急に暑くなったと思いきや・・・大雨で気温も急降下・・・

気温の乱高下が続いていますが、飼い主のみなさん、そして

愛犬たちの健康にも、十分注意してください。

 

さてさて、前回から《犬の問題行動》というものに関して

取り上げているわけですが・・・実は、“問題行動?”というのは

それぞれのトレーナーさんによって、区分けが異なるんですね!

ここで、能書きをたれると、多くのスペースを使ってしまうので

詳しい考えは省略しますが、私自身“問題行動”という言葉は

あまり使いません。その代わり《飼い主さんにとってお困りの行動》

という言葉で、対応させてもらっています。

 

 

このブログを書いている最中に・・・

ポッキー登場!

『とーちゃんの膝の上に行きたい〜』

 

膝の上に来るなり・・・

ボロ雑巾のように爆睡し始めました

これは《問題行動》ではなく・・・

可愛すぎる『お困りの行動です!』

 

話を戻すと・・・この間頂いたご相談の中で、最も多かったのは・・・

【(飼い主様の望まない場面で)“吠える”】という行動でした。

これも多くは『無駄吠え!』と表現されますが、動物の行動から考えると、

“意味も無く・無駄に吠える!”という行動はありません(と、思います)。

エネルギーを無駄に消費するのは、生きていく上で不利ですからね!

吠えるのには、吠えるなりの理由があるんですね。

 

理屈っぽいな〜と思われるかも知れませんが、実はここがポイントなんです。

吠えるには、吠えるなりの理由がある!

だったら、その理由を理解し、取り除くこと!

これが、問題解決の基本的な考え方です。

 

よくテレビ等でやってますよね!

「人が家の前を通ると猛烈に吠えまくる犬・・・この問題犬直します!」的なやつ・・・

犬が吠えた瞬間に、大きな音をたてる(ステンレス製の灰皿を投げる・

風船を割る・シンバルを叩く等々)よく言われる『天罰方式』ってやつ・・・

実際、これって効果が見られることがありますね!

私も緊急事態(ご近所からのクレーム等ですぐに直さなければならない等々)には

やむを得ず、この方法を使うことがあります。

 

でもね・・・よ〜く考えてみてください・・・

その犬は、家(自分の縄張り)の前を他人が通ったことに対して“怖い!”

もしくは“警戒”の意味で吠えているんですよね!

そこに、「吠えたら、大きな音がしてビックリした!」怖いから吠えるのを

止めよう!となってしまったら・・・

ただでさえ、“怖い”“警戒”という思いでいるのに、大きな音で“怖い”をかぶせる!

チョット残酷だと思いませんか・・・心のどこかに歪みが生れそうですよね?

 

自分のお子さんが、怖いから泣く!お母さんは、泣き止ませるために、大きな音で

ビックリさせる・・・子供は大きな音が怖いから、怖い時に泣くのを止めよう!・・・

なんてこと・・・あり得ませんよね・・・

 

この場合、『知らない人が怖いから・・・こっちへ来るな!と吠える』

     『俺の縄張りに入り込むな・・・と警戒の意味で吠える』

どちらかの理由が考えられますね!

前者の場合は・・・弱い刺激(この場合は人ですね)から慣らしていき、その刺激を

徐々に強くしていく・・・そして最終的には気にならなくなる!という

《系統的脱感作》という方法が考えられます。

後者の場合は・・・警戒して吠えるという行動を認めた上で、飼い主の指示で吠えを

止めさせる!《ストップシグナル》を教えるという選択もあります。

 

いずれにしても【吠える理由】に光を当てて、理由を取り除くという方法が

愛犬にとって、最もストレスの少ないトレーニング方法になるわけです。

 

それでは、次回・・・『怖いからこっちへ来るな!』と吠えてしまうワンコを

どうやって“吠えなくても大丈夫なんだ!”と変えていったか?

実践編でご紹介したいと思います。

 

次回の登場予定ワンコ

“トラマメくん”です!
 

 

お困りの行動・チョットした相談事・・・

まだまだ募集中です。

下記ホームページから、メールでお問い合わせください!

http://wan-one-wonderful.com

お待ちしています!

 

 

長いような、短いような・・・G/Wが終わってしまいました・・・

全国津々浦々の、お父さん・お母さんお疲れ様でした。

ご家族での楽しい時間(もちろん愛犬も)を満喫できた方も

チョット・・・?という方も、次の楽しみに向かって頑張って

行きましょう!

 

さてさて・・・今回からのテーマは《愛犬の問題行動》について

触れていこうと思っていますが・・・

みなさんは、《問題行動》と聞くと、どんなイメージをお持ちでしょうか?

 

私の仕事は、《家庭犬のトレーニング》です。

もう少し正確に言うと・・・飼い主様に“犬”という生き物を理解してもらった

うえで、愛犬との楽しいコミュニケーションの取り方をお伝えしていくことです。

 

そんなわけで・・・《愛犬の問題行動》と言うものは、飼い主様の捉え方それぞれに

異なるもの!異なって良いもの!と考えています。

 

例えば・・・

家族全員 夕食を済ませ・・・

“とーちゃん”はソファーでくつろいでいます・・・

そこに“ハナちゃん!”・・・「とーちゃん、あたい・・・そこに行きたいんだけど・・・」

“とーちゃん”・・・「テレビ見てるんだからイヤ!」

“かーちゃん”・・・「ハナちゃんに座らせてあげなよ!」

かーちゃんに逆らえないとーちゃんは、渋々席を譲ると・・・

やったね!フカフカだ!

“ハナちゃん”・・・「かーちゃん!とーちゃんをどかしてくれてありがとう!」

 

これって《問題行動》でしょうか?

