので、人間とは異なる
欲求の満たし方やコミュニケーションの取り方をアドバイスする!
それが、自分のやりたいことかな〜・・・って思うんです。
嬉しいことに、これまでもたくさんのご依頼をいただき、
感謝の言葉もいただいています。
でも、やれていることは・・・数回のトレーニングで愛犬の行動を180度変える
ものではありません。
お悩み行動の原因を探り、それを取り除くために、愛犬と飼い主様の信頼関係を
再構築したり、愛犬の欲求を満たす方法をお伝えしたり、コミュニケーションの
取り方を一緒に学ぶ 等々 地味な道のりです。
大切な家族として、一生懸命に子育て?
無事に卒業!・・・これからも幸せにね!
愛犬との正しい向き合い方!関係のあり方!・・・それを続けて・・・
穏やかな気持ちで、お互いが理解し合える・・・年単位の取り組みです。
自分の子供をどのように育ててきたのか?・・・何年も何年も・・・教えるべきことは
続いたはずです。それが育てる!ということ。
愛犬も同じですね!・・・《しつける》のではなく《育てる》・・・
なんか、スッキリしました。
]]>あたりを席巻!秋晴れの日が続き、心が躍ります。
そんな心地よい時間が流れる中・・・
11月2日は・・・『ポッキー』満7歳の誕生日でした。
人間の歳に例えると・・・40代中盤〜後半、すっかりオバハンです。
「ヨシムラ ポッキーちゃん!」「ハ〜イ」
どうです?上手になったでしょう!
当日は土曜日でしたが・・・久しぶりに何の予定もナシ!
『ポッキー』『ハナ』が大好きな北本の水辺プラザ公園にお出かけです。
台風の被害で荒川の水位があがり、あたり一面水に覆われてしまったようですが、
今は水も引き、遊べる状態になっていました。
幸い、人も犬も少なかったので・・・2匹をフリーの状態に・・・ダメですよ・・・本当は・・・
楽しそうに2匹で追いかけっこ!
草むらに顔を突っ込み、葉っぱをムシャムシャ!
あらあら!『ポッキー』の顔や体には、枯れ草や、なにかの種が・・・
トイプーの毛は、すぐに何かをくっつけちゃいます。
ポ〜っとした顔に、たくさんの種・・・こんな顔も可愛くてしかたありません。
悪いことした後の顔・・・
こんな顔されたら、怒れませんね〜!
一杯遊んだ後は、しばし休息!
2匹揃って「グースカピー・・・」
遊び疲れた様子です
そして夜は、お楽しみの誕生日会!
ハッピーバースデー『ポッキー』
大好きなケーキのお裾分けです!
今日は楽しんでもらえたかな?
このところ、トレーニングの依頼が増えて、中々一緒に遊びに行けなかったから・・・
また、たくさん遊びに行こうね!
この娘達と出会えたことが、本当に幸せです。この子達もそう思ってくれるかな?
愛犬と生活を共にしていると、様々なお悩みも出てきます。
そんな飼い主様と愛犬に、より楽しい時間の作り方をお伝えしたい。
そう考えるようになったのもこの娘達のおかげ・・・
残された時間を、丁寧に、そして楽しく大切に過ごそうね!
今日もありがとう!明日もよろしくね!お・や・す・み・・・
サイズ感が逆じゃね〜!
]]>厳しい暑さを乗り越え、お散歩トレーニング絶好の
シーズンになったのに・・・
台風や大雨のせいで、なかなか実践が進みません
困った!困った!・・・
そんな中、とても印象深いワンコさん案件についてのご報告です。
登場してもらうのは・・・ダックス&マルチーズ・・・2歳の男の子
『ダッフィー君』です。
飼い主様のお悩みは
「激しい興奮癖」
「お散歩中、他のワンコへの吠え掛かり行動」・・・ets・・・ets・・・でした。
出会った頃の『ダッフィー君』
「このオッサン・・・何者だ?」てな感じですかね?
早速、興奮を抑えていくために必要なアドバイスと
《基本動作》《ピンポン吠え抑制》のトレーニングスタートです。
『ダッフィー君』の物覚えの良さは天下一品!基本動作はすぐにマスター!
ピンポン吠えは・・・数発吠えても、お母さんの睨みと『オスワリ』の指示で
ジッと我慢の子に変身。
これまで出会った子の中でも、5本の指に入る優秀さです。
お散歩トレーニングも、数回の練習で手応えを感じました。
が・・・謎が一つ・・・複数人でお散歩に行くと・・・興奮S/Wが入りやすく、
一旦S/Wが入ると、制御不能に・・・
トレーニングの後半戦、自分一人で『ダッフィー君』を連れてのお散歩練習!
見事です!『ツイテ』の指示でコンタクトもバッチリ!なので、
他のワンコに狂うこともありません。
『マテ』『オスワリ』もピタッ!と入ります。
これなら大丈夫!
卒業間近!・・・ご家族様全員で、お散歩に行きましょう!
ところが・・・ところが・・・
警戒S/Wが一度入ると・・・もう収まりがつきません・・・大失態です。
しょんぼり、ご自宅に帰り、お母さんとお話しをしていると・・・
「不思議ですね〜?私一人なら、落ち着いてお散歩できるのに!」
「へっ?・・・落ち着いてお散歩できてるの?・・・本当に?」
「本当ですよ!」
てなわけで、お母さんと『ダッフィー君』のお散歩の様子を拝見!
『ダッフィー君』に気づかれないように・・・距離を開けて、後ろをトボトボ・・・
不審者扱いされるのが心配でしたが・・・
あらあら・・・とても上手に、楽しそうにお散歩ができています。
最初の頃は『ダッフィー君』の暴挙?にワタワタしていたお母さん!
