JUGEMテーマ:いぬのきもち

*前回は、《愛犬の欲求を満たすために必要なこと》をテーマにしました。

 今回は、《愛犬はどのようにしてその行動を学習するのか》をテーマに

 記事を書いていきます。

−3:《愛犬はどのようにしてその行動を学習するのか》
*愛犬が見せる様々な行動!これらは、どのようにして愛犬が身につけていったものなのか?
 それを知ることは、『愛犬のお悩み行動を抑制する』『愛犬の望ましい行動を増やす』ために
 とても重要なことです。
 その理解の第・第・第一歩は【犬は(人も)“不快”を避け“快”に向かう】という大原則。
 その大原則を頭に置いた上で、以下では愛犬がどのように、その行動を学習するのか?
 基本的な仕組みに関して触れていきます
〈三項随伴性〉
*愛犬の行動を分析する際に、広く用いられる方法です。
 「ある刺激に対し、ある行動が引き起こされ、その結果に随伴して行動の強弱が決まる」
   (先行刺激)    (行動)      (行動結果)
 例えば・・・〇曲眞罎妨知らぬ犬に遭遇⇒∨覆┐かる⇒A蠎蠅慮いいなくなる・・・場合
 ,「先行刺激」・△「行動」・が「行動結果」・・・になります。
 この場合、“吠えかかる”という行動の結果“(嫌な)相手がいなくなる”という報酬を得る
 ことになったので、“吠えかかる”という行動に意味が生じ、その行動が増えることになり
 ます。
 お散歩中、他のワンコに吠えかかっている愛犬に対し、「こらっ!ダメでしょ!吠えないの!」
 等々、吠えかかる行動を阻止しようと悪戦苦闘の飼い主をよく見かけます。が・・・これでは
 中々抑制できませんね。
 “三項随伴”の考え方では『行動は結果に随伴します』なので、行動を変えるためには
 『結果に意味を持たせない・結果に報酬を与えない』ことが求められます。
 行動そのものだけに注目しても、うまく抑制できない理由は、こんな感じで理解出来ると
 思います。
〈古典的条件付け〉
*代表的な例は『パブロフの犬』と言われる実験事例です。
 「犬にご飯を与えると唾液が分泌される」・・・という普通のことに・・・「ベルを鳴らしてから
 ご飯を与え続ける」という条件を加えたら・・・「ベルの音を聞いただけで唾液が分泌される
 ようになったという実験結果。
 .戰襪硫察崟莵垰彪磧⇒ご飯をあげ続ける「結果」・・・と・・・
 .戰襪硫察崟莵垰彪磧⇒唾液が分泌「行動」・・・するようになるという研究結果。
 “古典的条件付け”では、『先行刺激』と『結果』を関連づけて『行動』が条件付けられます。
 日常の出来事で例を挙げれば・・・「飼い主がリードを手に取ると、愛犬が興奮し始める」・・・
 これは“飼い主がリードを手に取る”という『先行刺激』に対し“大好きなお散歩に行ける”
 という『結果』を関連づけて“興奮”という『行動』が条件付けられた代表的な【古典的
 条件付け】事例です。
〈オペラント条件付け〉
*バラス・スキナーやエドワード・ソーンダイク等の研究者が導き出した学習理論で、
 「自発的な行動の後に報酬、もしくは罰を与えることによって、その直前の行動頻度が高く
 なる、もしくは低くなる現象のこと」です。
 先の“古典的条件付け”では、『行動の前の出来事(先行刺激)と結果を』関連づけました
 が、この“オペラント条件付け”は『今の行動を行動後の結果』に関連づけて学習が進んで
 行きます。
 .スワリの合図「先行刺激」⇒▲スワリする「行動」⇒報酬が得られる「行動結果」
 上の例では・・・飼い主のオスワリという合図(先行刺激)に対しオスワリの『行動』を取ったら
 報酬という『良い結果』が伴ったのでオスワリの『出現頻度が上がる』という理屈です。
行動の結果⇒良いことが起きた(増えた)⇒行動の出現頻度が上がる⇒【正の強化】
行動の結果⇒良いことが無くなった(減った)⇒行動の出現頻度が下がる⇒【負の弱化】
行動の結果⇒嫌なことが起きた(増えた)⇒行動の出現頻度が下がる⇒【正の弱化】
行動の結果⇒嫌なことが無くなった(減った)⇒行動の出現頻度が上がる⇒【負の強化】

 文字面を見るだけではわかりにくいので、トレーニング実践の中で、更に触れていきます。

 

*これまでは、考え方について書いてきました。

 次回からは、実践のトレーニングで使う方法等に関して触れていきます。

 

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*愛犬の【お困り行動がどのように作られていくのか】という項目の中から

 大切なことを少し掘り下げて考えています。

 前回は《社会化》に関してでしたが、今回は《愛犬の欲求を満たすために

 必要な事》をテーマにお話しします。

雨の日だって「お散歩は楽しい!」のだ!