 

もう一つ例えば・・・

“ハナちゃん”に席を乗っ取られ、渋々イスに座ったとーちゃんに・・・
今度は“ポッキー”が・・・「ねーねーあたいを膝に乗せて!」とせがんできます。

“とーちゃん”・・・「重たいからイヤ!」

ぽつん!しょぼくれた“ポッキー”・・・

 

すると“かーちゃん”が・・・「ポッキーおいで!」と天の声・・・

“ポッキー”・・・「やったー!かーちゃん大好き!」

 

これも《問題行動》???

ちなみに我が家のルールでは・・・問題行動ではありません。

(時には許さない場面もあります)

 

このように『犬の我が儘を許すと主従関係が壊れる!』とか、

『犬が飼い主よりも上の立場になってしまい、問題行動の原因になる』と

主張するトレーナーさんもいます。

 

本当にそうでしょうか???

 

少なくとも、ここにいる『ハナ!・ポッキー!』には、そのような様子は見られず、

とーちゃん・かーちゃんが大好きなわんこたちです。

ちなみに・・・基本的なコマンドは、ほぼ入ります

      食事中にフードボールに手を入れても無反応・・・ていうか・・・唸ったり

      歯を見せる場面もありません

      ブラッシング・歯磨き・目の掃除・・・全ておとなしく受け入れます

 

一昔前と異なり、今の家庭犬は『家族の一員です』

家族の一員として、愛犬には愛犬が望む幸せな環境を提供してあげたいものです。

それは、人(飼い主)が望むとおりの全て・・・ではなく

《人間社会で生きていくための必要なルール》を理解させた上で、

《愛犬のニーズにも応えていく》という

《飼い主と愛犬の協調関係を》構築することだと思います。

 

こんな風に考えて行くと・・・

「あれはダメ!これもダメ!」と言うように、愛犬の振る舞いの“ダメなこと”に

注目し、うまくいかないな〜と、ネガティブ思考になっていたことに気がつきます。

そうじゃなくて、「これがデキタ!あれもデキタ!・・・エライネ!イイコダネ!」

こんなポジティブ思考になれれば、飼い主と愛犬の関係が本当の幸せな関係に・・・

 

こんな“ハッピーわんこライフ”を願ってやみません・・・

 

さてさて、飼い主の皆さんは、愛犬のどんな行動にお困りですか?

次回からは具体的な事例を紹介していこうと考えていますが、

よろしければ、具体的なお困りごとを教えていただければ幸いです。

 

下記ホームページからメールでのお問い合わせで結構です。

是非 ご協力ください

http://wan-one-wonderful.com

メールお待ちしてます・・・

 

 

 

今回のお題は・・・「オイデ!」・・・そう呼び戻しに関してです。

基本的に、愛犬のしつけに関しては・・・

名前を呼ばれたら反応する ⇒ 『アイコンタクト』

愛犬を落ち着かせる ⇒ 『オスワリ』

急な動きだしを防ぐ ⇒ 『マテ』

指示が出れば、飼い主の元に戻ってくる ⇒ 『オイデ』

これらがマスターできれば、飼い主と愛犬の良好な関係が築けると

思っています。

 

実際のトレーニングでは、初期段階(4回程度)でこれをマスターしてもらいます。

するとどうでしょう・・・愛犬と飼い主の協調関係が生まれ始め、“困った行動”と

言われたものが改善に向かいます。

 

 

ポッキーが大好物 “とーちゃんの靴”で

イタズラを企てているところ・・・

かーちゃんに発見されて、未遂で御用!

 

こんな時は《名前を呼ばず・・・「ストップサイン」》で対処します。

 

さてさて・・・『オイデ!(呼び戻し)』成功の秘訣とは・・・

《絶対に成功するシチュエーションで練習を重ねること!》です。

 

ポイントになるのは、『飼い主に呼ばれると(すごく)良いことがある!』を

学習させたいわけですが、外の環境には、もっともっと良いこと・興味あることが

溢れていると言うことです。

例えば・・・興味をそそる匂い・音・お友達犬との出会い・遊び・風に舞う葉っぱ 等々

十分なトレーニングも済んでいない中、そんな環境で『オイデ!』の指示を出しても

愛犬は素知らぬ顔・・・なんてことが・・・

すると・・・飼い主は・・・「ポッキー!ポッキー!オイデ!オイデ!こら!オイデったら!」と

名前と指示を連呼。挙げ句の果てに、トコトコ寄ってきた愛犬に

「こら!ポッキー!呼んだら戻ってこなきゃダメでしょ!」と叱ってしまう始末です。

 

お見事に、呼び戻しを無視するワンコが仕上がります。

 

ここで復習・・・

《愛犬は嬉しい体験(成功体験)から、その行動を学習します》

《名前=嬉しい!の結びつきを作ることが大切》

(だから・・・上の写真にあるように、イタズラを止めさせる時には名前を呼びません)

 

それを頭に置き・・・具体的な練習方法(あくまでも1例です)を・・・

(『アイコンタクト』『オスワリ『マテ』をマスターしていることが前提)

 Г泙困麓柴發任領習・・・

  愛犬の名前を呼ぶ ⇒ 愛犬が注目する ⇒ 飼い主が両手を広げるなどの

  サインを出す ⇒ 飼い主がチョット後ずさり・・・愛犬が来たらご褒美!