それが堂々と、落ち着いて『ダッフィー君』をリードしています。
『ダッフィー君』の成長はもとより、お母さんが一番成長してくれた
みたいです。
卒業間近!『ダッフィー君』笑顔でお出迎え
してくれるようになりました。
自分の力不足で、8回予定が9回のトレーニングに・・・
意味不明の興奮が解決できない状態でしたが・・・
お母さんからは自信に満ちた「もう大丈夫です!」のお言葉・・・
チョット申し訳ない気持ちも残りましたが、『ダッフィー君』無事卒業です。
ちなみに、8回のお約束だったので、料金は8回分・・・追加料金はいただきません。
天才的な理解力なのに、1箇所残った制御不能の興奮癖・・・
自分自身に課題が残り・勉強になる案件でした。
]]>大きな災害に繋がらないよう、願うばかりです。
またまた忙しい!を言い訳に、ブログ更新が遅れてしまって・・・
今回は、トレーニング風景というか・・・
《Wan!One!わんだふる》の近況報告のような感じで・・・
写真は・・・ポメの『チュラちゃん』とお母さん!
お父さんとMダックスの『チャマ君』も一緒に
トレーニング中です
お問い合わせの内容は・・・
「お散歩中・・・他のワンコへの吠え行動」でした。
「あの〜2匹いるんですけど〜・・・トレーニング代金は倍ですか?」
「やることは同じだから、金額は一緒で良いですよ!」
そんな良心的な(自分で言うのもなんですが・・・)料金設定も
《Wan!One!わんだふる》の魅力の一つです。
現在・・・お父さんのコントロールレベルは100点満点!
お母さんが自信を持っていただければ卒業!レベルまで来ています。
なんて思っていたら・・・
デカポメの『レン君』『リク君』
ちびっ子ポメの『ルネちゃん』と飼い主様です
こちらも「吠え行動」と「お散歩中の吠え掛かり・引っ張り」が
お悩み事・・・3匹で吠えると、そりゃ〜ま〜大騒ぎです。
お散歩出発時に興奮してしまうことが押さえられれば、
写真の通り、飼い主様のコントロールが効くように・・・
みんな揃って頑張ってます!
最近多頭飼いのトレーニング依頼が増えているな〜
なんて思っていたら・・・
左が『ミッキー君』右が『ミニーちゃん』
ナント・・・なんと・・・ジャックラッセルテリア2匹の
トレーニング依頼!
こちらはトレーニングを始めたばかり!
かなりの難敵です。
あれっ!パピー犬のご依頼も来たぞ!
先住犬・・・Mシュナウザーの『アイ君』です
隣に落ちている???モップみたいなのは???
モップじゃなくて・・・新入り『マイ君』
生後2ヶ月チョットのMシュナウザーです
そうですね!迎えてすぐに、飼い主様が基本的な知識を身につける!
これは、とても大切なこと。
仔犬を迎える飼い主様には、この姿勢をお奨めします。
パピートレーニングのついでに『アイ君』にも
色々なルールを教えちゃいましょう。
なんか・・・急に・・・多頭飼いの飼い主様からのご依頼が増えてますね〜
みんなお困り・・・でも・・・すごい愛犬達を愛している飼い主様ばっかりです。
そんな飼い主様達なら・・・トレーニング費用のことは『多頭飼い』でも気にしないで!
愛犬と飼主様の笑顔が、もっともっと増えることが
《Wan!One!わんだふる》の願いです。
さ〜頑張るぞ〜!
]]>
日中はまだ暑さを感じるけど、朝晩の気候はお散歩に最高!
愛犬と一緒に秋のお散歩を満喫しましょう!
そんなわけで、長々と続けてきた【お散歩について考える】も
最終回を迎えました。
前回は、あまり反応を示さないワンコ・・・Wan!One!わんだふる
では、『ハナちゃん先生』に力を借りて、《すれ違う》練習まで
進めました。
見た目はワイルドだけど・・・優しくて穏やかな
『ハナちゃん先生』です。お散歩トレーニングでは
必要に応じて活躍中です。
今度は一般のワンコと挑戦です。
『ハナちゃん先生』とは違い、一般のワンコは、近づいて来たり、
逆に吠え掛かってきたり・・・上手に挨拶が交わせるワンコばかり
ではありませんよね。
なので、飼い主様の《相手のワンコに対する洞察力》が鍵を
握ります。
見るからに、興奮して近づいて来そうなワンコの場合、
こちらが道を変えるか・・・変える道が無い場合は、事前に『オスワリ』を
させて、愛犬に相手のワンコが見えないように体でバリアを張って
相手をやり過ごしましょう。
これは、最高に難しいパターンです。
ま〜ま〜普通にすれ違えそうなワンコだったら、
愛犬の名前を呼んで『アイコンタクト』から『ツイテ』の指示。
不安そうであれば、愛犬の鼻先に《大好きなオヤツ》をかざしながら
通過してもかまいません。
なにしろ、最近までは相手のワンコに吠え掛かっていたのですから、
急に上手にはなりません。こんな練習を繰り返し、徐々に他の
ワンコに対する過剰反応を抑えていきます。
万が一《吠え掛かっちゃったら》・・・軽く首輪(ハーネス)をつかんで
『オスワリ・マテ』・・・オヤツに注目させて、その場をやり過ごしましょう。
最初は不格好ですが・・・回を重ねれば必ず上手にやり過ごせるようになります。
《吠え掛かりの原因》が《社会化不足》に起因する場合、相手のワンコと
仲良くご挨拶!までは、中々うまく出来ませんが、焦らず・騒がず・
《吠えなくなった愛犬》に自信を持って、練習していきましょう。
THE座敷犬!と思われがちですが、意外と
ワイルド!『トイプーのポッキー』もトレーニングに
積極参加しています
最後に・・・お散歩は【飼い主様も愛犬も楽しい!】ことが重要です。
上手くいかないことにイライラするのではなく、うまくいったことを
最大限に喜び、笑顔で愛犬と接すること!