レインコートを着て、元気に行ってきま〜す!

 

−2:《愛犬の欲求を満たすために必要な事》
*愛犬のお困り行動に頭を痛め、それをなんとかしたい!と考える場合、修正に向けた出発点は
 『愛犬の生活環境が正しく整えられているか』『愛犬の犬としての欲求が満たされているか?』
 を考えます。 
 人間だって、生活環境が悪く、欲求を満たされなければストレスを溜めて、おかしな行動を
 とってしまうかも知れません。愛犬にも同じことが言えるんです。
〈人も犬も社会的な生き物〉
*人も犬も“群れを作って生活する”生き物です。なので、長時間一人ぼっちで過ごすことには
 不安を感じてしまいます。家庭の事情があり、愛犬に長時間の留守番をさせなければならない
 ことはあると思いますが、せめて一緒にいられる時間は、群れとして共に過ごせるような
 環境を作ってあげたいものです。
〈情報を得るために・・・人は視覚・犬は嗅覚が最も大切な器官〉
*犬種や、研究報告によって様々な数字が報告されていますが、犬の嗅覚は人の何万倍!何百
 万倍!も優れていると言われます。
 人が情報を得る場合、視覚による情報が最も優先されますが、犬の場合は嗅覚!そして聴覚!
 最後に視覚!の順番。
 お散歩などで外に出ると、様々な匂いの刺激が愛犬の好奇心をかき立てます。匂いを嗅げない
 ことは愛犬を不安傾向に育ててしまいます。できるだけ多くの機会を与え、匂いを嗅ぐことで
 情報を集めさせ、ストレスを発散させてあげましょう。
〈何だこれ?・・・人は目と手で・犬は鼻と口で確かめようとします〉
*何かに興味を持つと、人は目で見て、手で触って確認しようとします。が、犬はそれを鼻と
 口で行います。「何だこれは?〜クンクン!カジカジ!」「面白そうだな!クンクン!カジ
 カジ!」・・・特に好奇心が強い若犬時代には、そんな被害に遭う“家具や靴”を多く目にする
 ことでしょう。
 興味を持ったものに対し、口で確認する行為は、犬として正常です。正常な行為を禁止する
 ことは酷なことなので“噛んで良いもの・悪い物”を教える事、“愛犬に噛まれては困る・
 危険なものは愛犬の行動範囲から排除する”等の環境を整備することが必要です。
 それでも、仔犬から迎える場合は・・・「テーブルの脚やソファーの脚がガジガジになる」程度の
 覚悟や寛容さを持つことが大切ですね。
〈犬が吠えるのには訳がある〉
*犬はテリトリー意識が強いので、自分のテリトリーに不審な気配を感じたら警戒して吠え
 ます。更に、テリトリーに不審者を見れば吠えます。・・・これ当たり前の行動です。
 また、自分の望みを伝えたい(食べ物をねだる等)時の要求吠えもあれば、恐怖の対象を
 追い払う目的でも吠えます。家族の帰宅で嬉しくて吠えちゃう場合もあれば、寂しくて
 吠えちゃう場合も・・・社会化が不足して、特別に警戒心が強くなった犬は、僅かな刺激に
 対しても過剰に反応して吠える!・・・あまりにもその機会が多く、吠えることが習慣化して
 しまう場合もあります。
 なので、『全ての吠えること=ダメ』ではありませんね。人間社会で安心して安全に生活
 していくために「この場面は吠える所じゃあ無いよ!」と教えたり、「もう大丈夫!吠える
 のを止めて」と言ったら吠え止んだり、僅かな刺激に対する過剰反応が見られれば、刺激に
 慣れるトレーニングをしたり・・・そんな方法でお互いのストレスを緩和していきましょう。
〈運動欲求は十分に満たしてあげる〉
*「犬は狭いところが落ち着いて安心していられる」・・・犬の巣穴をイメージして言われる
 このことは、正しいのですが、解釈を間違えている人がたくさんいます。
 正しく理解してもらうためには「犬は自ら落ち着きたい時に、狭い場所に居場所を求める」
 くらいの表現が良いかな?と思います。
 要するに、狭い場所に“閉じ込められる”ことと、“自らその場所に居る”ことの違いです。
 狭いケージの中に長時間閉じ込められていれば、「出してくれ〜」と吠えたり、ケージから
 出した瞬間に激しく興奮したり、飼い主から見る“お困り行動”に繋がることは明白です。
 犬は(人も)とても社会性の高い生き物です。できるだけ仲間である家族との生活スペースを
 共有すること、何らかの理由で無理な場合でも、行動の自由が確保できるスペースで生活
 させることが必要です。
 そして、もっと重要なことは“お互いが楽しめる十分な量のお散歩”時にはオモチャを使って
 一緒に遊んだり、頭を使うトレーニングも適度な疲労感を誘います。
 お散歩で歩く・走る!遊ぶ!頭を使う!・・・運動欲求が満たされ、ご飯を食べてお腹が一杯に
 なったら・・・後は寝るだけ!愛犬を室内で穏やかに過ごさせる秘訣は、こんな所にあるんです。