 

 愛犬の反応が良くなってきたら、サインの前に『オイデ!』の指示を出す。

 徐々にサインを小さくしていき、最終的には『オイデ!』の指示だけで来るように。

 

◆Ъ,蓮外での練習・・・なるべく他の人・他の犬がいない状態で・・・

  外でも、,できるかどうか確認・・・できたら次のステップ。

 

 

 

 

「ハナ!ポッキー!マテ!・・・」

 

「わかり申した!じっと待つワン!」
 

 

 

「ハナ!ポッキー!オイデ!・・・」

 

「高田馬場はまだか〜急ぎ向かうワン!」
 

 

ここまでは、比較的簡単にいけますよね!・・・それでは・・・

 

:何かに夢中になっている時の呼び戻しは・・・

  △泙任任ていても、いきなり呼び戻しをかけては失敗リスク大!

  なので・・・何かの匂い嗅ぎに夢中 ⇒ 飼い主は少し離れた場所に・・・

  ⇒ 匂い嗅ぎに満足したら、愛犬は飼い主の方にトコトコ・・・

  ⇒ すかさず・・・「ハナ!オイデ!」の指示・・・お見事成功!

  ⇒ とっておきの“オヤツ”をご褒美に使う。

 

まあ〜こんなことの繰り返しで、愛犬の呼び戻し精度を高めて行きます。

他のワンコと遊ぶより、「とーちゃんに呼ばれると良いことがある!」

ここまでできれば、ドッグランでの自由行動も一安心ですね。

 

あっ!忘れてたけど・・・パピーの呼び戻しは、もっと簡単で確実な方法が・・・

このお問い合わせは、メールでもお受けします(下記H/Pを参照してください)。

http://wan-one-wonderful.com

 

 

次回からは、実際の“お困り行動”について考えてみます。

 

今回は、愛犬に絶対覚えてもらいたい『マテ!』『オイデ!』のうち、

『マテ!』ついて考えてみます。

 

その前に・・・あなたの愛犬は、名前を呼ぶとどんな反応を示しますか?

「ハナ!ポッキー(とーちゃんが呼びました)」

「とーちゃん、何かようですか?(byハナ・ポッキー)」

 

 

まずは、愛犬に《名前を呼ばれると良いことがある!》という

イメージを植え付けてください。

名前を呼ばれたら、ご褒美がもらえる・・・“おやつ”・“遊ぶ”・“褒める”等々

決して名前を呼んだ後には“怒らない”がポイントです。

 

無事に、愛犬と『アイコンタクト』が取れるようになったら・・・

次は『オスワリ!』の練習・・・前回のブログで、その方法を説明しているので、

参考にしてください。

 

『オスワリ!』が定着したら、いよいよ『マテ!』の練習です。

 ОΩい法悒スワリ!』をさせ、顔の前に掌を差し出します。

◆1秒待てたら、“おやつ”

:待つ時間を3秒・5秒と徐々に伸ばし、最終的には30秒ほど待てるように練習。

  この時のポイントは・・・待たせる時間をランダムに設定することと、

  失敗(動いてしまう)したら、すぐにできるレベルに落として、成功させること。

ぁЩ間をクリアしたら・・・次は距離・・・

  顔の前に掌を差し出して・・・1歩下がったら、すぐに戻って“おやつ”

  3歩・5歩と距離を伸ばし、最終的には30歩ほど・・・ポイントは、時間の時と同じ!

ァГ海海泙妊リアしたら・・・『マテ!』の指示を出してから、顔の前に掌を

  差し出します。そして、時間と距離を混ぜ合わせ・・・例えば・・・3歩下がって5秒

  待たせてから戻る!等々・・・できるだけ成功できるレベルで練習を重ねます。

ΑШ能的には、手の合図を出さなくても『マテ!』の指示だけでできるように。

 

「ハナ!ポッキー!・・・マテ!」

「とーちゃんの“ヨシ!”が出るまで動かないワン!」

 

ご飯の時はもちろん、お散歩に出かける前に玄関の前で・・・

又、お散歩中に道路を渡る!・・・信号待ちで・・・

様々なシチュエーションで練習をしていきます。が・・・まずは簡単な場面で、数多くの

成功体験を重ねることが大切です。

 

愛犬の《嗅覚・聴覚・そして動体視力》は、我々の想像を絶するレベルにあります。

したがって、飼い主が全く察知できないような事も察知し、興味あるものに対して

いきなり興奮してしまうことがあります。

そして、興奮がMAXに達してしまうと・・・飼い主の指示が入りにくくなってしまう

ものです。

なので・・・お散歩中などに、愛犬が(こちらの望まない)何かに興味を示したら・・・

名前を呼んで『アイコンタクト!』

それでもソワソワしていたら『オスワリ!』の指示

飼い主は落ち着いた態度・落ち着いた声で『マテ!』の指示・・・

愛犬が落ち着きを取り戻したら、お散歩の再開・・・

(上手くできたら、ご褒美を忘れないように!)

 

『アイコンタクト』を取ることで、飼い主の存在を認識させ、

『オスワリ!』『マテ!』で、落ち着いた状態を取り戻す・・・これが身につけば、

いつの間にか、飼い主様のお困りの行動が改善に向かうことも・・・

 

これらのトレーニング方針に関しては・・・ホームページも参照してください。

http://wan-one-wonderful.com

 

ポッキーの記念写真撮影中・・・

後ろのハナちゃんが、何かに注目しています・・・が・・・

(ピン!と前を向いた耳に注目)

「ハナ・・・『マテ!』」・・・こんな具合に使えます

 

次回は、ドッグランなどの自由行動の場面で必須!

『オイデ!』について考えます。

 

 

春!というよりも、初夏の日差しが降り注ぐ中…

お気に入りの公園で記念撮影!

 

『ハナ・ポッキー…はいチーズ!』パシャ!

 

なんと!ハナちゃんの笑顔が撮れました!

 

さてさて…今日のお題は…

『とーちゃんの言うことをきくと良いことがある!』ですね。

これは、飼い主と愛犬の協調関係を作るときの第一歩です。

 

その前に…愛犬の欲求を(できうる範囲で)満たしてあげる!