そして、愛犬には《匂いをたくさん嗅がせてあげてください!》
愛犬は匂いを嗅ぐことで情報を集め・分析し、それで安心・・・
ストレスの発散にもつながります。
トレーニング参加・お散歩等で疲れたら
マッタリ・ぐっすり・・・なにせもう7歳の
おばさんたちですから・・・ご苦労さん
さ〜お散歩には最高の季節です。
吠え掛からなくなった愛犬と一緒に、お散歩をタップリ
楽しんでください!・・・
]]>
時は確実に進んでいるのに、台風15号の被災地域では
復興に手が付けられない状態も続いています。
せめて、早急に避難住宅のようなものを設置できないん
ですかね?あれじゃあ、気の休まる時がありません。
さて、《お散歩について考えてみた》も、いよいよ九回目!
大詰めにさしかかり、今回は、『他のワンコに吠え掛かる』類いの
お悩み行動に光を当ててみます。
愛犬にとって飼い主様が安心できる!そんな振る舞い方を身につけていただけましたか?
お散歩中、愛犬の望ましい行動を見逃さずに褒めていますか?
『ツイテ!』の指示で、愛犬が飼い主様に注目できるようになりましたか?
そこまで行けばもう一息!実際に他のワンコと遭遇シーンを作ってみます。
《Wan!One!わんだふる》のお散歩トレーニングで活躍するのが
スタッフ犬の『柴犬ハナちゃん!』この娘は、いたって穏やか・・・
「本当に柴犬なの?」と疑うほど、人畜無害なワンコです。
柴犬とは思えないほど穏やかな気性の『ハナちゃん』
ただボ〜ッとしているだけ!そんな声も
聞こえて来ますが・・・
トレーニングの手順は・・・
「遠くにワンコがいるな!でもこの距離なら反応しない」所からスタート!
そのあたりで、愛犬を褒めたり、オヤツをあげたり、楽しいイメージを
作ります。そして、ゆっくり時間をかけて、距離を縮めましょう。
愛犬が『ハナちゃん』に反応を示しそうになったら・・・
名前を呼んで『ツイテ』の指示!『ハナちゃん』とは逆方向に歩き出します。
徐々に、その距離も縮め、方向も『ハナちゃん』向きに変えながら
トレーニングを繰り返します。
そんな時、飼い主様は、焦らず・堂々と・落ち着いて!・・・
不安を持つと、愛犬も不安になりますから。
それが順調に進めば、『ハナちゃん』との《すれ違いトレーニング!》
『ハナちゃん』は滅多なことで他のワンコに反応しないので、トレーニングには
持ってこい!・・・家に帰ると『ハナちゃん先生』ご苦労さん!と言って
ご褒美をたくさん上げます。
『ポッキー』はね〜・・・チャカチャカしてるから
慣れないワンコはチョットビックリ!
訓練性能は抜群なんだけどね〜
さ〜て『ハナちゃん先生』との《すれ違いトレーニング》がうまくいったら、
次は、一般のワンコ達との挑戦です。
頑張っていきましょう!
]]>台風15号の被害は想定を上回り、千葉県では
信じられないほどの被害が・・・心からお見舞い申し上げます。
こっちも酷かったですね!雷が・・・
台風が過ぎて酷暑・・・そして激しい雷雨・・・日本の気候・・・
イヤイヤ、世界の気候がどうなってしまうのか?心配です。
さてさて・・・お散歩についての考察も、はや8回目!
今回は、引っ張りの(プラスお困り行動)原因を探ります。
これまでのお散歩トレーニングで最も多かった・・・と言うより
ほぼほぼ、その原因になっていることは・・・ズバリ『社会化不足です』
必要な時期に必要な経験を積ませていなかったため、
愛犬達にとって、様々な刺激が《警戒・恐怖》の対象になってしまっています。
なので、お散歩に出かけても不安心理が働きます。
お散歩は楽しい!でも・・・不安が一杯・・・なので、チョットした刺激に対して
過剰に反応し、興奮してしまいます。
他のワンコへの吠え掛かり行動・車や自転車への吠え掛かり行動等は
もちろんのこと、塀に体をこすりつけながら歩いたり、匂いを嗅ぐことが
できない・・・なんてことも、不安行動の表れです。
こんな子達とのお散歩練習は、とにかく《愛犬にとって飼い主様が
安心できる存在であること》に注意を注ぎます。
リードを持つ手はリラックス!リードはユルユルの状態を(できるだけ)
キープして、前を向いて堂々とした姿勢で歩く。
まずはこの基本姿勢を学んで頂きます。
そして愛犬が前に行きすぎたら・・・前回お話しした4つの方法(主に?と?)を
使って、愛犬を飼い主様の脇まで引き寄せます
『イイコ!上手だね!』と褒めてから『ツイテ!』の指示で脇を歩かせましょう。
上手にツイテ歩けているときも『イイコ!すごいね!』等の褒め言葉を
与えつつ、愛犬に自分の取っている行動に自信を持たせていきます。
愛犬が飼い主様の顔を見上げたら・・・『イイコ!』力強く、落ち着いた声で
褒めます。
とにかく、お散歩の最中に、愛犬が望ましい行動を取ったら、すぐに褒める!