 

*いかがでしたか?次回は《愛犬はどのようにしてその行動を学習するのか》?

 について考えて行きます。

 お楽しみに!

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*今回からは、【お困り行動がどうやって作られていくのか】という中から

 大切なことを掘り下げていきます。

 その第一弾は『社会化』に関してです。

愛犬を迎えたら、まずは【社会化トレーニング】

飼い主と愛犬!共に笑顔で生活するための必須要件です

 

:【大切なことを少し掘り下げて考えてみよう】
−1:《『社会化期』は、愛犬の成長にとって最も大切な時期》
*『社会化期』とは・・・世の中に存在する様々な事柄を受け入れていく時期!と言えるでしょう。
 愛犬が人間社会に溢れる様々な事柄に慣れ、受け入れていく期間は生後4週齢〜12週齢頃が
 ピークと言われます。それを過ぎると、初めて見るもの、経験することは“警戒・恐怖”の
 対象となり、慣れ・受け入れることに時間がかかる、もしくは、慣れ・受け入れることが
 難しくなると言われています。
 「仔犬を母犬・兄弟犬から離す時期は、生後8週齢を過ぎた頃が望ましい」と、研究の結果
 から示されています。と言うことは・・・社会化期のピーク期間である4週齢〜8週齢までは
 ブリーダー、もしくはペットショップで過ごすことになり、そこで、どのような経験を
 積めるかが、愛犬の健全な成長の鍵を握ることになります。
 (この一事例を考えるだけで、悪質なブリーダー・質の悪いショップの罪が垣間見れます)
 良質なブリーダー・程度の良いショップから愛犬を譲り受けたとして、その愛犬の有効な
 社会化期間は残り4週間!どんなことに注意して過ごせば良いのでしょうか?
 大きな枠で言えば「飼い主の生活圏内で遭遇する全て(多くの事柄)をポジティブに経験 
 させる」ことです。
 具体的事例では・・・
「老若男女、出来るだけ多くの人と触れ合う場面を作る」
「出来るだけ多くの犬(正常な犬)と触れ合う場面を作る」
「自動車・バイク・自転車・電車等の動きを見せ、音を聞かせる」
「散歩道等、地面の感触・匂いを自分の足で確かめさせる」
「室内で怖がりそうな対象・・・掃除機・ドライヤー等に慣れさせる」
「今後必要になるお手入れに慣れさせる」・・・その他・・・
 大切なのは『ポジティブ(嬉しい・楽しい)』な経験として慣れさせること。
 見知らぬ人から優しく撫でてもらったり、他の犬と楽しく挨拶できたり、自動車を見せながら
 オヤツをあげたり・・・“経験=嬉しい・楽しい”に関連づけることが大切です。
 さて、ここで疑問が出るのは・・・ブリーダー・ショップの店員・獣医師さん等から
 「3回目のワクチンが終了するまで外にださないように」と、注意される場面があることです。
 このようなアドバイス?は、一言で言えば「かなり時代遅れの一方向しか考えていない」発言
 と言えます(だいぶ少なくはなってきましたが・・・)。
 犬の認知・行動の研究が進んだ現在、『社会化』は愛犬と飼い主の幸福度を高める観点から
 最も大切なことの一つです。残念なことに、日本の動物福祉は欧州等の動物福祉先進国に
 比べ大きく遅れており、『社会化不足』が原因と考えられる“警戒心が異常に強く
 怖がりな犬達”が氾濫しています。
 街中でよく見かける「他の犬に吠えかかる犬」「家族以外の人に吠えかかる犬」等は、その
 典型であり、『社会化不足』に加え『間違った学習』が、その行動を引き起こさせています。
 動物行動診療科認定医である、奥田順之さんの著書『犬の咬みグセ解決塾』の一文に
 「ワクチンで防げるウイルス病に関しては、ウイルスを保有している感染した犬との接触が
 なければ、感染することはありません」と、あります。
 それでも、心配ならば、抱っこしてでも構わないので、出来るだけ早く・多くの『社会化』
 経験を積ませることをお奨めします。
 『社会化』を考える最後に、奥田順之さんの同著から、とても分りやすい例えが示されている
 ので紹介します。
 「犬の成長をパソコンに置換えると、社会化期まではパソコンの本体となるハードウェアが
 作られる時期で、基本性能が決定されます・・・ ・・・ ・・・重要なことは犬のハードウェアは
 生後12週齢頃までにほぼ形作られ、その後は取り替え不可能ということです」
 私達トレーナーが、パピートレーニング以外でお手伝いできるのは、出来上がったハード
 ウェアに、ソフトウェアをインストールする程度です。それほどまでに愛犬の『社会化』は