     (十分な運動…楽しいお散歩・一緒に遊ぶ・軽いトレーニング等)

     安心・安全の信頼感を作る!

     (愛犬の〜嫌だな!怖いな!〜サインを見逃さず対処する)

という、第0歩目が必要なんですけどね…

 

ご存知の通り、犬という生き物は、学習能力が非常に優れています。

そして、仲間と協力して生きる!という社会性も豊富に持ち合わせています。

 

なので、ガイド役である飼い主(飼い主の役割は、前回のブログで紹介しました)に

注目して、協調関係を築こうとする能力を、そもそも持ち合わせている!と

考えてよいと思います。

 

ただし…犬は、人の言葉の意味を、中々人が望むようには理解できません。

(中には、すごい数の言葉を覚えちゃうワンコもいるようですが…)

 

したがって、飼い主と、愛犬との間に、共通言語(のようなもの)を作り上げる

ことが、最初のテーマになります。

 

例えば・・・《オスワリ》を例にとって考えてみます。

飼い主がいきなり「オスワリ!」と指示を出しても、愛犬の反応は ??? ???

なので、《オスワリ》を覚えさせるためには、まず愛犬に《オスワリ》の姿勢を

取らせることが始まりとなります。

 

最もオーソドックスな教え方は・・・

 ОΩい良\茲“おやつ”を示し、匂いを嗅がせます

◆ОΩい良\茲砲△辰“おやつ”を、愛犬の頭の上の方に移動させます。

:すると、愛犬の頭が上がり、おしりが下がり・・・お見事!《オスワリ》達成!

ぁГ垢阿法碧榲にすぐにですよ!)褒めて、ご褒美(おやつ)!

徐々に“おやつ”を持たずに、手の動きだけで《オスワリ》をさせるようにして、

それが定着したら・・・「オスワリ!」の指示を出してから、手の動きで《オスワリ》を

させる・・・そのうち、手の動きが無くても、指示だけで行動するようになってきます。

 

この時の愛犬の気持ちを想像すると・・・

「飼い主から、何かしらの合図か出された時に《オスワリ》の姿勢を取ったら

嬉しいことが起きた!なので、もっと《オスワリ》をするようにしよう!」

こんな感じでしょうか?

(この学習方法を【オペラント条件付け・・・の《正の強化》】と言います)

 

この時の、何かしらの合図が〔手の動き・指示〕であり、

嬉しいことが〔ご褒美(褒められること・おやつ)〕ということになります。

タイトルのように『とーちゃんの言うことをきくと良いことがある!』の一例です。

 

このトレーニングを応用していくと、愛犬は色々なことを覚えてくれます。

ポッキーの得意技!〜連続バイバイ〜です

 

すると・・・それを見ていたハナちゃんが・・・

「あたいもできるよ!」と、笑顔でバイバイ!

 

人間は言葉によって多くのコミュニケーション取っていきますが、

犬は、非言語コミュニケーション・・・ボディランゲージを得意とします。

人間と犬は、得意なコミュニケーションが異なるため、物事を伝える

ためには、共通言語(のようなもの)を築く必要があるんですね。

そして、それができたときには・・・

飼い主も愛犬も・・・とても幸せな気持ちになれるはずです・・・

 

http://www.wan-one-wonderful.com

 

上記ホームページも参照してください。

 

次回は、愛犬に絶対に覚えてもらいたい『マテ!』『オイデ!』を

考えてみます。

 

お花畑の前で・・・

『ハナ・ポッキー・・・フセ!・・・マテ!』

 

写真撮るから動くなよ〜

 

動くなよー〜 動くなよ〜(心の声)

 

パシャ!

 

『ハイご苦労さん・・・ご褒美です!』

 

てな感じです。
 

 

 

 

 

 

前回は、犬のしつけに関して、概念的なことを考えてみました。

そして今回からは、個別的に『どんなことを教えればいいの?』

という観点で考えてみたいと思います。

 

その前に・・・飼い主は、『愛犬にとってどんな存在であるべきか?』

という事について・・・

 

1970年代・・・“パック・リーダー論”が、家庭犬の世界に広まりました。

「犬は、家庭を群れと見なして暮らしている。だから犬を人間世界の

ルールに従わせるには、犬を下位に置かなければならない」・・・てな感じ・・・

日本人風に言えば・・・支配性理論?・・・α理論? ・・・ってやつかな?

 

要するに、「飼い主は常に犬の上の立場であること!」

     「犬は、隙を狙って飼い主の上に立とうとしている!」

     「言うことをきかない犬は、飼い主の上に立っている!」

等々の言い分がまかり通ってしまう要因は、こんな所にあったんですね!

 

私自身、もちろん『飼い主は犬のリーダーであるべき!』という考えに

異論はありません。賛成です。

しかし・・・問題は『リーダーの質』です。

 

「俺の言うことには何でも従え!きかない場合は体罰も辞さず!」

という“ジャイアン的なリーダー論”・・・どこかの国と一緒ですね(笑えませんよ)!

そうしないと、犬は飼い主の上に立とうとする問題犬になる・・・らしいんですね・・・

いうことを聞かない場合は・・・“ロールオーバー”・“ヘッドシェイク”・“仰向けに

押さえ込む”・“マズルをつかむ、叩く”等々・・・色々な技が紹介されています。

 

 А悗海譴蕕竜擦魄Ωい砲けた人!・・・』

◆А悗海譴蕕竜擦鬚けて、愛犬がいうことを聞くようになった人!・・・』

:『その結果、愛犬の笑顔が増え、飼い主の笑顔が増えた人!・・・』

 

 Ν△泙任蓮YES!と答える人が多いかも知れませんね!