褒めることを探すぐらいの勢いでお散歩の練習をしてください。
こんなことを繰り返すうちに、愛犬は自分の取っている行動に自信を持ち、
不安心理が薄れていきます。そして、正しい行動を示してくれる飼い主様にも
安心・信頼の感情が強くなると考えています。
ここまできたら、次は《他のワンコに吠え掛かっちゃう》行動抑制ですね。
次回からは、そのあたりを中心に・・・ ・・・
]]>
9月になったら・・・涼しいの?暑いの?どっちなの
ハッキリして!状態。そして何より、自然災害のすさまじさ。
日本の気候はどうなったの?・・・チョット心配です。
レア写真が撮れました。ポッキーが近づくと
離れるハナちゃん!でしたが・・・今日は・・・
嬉しくてウルウルしちゃいそうです
さ〜て、今回は、お散歩中の引っ張りを直しちゃいましょう!
早速実践練習方法から・・・
?:リードが張ったら立ち止まる!(引き戻すのではありません)
リードが緩んだら再び歩き出す!・・・ひたすらそれを繰り返す
?:リードが張ったら、無言で自分が後ろにゆっくり下がりつつ・・・
軽くリードを引き戻し、愛犬を自分の脇まで誘導!
『ツイテ!』の指示を出しながら歩き始める・・・その繰り返し
?:リードが張ったら、素早く180度方向転換。
無言で逆方向に歩き出す。
?:自分の前を歩かせないように、最初からリードコントロール。
穏やかな状態になるまで続ける。
珍しく・・・いきなり方法を示してみました。
ちなみに、?〜順に、厳しい方法に並んでいます。理想は?・?程度で
収まることですね。
どうですか?・・・うまくできましたか?・・・
実は、これらの方法は、チョット調べるとすぐに出てきますよね。
実際にそれを試しても上手く行かない・・・
そんなお悩みの飼い主様が多くいらっしゃるのが現実です。
なんでうまく行かないの?そもそも方法がインチキなの?
そうじゃないんです。実際に自分も、上の方法も使って
お散歩中の引っ張りを直しています。
て言うか!お散歩中のお困り行動を直していると言った方が正しいかも・・・
お散歩中にリードを引っ張るワンコには・・・だいたい・・・
《ピンポン吠え》《お散歩中、他のワンコ(人・車)に吠え掛かる》等の
お困り行動がセットで着いてきます。
なんででしょう?
そう!お散歩中の引っ張りは、引っ張るという行動そのものに目を
向けてもダメ!ナゼ引っ張るの?・・・その原因に着目する必要があるん
ですね。
久しぶりの公園です!こんな穏やかな状態なら
引っ張りも吠える行動も心配有りません
原因を取り除く(取り除くための努力)こと無しに、行動だけ改めようと
しても無理なんですね。
愛犬がナゼお散歩中にリードを引っ張るの(プラスセットの行動)?
その理由を探り、その原因を取り除く!それと平行して
引っ張り防止の方法で練習する!
これが王道です。
じゃあ、その理由は何?どうやって取り除くの?
それは・・・愛犬の個性によって千差万別!愛犬の数だけ理由があります。
次回からは、幾つかのケーススタディで、それをみていきましょう・・・か・・・
]]>
ブログの更新・・・サボっちゃいました。
捻り鉢巻きで、また頑張ります!
さ〜て・・・お散歩について考える!も6回目に突入!
前回までに、部屋の中で『ツイテ!』の練習をしてきましたが、
今回からは、いよいよ外での実践練習!
これまで、書いてきた、お散歩のポイントをよ〜く思い出しながら
実践していきましょう。
外の刺激と言えば・・・雷様が怖いポッキー
こればかりは克服出来ませんでした。
ゴメンね!ポッキー
室内でうまくできた!と喜んでいても、外に出ると・・・
たくさんの刺激が・・・他の人・他の犬・様々な匂い・音・・・ets・・・ets・・・
なので・・・まずは、一定の刺激に限定される場所で『ツイテ』のおさらい!
公園や、人・車の通りが少ない道路等がお奨めです。
公園に着いたら、しばしフリータイム!匂いを嗅がせたり、一緒に
走ったりして、愛犬の欲求を満たしてあげましょう。
愛犬が満足して、落ち着いてきたら・・・
室内で行ってきた『ツイテ!』の練習です。
どうですか?・・・うまくできましたか?・・・だいたい、ここまでは
スンナリ進むんですよね〜。
公園等での『ツイテ!』に自信を持てたら・・・
なるべく、他の人・他の犬に遭遇しないようなコースを選んで
お散歩実践!・・・
部屋の中では天才犬!吠え行動も減ってきました
後は・・・お散歩中の吠え行動抑制だけだね!
勘違いしないでくださいね!お散歩中は、いつも『ツイテ!』を
している必要はありません。
愛犬は昔の兵隊さんじゃあないんだから、飼い主様と行進をする
ことが散歩の目的ではありません。
散歩の目的は、愛犬も飼い主様も楽しく!リフレッシュすることですから・・・
上のパピヨンのお姉さん犬です。
穏やかで、愛くるしくて・・・飼い主様も
目の中に入れても痛くないそうです!
じゃあなんで『ツイテ!』の練習なんかしたの?
それは〜・・・お散歩中に出現する、様々なお困り行動を抑制する手段として!です。
お散歩中の引っ張り・他の人・犬に吠え掛かる・車等、動く物を追いかける・・・
こんな行動を防止する目的で、覚えてもらっています。
さ〜て!実際に、お散歩を始めると・・・
出ました〜!やっぱりね!・・・グイグイ引っ張るじゃあないですか!
それじゃあ、次回は、お散歩中の引っ張り行動を直しちゃいましょうか!
どうぞ、お楽しみに!・・・
]]>
?:愛犬に望ましくない行動を習慣化させないこと
?:飼い主は、愛犬にとって頼れる存在であること
?:基本動作をマスターして、信頼関係を再構築しよう
?:お散歩の基本について
を、ご紹介してきました。
お散歩の基本は・・・
堂々とした歩き姿勢!そしてリラックスした精神状態!
リードを持つ手はリラックス!決して強く握らない!
リードは張らないように!ユルユルの状態を意識して!