 重要な意味を持つのです。

 

 

 

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*今回のテーマは、【愛犬のお困り行動】が作られる原因に光りを当てました。

 まずは概要部分ですが、大枠を理解してみましょう。

雨ばっかりだからお散歩行きたくな〜い!

ご不満があると、いつもこんな行動で

意思表示します。

 

◆А攬Ωい“お困り行動”は、どうやって作られていくのか?】
◆1:《母犬(母体)の生活環境が劣悪》
*いわゆる“パピーミル”的な環境では、仔犬の母体となる母犬が異常なストレスを受け続けて
 います。異常なストレスを受け続けることによって分泌される異常な量のストレスホルモンが
 お腹の中にいる仔犬に影響を与えてしまいます。
 そんな環境で生まれる子犬は『ストレス耐性が低くなる』研究結果も出ています。
◆2:《母犬・兄弟犬と離れる時期が早すぎる》
*「犬は犬によって犬として育てられる」・・・当たり前のことですが、犬としての基本的な
 ありようは、犬から学びます。なので、その学習期間が短すぎれば、犬同士の会話術である
 ボディランゲージの習得が未熟だったり、うまく遊べない(甘噛みが非常に痛い・すぐに
 激しく興奮する)等のお悩みを抱えます。
 日本でもやっと『8週齢規制』が適用されるようになりました(不十分ですが)。
◆3:《社会化が不十分》
*社会化のピークは、生後4週齢〜12週齢程度と言われます(社会化の詳細に関しては別項目で
 紹介します)。16週齢を過ぎると、社会化の窓が閉じ始め、新しいことに慣れるのが難しく
 なってきます。
 「うちの子は怖がりで・・・」なんてことは、ここから始まっているんです。
◆4:《犬の欲求を正しく理解出来ず、それを満たすことができていない》
*人と犬は異なる生き物です。なので、その欲求にも異なる部分があります。
 それを正しく理解し、出来うる範囲で欲求を満たす工夫が出来ていないと、愛犬に過度な
 ストレスがかかり、それに起因する『お困り行動』に発展してしまう恐れがあります。
◆5:《様々な学習の結果から生じるお困り行動》
*飼い主が抱える“お困り行動”の中には、飼い主の振るまい・行動を参考にして愛犬が
 良いことも悪いことも学習してしまうことが多くあります。そのような学習方法を
 【社会的学習】と呼び、結構多くのお悩み行動がそこから生まれています。
 愛犬の“お困り行動”を分析〜修正へと向けて取り組んでいく場合【三項随伴性】という
 考え方を用いて行動の仕組みを分析し、【古典的条件付け】【オペラント条件付け】という
 学習理論を駆使しながら修正していきます。

 

いかがでしたか?次回は、これらの中から重要な部分を掘り下げて報告していきます。

JUGEMテーマ:いぬのきもち

 

*さて、前回からお伝えを始めた、私自身の『学びと経験』

 今回は【理想とする飼い主と愛犬の関係】を整理したものです。

名前を呼ばれただけでこの笑顔!なんとも幸せな

3ポメさん達です

 