実は私自身も“YES"派です。

じゃあは・・・“NO”・・・先のブログでも紹介しましたが、大切な愛犬の笑顔が消え、

言うことはきくが、生気の失われた犬になってしまいました。

 

散歩中に「ハナちゃん(生気の失われた犬)おりこうね!」よく声をかけられました。

確かに、無駄に吠えないし、人に触られてもおとなしい。他の犬に匂いを嗅がれても

されるがまま・・・

確かに“おりこう”です。でも・・・ただ生きているだけ・・・犬生を全く楽しんでいない・・・

ハナちゃんに笑顔はないし、飼い主である、自分自身にも笑顔がない・・・

 

この間違いに気づき、変えたい!という思いから、犬の勉強をすることに・・・

幸いにも、〜PLAYBOW Dog Trainers Academy〜という素晴らしい学校に恵まれ、

又、素晴らしい多くの著書等に巡り会え、自分なりに答えを導き出すことが

できました。

 

それは・・・【飼い主と一緒だと安心・安全・・・そして楽しい!母親・父親の役割】

     【愛犬が人間社会で生きるための、ガイドを勤める】

それこそが、愛犬も飼い主も笑顔になれる『リーダー』だと・・・

 

『ハナ(柴)、ポッキー(トイプー)』お昼寝中に呼んでみました!

『とーちゃん!何して遊んでくれるの!(て、言ってるみたい)』

こんな娘達が・・・飼い主の上に立とうと悪しき企みを・・・

そんな風には思えませんが・・・

 

 

たくさんの勉強を重ねた結果(まだまだ学ぶべきことはたくさんありますが・・・)

この娘達にガイドしてきたことは・・・

 

 А悗函爾舛磴鵝併瑤ぜ隋砲慮世Δ海箸鬚くと、良いことがある!』

◆А悗函爾舛磴鵑醗貊錣世函怖いことがおこらない!』

:『いいことをすると褒められる!』

ぁА悒瀬瓩覆海箸鬚垢襪肇好肇奪廚離汽ぅ鵑出る!』

 

概ね、こんな所でしょうか?

次回からは、 銑い如△匹鵑覆海箸鬚靴討たのか?

具体的に現してみたいと思います。

 

 

“ポッキー”仰向けになって、胸をブラッシング中・・・

『とーちゃんに抱かれると・・・眠くなっちゃうワン・・・』

 

 

 

 

 

“ハナちゃん”も同じ胸をくブラッシング・・・

『あたいは、まだトラウマがあるので・・・

少し緊張するワン!』
 

 

 

上の写真は、学校で教わった“リラックスポジション”の一部です。

こんな風にしてくれると、お手入れの時に、とっても助かります。

 

ちなみに・・・“ハナちゃん”は日本一リラックスポジションが上手な

柴犬です(親バカ自慢でした・・・チャンチャン)!

みなさんは、『犬の訓練士』と『ドッグトレーナー』の違いを

ご存知ですか?・・・

 

ちなみに・・・『犬の訓練士』とは・・・

    「人の命令を忠実に守って行動するように調教する」

    「軍用犬・警察犬・盲導犬・聴導犬等々の仕事を覚えさせる」

    「会社で言うと・・・上司と部下の関係に似ている」

 

    ・・・『ドッグトレーナー』とは・・・

    「家庭犬としてのマナーを教えるなどの、しつけ全般をおこなう」

    「攻撃性の回避・散歩中の引っ張り等々家庭犬の困った行動を修正」

    「家庭で言う・・・親子の関係に似ている」

 

昨今は、訓練士と呼ばれる方も、家庭犬のしつけに尽力されているようですが、

そもそもトレーナーとは、コンセプトが異なるため、愛犬にどうなって欲しいのか?

飼い主自身が良く吟味して、依頼先を決める必要があります。

 

さて、今回のテーマは《犬のしつけ》というものについて、考えてみたいと思います。

私が考える“しつけ”の定義は・・・

    《犬が、人間社会で生きていくために、人(飼い主)の決めたルールを理解させ

     守ってもらえるようにする!》ことです。

 

そのために、一番大切なことは・・・『犬という動物を知る!』と言うことでしょうか?

当たり前の事ですが、犬は犬という動物であり、人とは違います。

そして、犬には犬としての生得的欲求があります。

“食べる”“眠る”“排泄をする”という当たり前のことから“動くものを追いかける”“探索をする”

“遊ぶ”“運動をする”等々、人にはチョット理解できないような事まで・・・

 

まずは、その欲求を(できうる範囲)満たしてあげる必要があります。

そのためには、『上手な散歩』は必須。そして『一緒に遊ぶ時間を設ける』こと。

やりたくないことは、『長時間狭い場所(例えば、ケージ・クレート等)に閉じ込める』

『長時間リード(鎖)で動きを制限する』ことですかね・・・

 

『散歩』や『遊び』で十分エネルギーを発散させ、『軽いトレーニング』で、頭を使わせる!

そして『食事』でお腹が満たされれば、自然にバタンキュー・・・お休みモードに突入。

(犬の意思でケージ・クレートに入ることは全く構いません)

そんな風になれば、犬の動きを制限する必要は全くありませんよね!

 

『楽しくお散歩』⇒『軽いトレーニング』⇒『おいしいご飯』の後は・・・

ムニャ・・・ムニャ・・・ぐっすりお昼寝です。

「その場所・・・とーちゃんのソファーなんですけど!」

 

 

基本的な犬の欲求を知り、できうる範囲でそれを満たす・・・

これができれば、多くの『飼い主にとって困った行動』は改善に向かいます。

 

あれ?『飼い主にとって困った行動』??? 『改善に向かう』???