でしたよね。
そんな状態を作るために『アイコンタクト』『ハンドターゲット』が
重要な役割を果たします。
最初の練習は、もちろん室内で・・・
愛犬の鼻先にオヤツを持った手を提示!・・・手を動かしながら愛犬を自分の脇に
誘導!・・・愛犬に手の甲を追わせるようにして、飼い主自身が歩きます。
どうですか?うまくいきました?
徐々に一緒に歩く距離を伸ばしたら・・・
愛犬の鼻先に置いていた手を、少しずつ上に上げていきましょう!
最終的には、飼い主の胸のあたりまで持っていきます。
すると・・・どうでしょう!
愛犬が飼い主の顔を見ながら歩くようになったではありませんか!
そうしたら・・・オヤツを持った手を胸のあたりに置きながら、愛犬の
名前を呼び『アイコンタクト』をとります。
そして、一緒にあるきながら、落ち着いた声で「よ〜し!イイコ!」等の
褒め言葉で、愛犬に自信を持たせましょう。
上手にできたら、もちろんオヤツもお忘れ無く!
ここまでの練習は、もちろんノーリードでしたよね?
次のステップは、お散歩の状態に近づける目的で・・・
リードを付けて室内で同じ練習です。
上手に歩くことが出来るようになったら『ツイテ』の指示語を入れて
歩き出す!・・・これも忘れずに!
室内で出来るようになったら、次のステップは・・・外に出て!です。
室内でこんなに上手に出来たから大丈夫!・・・なんて自信を持ちすぎると・・・
ハハハ・・・大失敗しますよ!
人間には、室内も外も、同じようなことに思えてしまいますが、愛犬から
すれば、刺激が全く異なると、環境も異なります。
室内での練習を思い出すまでには、それなりの経験も必要!
それでは、次回から、そとでの実践練習に移りましょうか?
お楽しみに!
]]>
言うのも面倒くさくなるぐらい暑いです!・・・あっ言っちゃった・・・
愛犬にとって、とても大切な『お散歩』の記事。
真面目に、一生懸命書きますね。
さて、前回までのポイントは
?:愛犬に望ましくない行動を習慣化させないこと!
?:飼い主は、愛犬にとって頼れる存在であること!
?:基本動作をマスターして、信頼関係を再構築しよう!
等々に関して触れてきました。
基本動作をマスターして、信頼関係の再構築に取りかかったら・・・
早速、お散歩の様子を拝見します。
今現在、数件のお散歩トレーニング依頼を頂いていますが、
幸いなことに「長時間狭いケージの中でお留守番!」なんて
愛犬がストレスを溜め込む条件のお客様がいません。
て、言うか・・・通常、室内フリー状態のお客様ばかりです。
これ・・・実は大切で・・・愛犬との生活において、不必要なストレスを
最小限に抑えることで、愛犬の優良な精神状態を維持させるんです。
ちゃんとルールを教えて、できるだけ室内フリー状態を実現させて
上げてくださいね。
さてさて、そんなワンコ達!実際にお散歩の様子を拝見すると・・・
一番ありがちなのが・・・《リードがピ〜ンと張ってしまうこと》
リードが張っても怯まないワンコ達・・・そして引っ張られまいとする
飼い主様・・・知らず知らずのうちにバトルに発展!
リードが張ると、飼い主様は『引っ張られまい!』としてリードを
引き戻します。引き戻すと愛犬は『引き戻されまい!』として、更に
リードを引っ張る悪循環。そしてどんどん興奮して吠えやすくなって
しまいます。
お散歩の基本は・・・
堂々とした歩き姿勢!そしてリラックスした精神状態!
リードを持つ手はリラックス!決して強く握らない!
リードは張らないように!ユルユルの状態を意識して!
です。
それが出来ないから相談してんじゃない!
ハハハ・・・そうですね!でも・・・練習しましたよね!
思い出して・・・基本動作を・・・
『アイコンタクト』『ハンドターゲット』そして『ツイテ』の出番ですよ!
じゃあ・・・次回は、お散歩中の引っ張り行動を直しちゃいましょうか?
]]>
文句ばかり言っていた7月の天気が懐かしい!・・・です。
さてさて・・・本日のお題も《お散歩について》です。
前回までのポイントは・・・
?:愛犬に望ましくない行動を習慣化させないこと!
?:飼い主は、愛犬にとって頼れる存在であること!
を、紹介してきました。
それらを実践するために、Wan!One!わんだふる では・・・
《基本動作のトレーニング》を日々のルーティンに入れるよう
お願いしています。
『オスワリ』『マテ』『オイデ』この3種類は三種の神器!
また、これらの基本動作+様々なコマンドを教えるために有効な
『アイコンタクト』『ハンドターゲット』の練習
上達してきたら・・・
『ヒールポジション』『ツイテ』
概ね、これらのコマンドが理解されて、上手に出来るように
なったら、表に出ての実践練習に移ります。
「たかがお散歩練習ごときになんでこんな面倒なことを!」
な〜んて声が聞こえて来そうですが・・・
これこそが Wan!One!わんだふる トレーニングの肝!
《愛犬との信頼関係を再構築する》ための手段なんですね。
様々なご家庭にお伺して、飼い主様と愛犬の様子を拝見すると・・・
「飼い主様のことがだ〜い好き!」という愛犬はたくさんいます。
でも・・・決定的に欠けているのが・・・
「飼い主様がいるから安心!」
「飼い主様の判断に任せていれば、怖がらなくても大丈夫!」
なんてことなんです。
これが無いから・・・お散歩中《警戒・恐怖》場面で吠え掛かったり
縄張りに不審を感じる(ピンポン!)と吠えまくったり・・・
犬なので吠えても良いんです!・・・でも・・・飼い主様が「大丈夫だと!」と
意思表示したら吠え止む!