 А斃想とする飼い主と愛犬との関係】
 1:《『支配性理論』『α理論』『権勢症候群』なるものは、全く必要無し》
*これらは、人間に捕獲され不自然な環境下で生活する狼の動向を観察して作られたモデル
 です。自然界で生息する狼の群れは、主に血縁関係で結ばれており、競争では無く協調・
 協力の関係にあることが認められています。
 故に、威圧・体罰・暴力等で、愛犬を従わせる発想は間違っており、必要なのは、親と子・
 先生と生徒のような、安心・信頼に基づく関係作りです。
 2:《飼い主に求められる振る舞い》
*愛犬の洞察力はとても優れており、特に飼い主の振るまい方一つに大きな影響を受けます。
 飼い主の振る舞いが『堂々としており、落ち着いて、包容力を感じる』ことが出来れば、
 落ち着きのある愛犬に育ちやすくなります。逆に『不安そうな素振り、感情的な振る舞い』が
 多く見られる飼い主は、愛犬に不安を与え、落ち着きの無い愛犬に育ててしまう傾向が
 あります。
 これは愛犬が見せる様々なお困り行動(飼い主から見て)を修正しよう!という時にとても
 大切な要素になります。愛犬に偽りは通用しません。日頃から落ち着いた態度で愛犬に
 向き合いたいものです。
 3:《飼い主の最も大切な役割は、『愛犬をリードし導く』こと》
*犬は人間と異なる生き物です。初めて人間の家庭に迎入れられた愛犬は・・・例えるなら・・・
 「言葉も通じない!風習も全く違う!外国に、一人ぼっちで放り出されたようなもの」です。
 そんな愛犬に対し、飼い主は『人間社会で安心して安全に生活が出来るようにルールを
 教える』ことが求められます。
 愛犬にルールを教え、リードし導く存在!・・・そんな意味では“リーダー”と言えます。
 4:《飼い主に求められる『コーチングスキル』》
*ルールを教え、リードし導いていくためには、相手(犬本来の性質に加え、愛犬の個性)を
 正しく理解し、正しい方法で分りやすく伝える必要があります。
 また、相手の成長(変化)をポジティブに捉えるように心がけましょう。
 「出来ていない部分を悔いる」のではなく「出来るようになったことを一緒に喜ぶ」
 そんなスタンスで、愛犬のやる気をうまく引き出せるようにしたいものです。
 5:《目指すべき関係は『協力・協調』をベースにした信頼関係》
*愛犬に『人間社会で安心して安全に生活が出来るようにルールを教える』ことは、時に
 愛犬に我慢を強いることになります。『飼い主が愛犬に、協力してくれていることを感謝する
 ことで、愛犬が協力することを喜びに感じるようになる』そんな関係を目指したいもの
 です。
 飼い主と愛犬との関係は、単純な“主・従”ではありません。お互いが幸せを感じられる
 『協力・協調をベースにした信頼関係』が目指すべきものです。

JUGEMテーマ:いぬのきもち

*久々のブログ投稿です。実は・・・トレーニングの需要が高まってきた

 ことに加え、一念発起!これまでの学び・経験の整理を進めていたら

 うまく時間が取れなくて・・・

 

 だいぶ整理したものが進んできたので、それをここでご紹介してみようと

 思います。

 

 記念すべき第一回は、【はじめに】と題し、今の思いを述べてみます。

「あたい達は、飼い主より上に立とうなんて思っていません!

 一緒に楽しく、安心して生活ができたら・・・それだけで幸せです。」

 

【はじめに】
 〜愛犬の一生を通して〜《飼い主と愛犬が笑顔で生活を送るために》
 これが自分のトレーニングコンセプトです。
*愛犬を迎えることで笑顔溢れる生活に!・・・そんな夢を抱いて、家族と愛犬との生活が始まり
 ました。人とは違う習性を持つ犬という生き物・・・その習性に翻弄され、幸福感・笑いと同時に
 思い通りに行かない苛立ちと、時には怒りも・・・様々な感情が入り交じった生活が続きます。
 そこで一念発起!「愛犬をしっかりと“しつけ”ねば!」・・・多くのしつけ本やネット情報を
 かき集め、自分なりの“しつけ教室”がスタートします。
 ところが、多数在る情報の中には「犬は主従関係が大切」とか「褒めて伸ばす」とか・・・
 ある意味相反する情報が氾濫しています。多くのしつけ本やネット情報は玉石混淆!
 「これは是非参考にしたい!」と思う内容もあれば、「そんなことを続けたら犬の精神が
 壊れちゃう」といったメチャクチャな情報も溢れています。
 飼い主の考え方により、求めるしつけ方法は異なることでしょう。
 それでも犬は、考えることも出来るし、嬉しいと思う。怖いと感じることもあれば、嫌だと
 主張することも出来る。飼い主の(大好きな)帰宅に胸を躍らせたり、飼い主の悲しみを
 察知し「いつもと違うぞ」と感じることも出来る。人と犬!種の違いからお互いの利害が
 ぶつかることもあります。
 そんなことを全部ひっくるめて《飼い主と愛犬が笑顔で生活できる》方法を考えていきたい!
 それが自分のトレーナーとしてたどり着いた方向性です。
 愛犬の行動に悩んだり困ったり・・・そんな時に“ドッグトレーニング”という言葉が思い浮かぶ
 のかも知れません。でももっと大切なのは「うちの子(愛犬)は幸せなのか?」ということ
 だと思うのです。極端な話し『オスワリ』や『フセ』が上手に出来るかどうか?なんて
 どうでも良いんです。《信頼できる飼い主の元で穏やかに楽しく愛犬が生活出来ること》
 それを実現するためには、“犬そのもの”と“愛犬”を知ることがスタート地点です。
 正しいスタート地点に立つために、犬の勉強を積んできたドッグトレーナーに力を借りる!
 そんな選択があっても良いのではないでしょうか?
 トレーニングの依頼を受ければ、もちろん飼い主が困っている愛犬の行動を“望ましい行動に
 置換えていく”ことは進めていきますが、それは“飼い主と一緒に”です。
 “困っている行動”を“望ましい行動”に置換えていくことは、あくまでもゴールに向かう
 ためのツールの一つでしかありません。その手段を飼い主が学ぶことで、愛犬への正しい
 向き合い方を習得し、愛犬の一生を通して生かしていく。そう!愛犬が笑顔で虹の橋を渡る!
 そこがゴールです(悲しいけど避けられない現実)。
 愛犬が笑顔で!・・・そのためには飼い主も心からの笑顔で無くてはいけません。
 ドッグトレーニングは、そのために活用されるべきです。
 「愛犬を迎えたらまずはトレーニング!」・・・飼い主と愛犬の笑顔のために・・・
 そんなことが一般的になれば良いのにな〜・・・そんな願いで、この仕事を行っています。
 さて、これまでのパピトレでは【トイレトレーニング】と