そうなんです!実は、愛犬の困った行動の多くは、『愛犬にとっては当たり前!』

でも、『飼い主にとっては困った!』という事なんですね。

 

例えば・・・ピンポンが鳴ると吠え続ける・・・

    『とーちゃん!誰か来たぞ!怪しいぞ!警戒警戒!』という犬風の警戒サインです。

 

    散歩中に急に引っ張り、草むらの匂いを嗅ぎだした・・・

    『ここは、こいつ・あそこは、あの娘が通ったぞ!』

    人が視覚(目で見て)で判断することを、犬は嗅覚(匂いを嗅いで)で判断します。

 

こんな場面で、あなた(飼い主)は、愛犬にどのように振る舞って欲しいのですか?

人の都合をすべて押しつけるのでは無く、愛犬の振る舞いと、人の都合に折り合いをつける!

要するに、 《飼い主と愛犬が協調関係を築く》

これが、私の考える(学んできた)しつけの本質です。

 

そのためには、『愛犬の基本的な欲求を知る』⇒『それをできうる範囲で満たしてあげる』

⇒『飼い主側が必要なルールを設ける』⇒『愛犬に必要なルールを教える』という流れが

必要になります。

ところが・・・ところが・・・犬は、非言語コミュニケーションの達人(犬)であるのに対し、

人は、言葉のコミュニケーションを中心とするので、お互いの意思疎通がうまく運びません。

そこが難しくて・・・そして、たまらなく面白いところなんですけどね・・・

 

それを、楽しく・正しくお教えしていくのが、 “wan-one-わんだふる” のお仕事なんです。

 

 

 

因みに・・・“ハナちゃん”“ポッキー”は、ピンポンに吠えます!

私自身が、「とーちゃん!怪しいやつが来たぞ!」という警戒発令を“是”としたからです。

でも、吠え続けさせないために、『ストップシグナル』を出して、吠えを止めます。

 

“ピンポーン”⇒『ワゥオーン(ハナちゃん)・ワキャンキャン(ポッキー)』

⇒前に立って・・・「はいストップ!(とーちゃん)」⇒「こっち来て!はいオスワリ!(とーちゃん)」

⇒ハナちゃん・ポッキーはソワソワしながらもオスワリの最中・・・来客者去る・・・

⇒「はいオリコウ!ご褒美!」・・・こんな流れで対処します。

 

その他にも・・・ピンポン=誰か来た=怖い・不安・・・という流れを

       ピンポン=誰か来た=わーい!嬉しい・・・という流れに変えることで、吠えを

止める方法もありますね。

要は、飼い主が愛犬に“どうして欲しいのか?”というルール次第で、行動は変えられるのです。

私の場合は、警戒発令は本能的にOKなので、吠える行動は“是”としています。

 

 

 

 

トレーニングの最中に、遠くで他の

“わんこ”を発見!

妖しい雰囲気を感じたので・・・

 

「ハナ・・・ストップ!・・・フセ!」の指示

 

 

手前にいたポッキーも何やら

感じ取った様子・・・

 

 

「ポッキー・・・ストップ・・・フセ!」

 

ありゃ・・・オスワリで

止まってしまいました・・・

 

まあいいか!・・・

 

 

 

今回は、“しつけの概念的なこと”に触れましたが、

次回からは、“しつけの個別的な要素”について

触れていこうと考えています。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在の日本の状況では、「仔犬をペットショップから迎える!」

というパターンが最も多く見られるのではないでしょうか?

 

昨今、動物愛護の問題がクローズアップされ、悪質なパピーミルが

話題になり始めたこと・無責任な飼い主による飼育放棄問題・

大切な命を守ろうと無償の愛を注ぎ込む人々 等々の話題が取り上げ

られるようにもなってきました。

 

そして、保護施設から“保護犬を迎入れる”飼い主も増え、また

“ブリーダー(良質な)から仔犬を迎える”飼い主も増えてきたと聞きます。

 

しかし、「ペットショップから迎える!」飼い主はいまだに多く、

それ故に生じる問題が、後を絶たないという現実をもたらしてもいます。

中には、大切な仔犬の時期を“ガラスショーケース内で展示販売”する

問題を理解し、生体販売を止める!ペットショップも出てきたし、

スタッフ達が販売用の仔犬を、なんとか社会化しようと努力している

ショップも散見します。

 

商売である以上、利益を追求する!という意見もあるのでしょうが、

それを、犬生(犬の一生)・生命を材料にするとは・・・なんとも

悲しい現実ではあります。

 

さて、ペットショップで犬を迎えると・・・「3回目のワクチンが終了するまで

お散歩はしないように!・・・」注意されますよね。

一般的に、1回目のワクチンは、生後45日〜60日頃を目安に接種されます。

その1ヶ月後に2回目のワクチン・・・3回目は、その1ヶ月後・・・

要するに、生後4ヶ月程度は外に出せない!という理解になってしまいます。

 

もう一度おさらいすると・・・犬の社会化に最適な時期は・・・

『3週齢〜12週齢(3ヶ月)』と言われています。そして、4ヶ月を過ぎる頃

から、好奇心よりも警戒心・恐怖心が強くなる・・・

ということは・・・お散歩に出て、初めて見るものは・・・警戒・恐怖の対象に・・・

 

4ヶ月を過ぎてお散歩デビュー!・・・向こうから来るワンコに「初めまして!」の

ご挨拶!・・・「可愛い子犬ですね!」と声をかけてくる人に対して、頭をなでて

もらおうとする!・・・飼い主が、善かれと思って取る行動です。

しかし、愛犬からすると・・・「なんじゃ!あのワンコ・・・怖いよ・・・あっち行って」

「ひゃー!手が上から襲いかかってくる!」そして最悪なことが・・・

「僕がこんなに怖い思いをしているのに、飼い主は守ってくれない!」と・・・

飼い主が信頼できない、恐がりな犬が出来上がってしまいます。

 