そんな状態になれば、お互い安心ですよね。
基本動作のトレーニングは、そのための練習!
必要な場面では飼い主様に意識を集中!
コマンドに従えば、飼い主様に褒められる・・・嬉しい!・・・
トレーニングって言うと・・・チョット厳しかったり・・・怖かったり・・・
なんてイメージをお持ちではありませんか?
トレーナーさんによって、その方法は様々かも知れませんが
Wan!One!わんだふる では・・・
「愛犬は、大好きな飼い主様とオヤツがもらえるゲームを楽しんでいる!」
そんな感覚で取り組んでいただいています。
なので・・・《飼い主様も愛犬も笑顔が一杯!》・・・です。
あれっ?また外に出ませんでしたね〜・・・
次回こそ、外に出てトレーニングしてみましょう!。
]]>先日ブログを更新していたら・・・そう!こうやって
書き込んで・・・後は写真を添付して終了!
なんて思っていたら・・・いきなり・・・ブチッ!
P/Cの電源が切れた!エッ・エッ・なんで?なんで?・・・
慌てて修理業者に電話をしたら、1〜2週間のお預かり・・・
無理無理無理・・・お客様に迷惑がかかっちゃう・・・
何軒も電話して・・・ついに訪問修理の依頼を受けて頂いて・・・
ふ〜直った〜・・・ヨカッタ!・・・
予定外の出費は痛いけど・・・これで仕事に復帰できる〜・・・
てなわけで・・・季節外れ(夏はむいてないんだよね〜)の
お散歩練習フィーバーに加え、P/C故障のてんやわんやでしたが、
本日のお題も、【お散歩】です。
前回のお話しで、お散歩のお悩みは、お散歩だけじゃ解決
しないんです!ということをお伝えしました。
必要なのは、困った行動を習慣化させないこと!そのためにも
飼い主様は愛犬にとって、安心・信頼できる存在になることが
大切なんです。
とっても利発なパピヨンの女の子!
次回からは、我が家のワンコ達と一緒に
ワンコに吠え掛からないための練習です!
お散歩中《他のワンコに吠え掛かる》事例では、そのほとんどに
《ピンポン吠え》が付いてきます。この場合、愛犬の吠え行動は、
警戒・恐怖ですね。警戒・恐怖に対して、愛犬自身が自分で解決する
方法を選択して吠えている!と言うことでしょう。
こんな時・・・「ダメッ!」「うるさい!」「吠えないの!」等々
飼い主様が興奮気味に叱ったらどうなるでしょう?
吠えが止みました?・・・止まないですよね!・・・
愛犬からすれば・・・「飼い主様も一緒に警戒して吠えている!」なんて
捕らえているかも?・・・
お散歩中の吠え掛かり行動に平行して
ピンポンがなったらハウスで待機!の練習中。
これが中々・・・がんばろうね!
そう!こんな時、愛犬に理解させるべき事は
「この事態は、とーちゃんが解決するから大丈夫」
「お前達は安心していなさい!」・・・ということ。
ちなみに我が家の2匹も《外の気配に吠える》ことが多々あります。
そんな時は、とーちゃんがハナちゃん目線で一緒に外を見て・・・
「ハナ!何かいた?・・・大丈夫じゃん!」
「教えてくれてありがとう!さあこっちへオイデ」と視線をそらし
知らせてくれたご褒美にオヤツをチョット!
こんなことを繰り返すことで
「そっか〜!とーちゃんに任せていれば安心なんだ!」と学んでもらいます。
そして、それを十分に理解すれば・・・お散歩中に・・・不安なことがあっても・・・
「この場面はとーちゃんに任せておけば良いんだよね!」・・・
最近お散歩トレーニングに大活躍のハナ・ポッキー
「あたい達の契約は文章化されてますよね!」
「取り分は・・・まさか・・・9:1なんてことないですよね!」
理屈としてはそうなるはずですね!
じゃあ実際のトレーニングで、そんないうまくいくんでしょうか?
次回からは、実際のトレーニング風景を交えて・・・お話ししていきますね。
]]>
なんて文句ばかり言っていたら・・・
いきなり気温が急上昇!しかもジメジメ・・・
寒いのは解消したはずなのに、今度は蒸し暑さに
文句全開!ハア〜我々人間とは、なんと我が儘な生き物なのか!
そんなこんなで、今日の我が家は・・・
暑さのせい?エアコンの効いた部屋・・・小さな身体のくせに
一人(一匹)1個ずつのソファーを占領してグースカピー・・・
ワンコは天気に文句は言わないけど、だるいのは一緒みたいです。
お〜い!お前ら〜!いい加減にしろよ
その場所・・・とーちゃんとかーちゃんの場所じゃね〜?
「ふ〜ん!そうでしたっけ?」byハナ
「知らない!あたい動かないからね!」byポッキー
ところでところで・・・何度か話題にしていましたが、
最近のトレーニングでは【お散歩にお悩みを持つご相談】が急上昇!
《お散歩中の引っ張り》はもちろん・・・
《他の人・犬に吠え掛かる》
《走る物(車・バイク)を追いかける》・・・ets・・・ets・・・
それぞれのお宅にお邪魔をして、カウンセリングを受けて頂くと・・・
面白いほどの共通点が・・・
共通点その?:『家の中でも様々なシチュエーションで吠え行動が見られる』
共通点その?:『迎えた先はペットショップ』
共通点その?:『社会化に関する経験不足』
共通点その?:『飼い主様のことがだ〜い好き』
もちろん、全てが共通ではありませんが、ま〜同じような質問に
同じようなお答えが・・・おそらく、こんなお悩みを抱えた飼い主様は
もっとたくさんいるんでしょうね!