【激しい興奮の抑制】に関して説明してきました。

 

第三弾となる今回は【甘噛みが痛い】お悩みに関して・・・

 

そもそも犬が口を使う!特にパピーは口を使って遊ぶ!

色々と確かめる!という行為そのものは正常ですね。

問題になるのは『人の手や足に口を当てることの是非』

『口を当てた場合の噛み加減の強弱』ですね。

 

先の問いに関しては、口を当てる目的・・・動機が問題です。

《警戒・防衛目的で口(歯)を当てるのか?》

《遊び目的で口(歯)を当てるのか?》

これに関しては、様々な見解はありますが、Wan!One!わんだふるでは・・・

《警戒・防衛目的》はトレーニングにて修正が必要(危険を伴うので)!

《遊び目的》は、『噛み加減を抑制』すれば問題無し!の立場です。

 

そもそも、生まれた子犬たちは、成長過程で同腹の兄弟犬と遊びます。

遊びの中には喧嘩ごっこ!と言われる口を使った遊びも・・・

その中で強く噛みすぎると、噛まれた側のワンコが『ギャン!』と

大きな声をあげたり、威嚇の姿勢をとったり・・・抗議行動をとります。

そんな経験の中で、自然と『噛み加減が抑制』されていくんですね。

ハナちゃんの甘噛みは痛かったな〜・・・

今は、ちっとも遊んでくれないおばさんになっちゃったけど・・・

 

ところが・・・その経験が少ないまま家庭に迎えると・・・

『興奮癖が激しい』とか『甘噛みが痛い』というお悩みに繋がり

やすくなってしまいます。

 

そんな愛犬に対して、『興奮癖が激しい』は、前回のお話しのように・・・

『甘噛みが痛い!』場合は・・・飼い主が【噛み加減】を教えていかなければ

ならないんですね。

ポッキーは、甘噛みの記憶が無いな〜

いまだに人に歯を当てる場面は見たことないし・・・

その分ハナちゃんにたくさん噛み付いていたけどね!

 

方法は・・・遊んでいる最中に・・・口(歯)が強く(痛い)当たった!・・・

飼い主は愛犬に対して上から覆い被さるような姿勢で『痛い!』と一喝!

腹の底から、できるだけ低い声で・・・

その後、素早く立ち上がって、その場を去ってしまいます。

 

多くの飼い主は・・・「それやってるんですけど、効き目が無くて・・・」

答えは『迫力が足りない』からです。

自分のやり方をお見せすると・・・パピー犬の多くはひっくり返ります。

可哀想なんですけど・・・罰を使う場合は、最初のインパクトが大切。

一発で効けば、もう罰は使わなくて済みます。

 

『痛い!』〜立ち去り・・・の後、10秒〜20秒待ち、すぐに愛犬の元に戻って

再び遊びを再開!・・・口を当てずに遊んだり、口(歯)が当たっても緩やか

だったら『エライネ〜』『イイコ』等の褒め言葉に加え、ご褒美オヤツ。

楽しい雰囲気を作ります。

 

ここがポイント!