じゃあどうすればいいの?・・・感染症から守る!という観点からは、3回目ワクチン

終了後のお散歩デビューが正解なのでしょう。でも、愛犬が前向きで、明るく

楽しい犬生を過ごすためには、社会化が欠かせません。

 

(あくまでも私見で有り、最終判断は飼い主自身が下すことですが・・・)

私の場合は・・・2回目のワクチン終了後に、ポッキー(トイプーです)のお散歩を

デビューしました。ブリーダーさんから、「3回目のワクチンは念のため!」という

アドバイスを頂いていたので・・・心配ならば、抱っこして、外の環境に慣らす・

他のワンコを見させる・他の人に合わせる・触らせる等々の工夫もできますよね。

草むらが不安なら、舗装道路だけを歩かせるとか・・・ワンコを買っている知人の家に

遊びに行くとか(もちろんワクチン接種済のお友達ワンコ)・・・

とにかく、何もせずに、家の中にいるだけ!というのはダメです。

度の過ぎた恐がりは、強烈なストレスを生みます。そしてそれが長く続けば

心が壊れます。そんな愛犬を見る飼い主は辛いし、なにより愛犬自体が日々

辛い思いを強いられることになります。

 

愛犬が感染症にかかるリスク・愛犬が社会化不足で問題犬に仕上がってしまうリスク・・・

どちらを取るか?二者択一の選択ではない方法・・・人にはその知恵があると思います。

愛犬のためにも、飼い主の幸福感のためにも、知恵を絞る必要があるんです。

 

実は、私自身にも、そのような知識が無く、先住犬の“ハナちゃん(柴犬)”には

辛い思いをさせ続けてしまいました。前述した“ポッキー”は、ブリーダーさんの

アドバイスのおかげで、たまたま社会化ができたに過ぎません。自分の失敗、

そして後悔があるからこそ、他の飼い主様にもわかってもらえたら・・・そんな思いです。

 

 

【先日・・・ハナちゃん・ポッキーとお散歩を楽しんでいた時です・・・】

【目の前に・・・ナント・・・大量の天然の“かもさん”が現れました!】

 

【超・・・ビビりまくって固まる“ポッキー”】

 

【“ハナちゃん”も、さぞかし怖がるだろうなー】

【あれ?意外にも・・・かもさんをポインティングです】

 

【そして・・・猛追! いいぞ!もっと元気になろうね!

 かもさん・・・脅かしてごめんなさい!】

 

二匹とも“かもさん”の社会化なんてできていなかったけど・・・

こんな反応がみられました。

 

人間社会で生きるルールを理解してくれて・・・

元気で明るく、犬らしく振る舞う愛犬の姿・・・

 

 

こんな姿を見ることも、飼い主として幸せな一時です。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回から、 《犬の社会化とは?》 に関して考えていきたいと

思います。

基本的に“社会化期”というものは、ほとんどの哺乳類に存在

しています。これから生きていく環境に順応していくための

準備期間(とても大切な・・・)と考えれば良いのでしょうか?

 

犬の場合は、様々な研究から《生後3週齢〜12週齢》というのが

最も大切な時期とされています。

この期間に《どれだけ多くの、そしてポジティブな経験を積ませるか!》

それによって、愛犬の性格には大きな影響を受けることになります。

 

社会化の大切さに関しては、ホームページでも触れているので、

そちらも参照してください。

http://www.wan-one-wonderful.com

 

飼い主が、愛犬の社会化期に行うべき具体的なことは・・・

 Г燭さんの他の犬に会わせること

  雄犬・雌犬・成犬・幼犬・大きな犬・小さな犬 ets・・・

  そしてできるだけ、楽しい経験を積ませること。

◆Г燭さんの人に合わせること

  男性・女性・老人・子供・眼鏡をかけた人・帽子をかぶっている人 ets・・・

  そこでも、人と会うことは楽しい・嬉しい経験にさせることが大切です。

:様々な環境を体験させること

  車・電車(踏切)・自転車・バイク・その他生活環境音 ets・・・

  ピンポン!の音に慣らしておくと、この後楽になります。

ぁГ修梁・・・

 

社会化期は、好奇心が旺盛で、様々な経験を受け入れていきます。

が・・・生後16週齢(4ヶ月)を過ぎると、好奇心よりも、恐怖心・警戒心が

強くなり、初めて見たもの・経験に対し、慣れるのがどんどん難しくなっていきます。

 

『家の子(愛犬)は、他のわんちゃんを見ると吠えかかってしまうの!』

『家の子(愛犬)は、他の人が近づくと唸ったり、噛みつこうとするの!』

こんなお悩みをお持ちの方は、ほとんどの場合で、社会化不足が原因となっています。

 

犬が威嚇的・攻撃的な行動を取る理由は、多くの場合、恐怖・警戒に対する

反応です。社会化期に経験していなかった事柄に、その後巡り会った場合、

恐怖心もしくは警戒心を抱き、それを避けようと、威嚇・攻撃行動を起こします。

そして、それが避けられれば、『こうすれば避けられた!』と犬が学習し、

その行動(威嚇・攻撃)が強化されることになります。

実際、これまでのトレーニング依頼のほとんどが、社会化不足から来る

(人間にとっての)困った行動というのが実情です。

 

では、wanoneわんだふる のパートナー犬 “ハナ”と“ポッキー”の実情は・・・

 