ワンコは、その経験を重ね、望んだ方向に向かうと、その行動が
習慣化していきます。なので、手を打つなら早め早めがお奨め!
時間が経てば経つほど、修正するのに手間と時間が必要になります。
例えば・・・お散歩中、他のワンコに吠え掛かる・・・すると・・・
相手もお散歩の最中なので、通り過ぎて行きますね!
「やったぜ!俺(私)が吠えて脅かしたから相手は逃げていったぜ!」
あなたのワンコさんも、そんなふうに間違った自信を
つけているかも知れませんよ。
自信を得たワンコさんは、ことあるごとに吠え掛かり、その行動を
広げていきます。
ついには・・・【嫌なことが起これば、吠えることで解決できる】ことを
学習し、吠え行動が常習化!・習慣化!・・・なんてことにも繋がります。
元気でやんちゃなトイプーの『マコちゃん』
お散歩トレーニングに『ハナ』『ポッキー』も
大活躍です
これは、吠え行動だけではありません!
【こんな行動に困っているんだよな〜】なんてことがあれば、
放置せず、習慣化する前に正しい方向に導いてあげる必要があるんですね。
もちろん最悪は、間違った手法(暴力・威圧)に手を染めること!
一般的な家庭犬のお困り行動であれば、ポジティブメソッドを優先している
トレーナーさんがお奨めです。
おいおい!お散歩の話じゃなかったのかよ?
ま〜そう急がないで・・・
お散歩のお悩みは、お散歩のみじゃ本当の解決にならないんです!
なぜそうなるの?行動の原因に光を当てて、その原因を取り除く!
そこが大切なんですってば!
この続きは次回ですね!
]]>
いや〜今年の梅雨は・・・本当に酷いですね!
雨・曇り・曇り・曇り・雨・雨・・・ ・・・ ・・・
お天道様の姿を忘れてしまいそうです。
ナゼか?今、《お散歩トレーニング》のご依頼を
多数頂いております。が・・・このあいにくな天気のため
延期・延期・また延期・・・我が家のワンコ達だったら
いくら雨に濡れても良いんですけど・・・さすがに
お客様のワンコはそうもいきません。
お天気のことなので、いかんともしがたいのですが、
お客様にご迷惑をおかけする毎日です。・・・困ったな〜・・・
さてさて、前回は《我が家の『ハナちゃん』満7歳》の
お知らせをしましたが、もう1匹のスタッフ犬?
『ポッキー』も11月で満7歳を迎えます。
ワンコの7歳といえば・・・人で言う40代中頃!
スッカリおばちゃんです!おばちゃんになると、生活習慣病も
気になるところ・・・
そんなわけで、愛犬『ハナ』『ポッキー』を連れて
《ワンワンドック》に出かけてきました。
お世話になった病院は、桶川駅西口徒歩5分程にある
『フレンドリー動物病院』・・・女の先生と、優しい看護師さん達なので
安心して診てもらえます。
検査の中心は血液検査!血を採取するために、別室に連れて行かれる
『ハナ』『ポッキー』・・・チョット不安そうな素振りでしたが
5分ほどでカムバック!
「本当におとなしくて良い子達ですね〜!」看護師さんから褒められました。
ハハハ・・・我が家自慢の2匹です。
検査を受けてから約10日間・・・結果を聞きに伺うと・・・
『ポッキー』の中性脂肪が高い!・・・これは食後の検査なので特に心配
無いようです。そうだよね!『ポッキー』スマートだもんね!
それ以外は、特に心配ないそうです。逆にとても健康状態が良いと
褒められました。
ヨカッタネ〜!・・・とりあえず一安心です。
『ハナちゃん』は健康優良児の太鼓判をいただきました!
毎日寝てばかりだけど、心配要らないんだね!
『ポッキー』は中性脂肪が高め!の評価
「なによ!あたい・・・こんなにスマートなのに!」
ワンコ達は具合が悪くても言葉で伝えることはできません。
なので、定期的な健康診断は必須です。
特に中高年のワンコには・・・ま〜人間も同じですけどね!
5月には、とーちゃん・かーちゃんも人間ドックを受診!
これで今年は安心だね!
さ〜明日から一杯遊ぼうね!
そう喜んでいるとーちゃんの足下でグースカピー!
寝息を立てて爆睡している2匹!
これも幸せな一時です。
]]>『ハナちゃん』誕生日オメデトウ!
今日で満7歳ですね!人間の歳で考えると・・・40代中頃・・・
スッカリおばちゃんの仲間入りです。
『ハナ』!ハッピーバースデー!
誕生日ケーキでお祝いなのだ!
『ハナちゃん』が我が家に来た頃は、とーちゃんは猛烈サラリーマン
十分に遊ぶこともできず、長時間の留守番。間違ったしつけ方法に
手を染めて、『ハナちゃん』に怖い思い・嫌な思いをたくさんさせて
しまいました。本当にゴメンね!
1歳頃の『ハナちゃん』!
なんか不幸せそうな顔してますね〜!
それでも、とーちゃんはとーちゃんなりに一生懸命勉強して
飼い主と愛犬との正しい関係・姿を学んできました。
猛烈サラリーマンも辞めて、トレーナーの学校にも通い・・・
今も日々勉強中です。
『ハナちゃん』のおかげで、トレーナーという仕事を生業にし、
これまでたくさんの飼い主様と愛犬に巡り会うことができ、
人生の後半戦を、とても充実した気持ちで過ごさせてもらっています。
《柴犬》・・・と言うと・・・忠誠心が強く、他の人には近づかない!
独立心が強く、気むずかしい一面も・・・なんてイメージですが・・・
『ハナちゃん』は、全く手のかからない、穏やかな娘(おばちゃん?)に
育ってくれました。
『ハナちゃん』は要求吠えはしません!