怖い・嫌だ・・・のまま終わらせるのでは無く、嬉しい・楽しい状態を作ってから

トレーニングの終了・・・

 

愛犬の甘噛みにお悩みの方は、是非お試しください。

 

 

 

 

 

 

 

トレーニング実践編!前回はパピトレ最大のお悩み

【トイレトレーニング】に関して説明しました。

今回は、パピトレ第2弾として【激しい興奮】にお悩みの

解決事例から・・・

パピトレには関係無いんですけど〜

オヤツを待つ、控えめな2匹の柴犬・・・

その背中が可愛くて・・・パシャリしました

 

初めて人間社会で暮らすようになったパピー君!

目の前に現れた新しい世界に興味津々です。

好奇心旺盛なパピーを迎えた以上、飼い主様は覚悟が必要です。

 

「これは何だ?クンクンクン!・・・カジカジ」

「遊ぼ!遊ぼ!ヒャッホー!ヒャッホー!」

一杯遊んで体力を消耗し、ご飯を食べてお腹が満たされれば

後はグースカピー・・・ ・・・ ・・・

一杯寝たら、体力が復活!再び「遊ぼ!遊ぼ!・・・カジカジ」

パピーの1日はこんな感じで過ぎていきます。

 

さて、『パピーの異常な興奮癖』を抑制していくためには・・・

まず、パピーの実態を知り、その欲求を満たすことからスタート。

所謂【パピーを育てるための環境整備】が必要です。

 

2回目のワクチンが終了しているのなら、積極的に外に連れ出し

外の刺激に触れさせましょう。

遊び盛りのパピーには、飼い主様と一緒に遊ぶ!一匹で楽しく遊べる

オモチャも必要。

チョットした基本動作を教える事で頭を使わせることも

心地よい疲労感に繋がります。

 

それでも突然・・・奇声を上げながら(ヒャッホー!)部屋の中を走ることも・・・

ま〜危ないし・・・騒がしいし・・・

「飼い主様からすれば《望ましくない行動》です・・・かね?」

そうだとしたら・・・

 

基本を思い出して!【望ましくない行動には報酬を与えない(絶対に)】

ですよね。なので、徹底的に相手にしない。無視を貫きます。

姿を追わない!声をかけない!もちろん追いかけたりはしない!

 

そのうち疲れて・・・動きが止まったり、腰を落とす(オスワリの姿勢)ように

なったら、その瞬間を捕らえて『イイコ!』の褒め言葉プラス『オヤツ』

そう!これも基本【望ましい行動には報酬を与える】です。

 

こちらも基本・・・犬の学習は【不快をさけ快に向かう】でしたね。

更に可愛い・・・柴犬のケツ!

キャッ!恥ずかしい・・・魅惑のケツ姿です

 

「ヒャッホー」と暴れていても相手にされない・・・つまらない・・・『不快』

疲れてオスワリしてたら『イイコ』と褒められてオヤツまでもらった・・・

嬉しい・・・『快』ですね。

 

大切なのは、「望ましくない行動を止めさせる」だけではなく、

止めさせたうえで「望ましい行動に導く!」というところ。

 

必要な欲求を満たし、基本を重ねていけば、『興奮癖』は徐々に抑制されて

いきますよ。どうぞ、お試しあれ。

 

ま〜それでも100%解決しませんけどね。

パピーを迎えたら、『騒がしい・家具や靴が壊される』

そんな覚悟と、「ま〜しょうがないか!」という寛容さも必要ですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ騒動は、感情が理論を押しつぶしている!

そんな苛立ちを感じながらも、

「こんな小市民が騒いだところでどうにもならない」と思い

平常心を意識してきましたが・・・

 

やっぱダメ!、この苛立ちを口にしないと平常心が保てない・・・

弱い人間だな〜俺って・・・

 

『大切な命を守ろう!』・・・大賛成です。どんなものより命に勝る

大切なものはありませんから。でも・・・『大切な命』って何?

コロナにかかって失われる命もしかり・・・

この自粛で会社を失い、働く場所を奪われ、生活の糧を無くし

絶望の内に失う命もしかり・・・

治安が大きく乱れ、その結果失われる命もあるかも知れません。

 

また、直接命に繋がらなくても、必要以上の恐怖を植え付けられた

ストレスに加え、自粛という言葉に縛られた精神の抑圧は、

今後生きていく上で、様々な弊害をもたらすのではないか?

 

そもそも、国の大事を考えるときに、感染症の専門家が方向を決めている

時点でおかしいでしょう。

感染症対策は、感染症の専門家が・・・

経済のことは経済の専門家が・・・

国民の精神を守るために心理学の専門家が・・・

それぞれ必要な意見を交わし、その結果、国のリーダーが

向かうべき方向性を定める。

そこにリーダーの資質が現れるんじゃあないの。

 

今は、一つの方向しか見ないから『コロナにかかったら死んじゃう』

チョットのことじゃ生活に困らない人達が『命を守る(コロナから)』と

騒ぎ立てる。

明らかな、生活弱者蔑視の姿が現れる。

 

冷静に考えて!