〔ポッキーは、たくさんのお友達と遊ぶことができます

 この時は、その他にも10匹ぐらいのお友達がいました!〕

 

〔ハナちゃんは、お友達との遊び方に自信がありません!〕

 

以前にお話していましたが、ハナちゃんは大切な社会化期の多くを

ペットショップのガラスケース内で過ごしたのに対し、ポッキーは

ブリーダーさんの元で、兄弟犬と共に過ごしていました。

 

その経験の有無は、4歳になった今でも、こんな違いとして現れてしまいます。

 

2匹とも幸いに、他の犬や人に対して、威嚇・攻撃行動は見せませんが

犬生を楽しむ!ということに対しては、大きな違いができてしまいました。

 

さて、犬の社会化に関してザッと触れてきましたが、実はこの社会化に関しては

もっと深い問題があるんです。

次回は、犬の社会化に関して、もう少し突っ込んだ問題にふれていきます。

 

犬を飼うということ!

犬と生活を共にするということ!

その知識が乏しいまま、仔犬のハナちゃんを迎えた結果、

『ハナちゃんの笑顔を奪ってしまう!』という愚挙を

犯してしまいました。

 

犬は常に群れの順位付けを意識し、隙あらば飼い主の上に

立とうとする。それを阻止し、飼い主が常にリーダーたれ!

そうしなければ、言うことをきかない問題犬になる。

(お日様の暖かさに誘われ・・・ウトウトするハナ!ポッキー)

 

本当にそうでしょうか?

日向ぼっこでウトウトするこの二匹に、飼い主の上に立とうという

悪しき企みがある!・・・とはとても思えないのですが・・・

 

それでも、愚挙を犯し、ハナちゃんの笑顔を奪った事実は変えようがありません。

『ハナちゃんの笑顔を取り戻したい!』その思いもあり、犬との正しい接し方を

学ぶ目的で、PLAYBOW Dog Trainers Academy に入学しました。

 

そこでは、犬という生き物の特性を基本から学ぶこと!

犬との接し方の基本的な考え方・行動の仕方!

(人と共に生活するに当たって)正しい行動は、褒めることによって、その

行動の発生頻度を増やしていくこと!

間違った行動を止めるためのキューを理解させること!等々

これまで読んできた『支配性理論?(α理論?)』などの要素とは無縁の

ものでした。

 

日本における飼い主の一般的な犬の扱いは、叱って言うことをきかせる!

ダメな行動にポイントを置き、ダメダメ!を連呼する!・・・等が多く見受けられ、

正しい行動を褒めて伸ばす!スタイルは、あまり浸透していないように感じます。

 

そういう自分もその一人であり、結果として、犬が犬らしく幸せな犬生?を

過ごせない・・・心に傷を付ける・・・心を壊してしまう・・・そんなことは望んでも

いないのに・・・ハナちゃんは、その犠牲者(犬)の一人(一匹)なのです。

 

こんな辛い思いをする犬、そして飼い主を少しでもいいから減らしていきたい!

その思いから、トレーナーとして役に立てることは無いか?お伝えすべき

ことは無いか?と、このブログも書かせてもらっています。

 

それでは、この章でお伝えすべき『仔犬を迎入れる時の注意点』について

我が家の事例を基に触れていきます。

 

迎えるに当たって、最も大きな違いは・・・

『ペットショップから迎えた“ハナ!“』

『ブリーダーから迎えた“ポッキー!”』ということです。

仔犬が心身共に健康でいるためには、幼少期の過ごし方はとても大切です。

 

幼少期をペットショップのガラスショーケースで過ごし、様々なストレス

(見知らぬ犬の匂いや鳴き声・見知らぬ多くの人間・落ち着いた睡眠が取れない 等々)

に晒されていた“ハナ!“は、迎えた時から、とても神経質な行動を見せました。

例えば・・・チョット興奮すると、尾を追い回す!

               前足を訳も無くなめ回す!等

軽い常同障害を抱えていました。

 

それに対し、ブリーダー宅で兄弟犬と共に過ごしていた“ポッキー!”は、

迎えた直後から、先住犬である“ハナ!”に遊びをふっかけます。

そして何より、人に甘える仕草がとてつもなく上手でした。

 

犬の行動学の研究から・・・『仔犬は生後8週間、親・兄弟と共に生活させるべき』

という報告があります(一般的にいう8週齢問題です)。

その間に、兄弟犬との遊びから、ボディランゲージ(犬の言葉使い)を学んだり、

咬む力の抑制を学んだり、母犬から精神の安定等々を学んでいきます。

逆の観点からいうと、それ以前に親・兄弟から引き離された仔犬は、そのような

ことを十分学べないことになります。

 

正しく幼少期を過ごした犬と、そうでない犬・・・犬として正常な振る舞いが

見せられるか否か?・・・精神的な安定度に大きな違いが生じてしまうのです。

 

その他にも、親犬(母親)の資質(性格)・幼少期を過ごす生活環境等の

チェックも大切です。性格面・健康面での遺伝的な問題は大丈夫か?・・・

不必要なストレスに晒されていないか?・・・そのあたりを十分吟味して、迎入れる

犬を選んでいきましょう。

 

犬に対する勉強を始めたことで、ハナちゃんへの対応を改めることができました。

それでも1度傷ついた心は簡単に元には戻りません。

それでも、ハナちゃんの笑顔を取り戻すことが、自分の責任だと思っています。

 

《お家の中でリラックス!》

 


《ムニャムニャ・・・なにやら寝ぼけている様子

 少しずつですが、こんな姿が見られるように

 なってきました!》

 

 

 

 

次回からは、『仔犬を迎えたら・・・大切な社会化』に関して

触れていきたいと思います。