その代り・・・《要求見つめ!》が最強の武器
「とーちゃん!撫でて!」の要求中です
日に日に「犬見知り(嫌いじゃないんだけどね〜)」が強くなる一方、
「可愛いね〜」と声をかけてくれる人には自分から近づき、
「撫でて〜撫でて〜」と猛アピール!相手が子供でも嫌がりません。
病院に行っても、トリミングに行っても
「おとなしくて、とっても良い娘ですね〜」と褒められるばかり・・・
「あんた本当に柴犬なの?」って感じです。
いずれこの娘達(トイプーの『ポッキー』もいます!)は
自分の歳を追い越して、先に天国に行っちゃうんですよね〜・・・
寂しいけど・・・この子達の一生を見守るまで自分が健康でいなくっちゃ!
それがとーちゃんの一番の責任だもんね!
頭の片隅から消すことの出来ない現実ですが、そんなことはしばし
忘れて・・・『ハナちゃん』そして『ポッキー』と過ごす時間・日を
大切にしなくっちゃ!
一日一日を丁寧に!そして楽しくすごそうね!
誕生日の日は、大好きな公園で『ポッキー』と
大はしゃぎ!楽しいね!
明日からも元気に!よろしく!『ハナ』『ポッキー』!
]]>困ったよ〜!なかなかお散歩トレーニングが進まないぞ〜!
ま〜雨に愚痴を言っても始まらないか!・・・
「雨の日の散歩は、嫌でごじゃる!」
お散歩をぐずる『ハナちゃん』図
「あたいも嫌だからね!」とーちゃんの靴下を
奪取して徹底抗戦の『ポッキー』です
こんな季節の中でも、珍しい犬種のトレーニング依頼を
頂きました。その犬種とは・・・【スキッパーキ】
何やら図鑑で見たことが・・・あと・・・中目黒の学校に通っている頃、
一度お目にかかったことが・・・
とにかく珍しい・・・何はともあれ、犬種特性を調べなくっちゃ!
原産国は、ベルギー・・・フムフム
用途は、小型哺乳動物の狩猟・はしけの警備・・・フムフム
特徴は、小さな身体のに似合わず攻撃的・独立心が強い・・・フムフム
分類はスピッツタイプに区分され、私の持っている図鑑
(ブルース・フォーグル著)では、柴犬・四国犬と同じページに
載っているではありませんか!
結構難敵かも?・・・
なんて、思いを馳せつつ、実際にご対面!
あ〜ら・・・小っちゃい!我が家の愛犬 トイプーのポッキー
よりも小ぶりです。でも・・・上半身の筋肉は強そう!
噂通りの強者かも?・・・
飼い主様が非常に勉強熱心!真面目にしつけに取り組み
一般的な家庭犬に見られるお悩みは、ほぼ見られません。
でも・・・問題は・・・真面目にしっかりしつけたせい?おかげ?で・・・
飼い主様に対する依存心が薄い!持ち前の独立心の強さが
前面に出てしまい、いざという時のコントロールが効かなく
なることがお悩みに・・・
真面目に・・・そして真剣に愛犬と関わることはとても大切なこと。
でも、それだけじゃ、お互いが窮屈になってしまいます。
時にはいい加減に!面白おかしく!一緒にいるだけで笑顔になれる!
そんな関係も重要です。
左の黒くてツヤツヤした子が『スキッパーキ』
小柄でも精悍な体躯・顔つきです。
基本的なトレーニングを入れつつも、適度ないい加減さ!
愛犬にとっては、飼い主様自身が、とても面白い存在になれるよう!
そんなトレーニングを進めています。
それにしても、こんな貴重な犬種との巡り合わせに感謝感謝です。
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『太郎君』との出会いは、昨年の9月。
飼い主様に案内していただき『太郎君』の様子を見ると・・・
2階の部屋の出窓の縁に張り付き・・・
表情・身体全体から恐怖・警戒反応を発信中でした。
出会った頃『太郎君』の定位置です
ボランティアさんの必死の救助活動も『太郎君』に
とっては、恐怖経験でしかありません。
そんな経験をした『太郎君』にとって
【人は恐怖の対象】になってしまっていたのです。
それでもコツコツとトレーニングを続け
飼い主様に撫でられる・手からオヤツを食べる!
リードを付けることができるように・・・
そして『太郎君』の行動範囲も、2階の部屋から
階段・廊下(1階のリビングの前)まで広がり、
日常生活では、その範囲を自由に動き回るところまで
変わってきました。
ただし・・・そのような変化は、私という第三者が存在した時だけ。
飼い主様だけだと・・・一定の距離を保ち、撫でることはもちろん
リードの脱着も困難な状態・・・というお話しです。
(行動範囲は広がりましたが・・・)
更に、次の目標である
【玄関orリビングの窓から外を見せて興味を引く!】という
チャレンジは、約1ヶ月間進展無し・・・
う〜ん困った!状態が続きました。
「何するんだよ〜お前ら・・・居心地わるいだろ〜」
そこで・・・いよいよ方針転換を決めました。
これまでは『太郎君』が怖がること・嫌がることは
極力避け、あくまでも『太郎君』の自主性を優先してきました。
しかし今回からは・・・
トレーニング中、『太郎君』にリードを付けっぱなしにして、
飼い主様は『太郎君』の側を離れないことに・・・
トレーニング時間の半分は座って・・・残りの半分は立った状態で・・・
『太郎君』が嫌がって逃げようとしてもジッと我慢です。
飼い主様が立ち上がると・・・
フッと顔を見上げた『太郎君』です
「飼い主様が側にいるのは当たり前!」
「飼い主様が側にいても、何も怖い事は起こらない!」
そんな学習を進めたいと思っています。
そして・・・少しずつでも一緒に歩く練習ができたら・・・
お散歩に出る姿を夢見ながら、トレーニングを続けて行きます!
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