PCR検査が進まない・・・正確な感染者数が分らない・・・感染者は公の数字よりも

10倍以上いるのでは・・・だとしたら、コロナの致死率・・・0.2〜0.3でしょ・・・

季節性のインフルは???しかも、コロナはインフルと違って、

明確な治療薬が無い状態だよ。

 

もちろん責任感の強い医療現場等の方々の頑張りがあるから

こんな程度の致死率で済んでいるんです。

だから、医療現場に最大限感謝し、その負担を少しでも減らそう!その時間を稼ごう!

という目的での自粛に異論はありません。賛成です。

 

でも目的は【医療現場の負担を減らすため】であり

『コロナにかかったら死んじゃう!』という感情論じゃあ無いはずです。

致死率0.2〜0.3%程度の感染症のために、無駄な恐怖を煽り、国民の対立を煽り、

失わなくても良いはずの命を失うようなことがあってはならない。

 

有効な治療薬が承認されればな〜・・・あっという間に事態は好転するのにな〜

 

近い将来・・・2020年を振り返り・・・

感染症による死者が最も少なかった代わりに

自殺者数が最も多い

金銭目当ての犯罪が激増し

家庭内暴力・DV被害・いじめが急増

なんてことにならないといいな〜

 

あと・・・必要以上に潔癖症の人が増えて、出生率が著しく減少・・・

これが、日本の将来にとって、最も恐れることでは無いですか?

(あと、気候変動もね!)

しっかり考えようよ!日本人として!

 

あ〜チョットスッキリ!

 

 

 

 

お家時間がすっかり長くなってしまいました。

グズグズしていても、時間がもったいないので

数回前のブログから、実際にトレーニングにお伺いした際

どんなことを行っているのか?・・・

そんなことを書き始めています。

 

今回は、その4回目!

これまでは、お伺いした際、飼い主様に必ずお話しする

《基本中の基本》を書いてきました。

今回からは、実際のトレーニングパターンをご紹介したいと思います。

 

まずは【パピートレーニング】から・・・迎入れた仔犬に、いち早く

覚えてもらいたいのは『トイレ』ですね。

なので、どんな風にして『トイレ』を覚えてもらうか?

それをご紹介します。

子犬の成長はとても早いのだ!タヌキ顔の

黒柴ちゃん!2週間で柴犬らしい凜々しさが・・・

 

【トイレトレーニング成功の極意・・・その 

《環境整備を正しく行おう!》

犬は、そもそも清潔を好みます。なので・・・

「安らぐ場所(例えば・・・寝るところ)と、トイレの場所は離す」ことが原則。

家庭の事情で、長時間のケージ生活を余儀なくされる場合では、

並の大きさのケージなら、2つ繋げるくらいの広さが必要です。

そして安らぐ場所と、トイレを両端に置いて、必要な距離を取ってあげます。

 

あと・・・フカフカしたカーペット等は、絶好の間違いやすいスポット。

オシッコを吸い込む所は、トイレになりやすいので要注意です。

 

【トイレトレーニング成功の極意・・・その◆

《とにかく、成功=嬉しい!体験を数多く積ませる》

極端な話し・・・どこでオシッコをしても成功!ぐらいのイメージから・・・

チョット考えれば、そんな工夫はすぐに思いつきますよね。

ケージの中を想定すれば・・・最初は寝るところ以外全てにトイレシートを

敷き詰めちゃいます。そうすれば100%成功!

成功したら、たくさん褒めてオヤツをパクリ!

前回のブログを思い出して!学習の基本は『不快を避け、快に向かう』でしたね。

成功して褒められれば(快)、その行動は強化されます。

 

徐々に、トイレシートを減らしていき、最終的には目的地に誘導できますよ。

 

【トイレトレーニング成功の極意・・・その】

《失敗は叱らない!完全無視に徹します》

トイレの失敗を目撃すると・・・「こらっ!」とか「ダメ!」とか

声をかける・・・これダメッ!

声をかけることは関心を向けられる=『報酬(快)』に繋がる恐れがあります。

また、叱られる=『恐怖』になると・・・飼い主と『恐怖』が結びついて

飼い主のいないところでトイレなんてことにも・・・

なので『完全無視(不快)』落ち着いて処理!が正解です。

 

仔犬のトイレトレーニングは、何よりも・・・

飼い主が愛犬の動き・気配を察知し、正しく場所に誘導し成功させる。

そして報酬(快)!

飼い主のリード・コーチが重要なんですよ。

がんばりましょう!